本町通りの散策後、今年で六回目を迎える「犬山城下町おひなさまめぐり」へ。
まづは旧磯部家住宅へ。
毎年この時期になると見せていただいていますが、いろいろな時代のお雛様がぎっしりと並ぶ
ここ旧磯部家のお雛様の展示はその中でも圧巻です。
今年も可愛いつるし飾りがいっぱいありました。
入り口付近にはこんなお雛様も、、、
何とも趣があり、今のお雛様とは違う風格がありました。
今や貴重なお雛様ですね。
旧磯部家は江戸期に呉服商を営んでいたそうです。
主屋は江戸時代の建築で、とても趣があります。
間口は狭く、まさにウナギの寝床ですが、主屋から土間を通ると奥には中庭、中座敷、土蔵などがあり
この時期その土蔵の中にもお雛様が展示されています。
中庭に出ると、、、ここにも和服を着た若い女性の姿が、、、
後ろからということで一枚撮らせていただきました。
華やかでいいですね。
立派な土蔵です。
この土蔵は明治期に建てられたものとか。
中に入ると、、、
ここにも何組かのお雛飾りが並んでいます。
屋根に鯱の飾りをもった神殿づくりのような変わった珍しい飾り方です。
この時期はこのお雛様を見学に来る人が多く、この日も外国からの観光客もチラホラ。
日本の素晴らしい伝統の文化ですね。
寒い今年の冬に我が家のお雛様もまだ出していません。
今年はここでお雛様を楽しませていただきました。
街中に戻り店先に並んだお土産の中に、こんな変わった物を見つけ二つほど買ってきました。。
棒の上に並んだ小さいサルボボがいっぱい!!
お店の中に入りじっくり見せていただき、お店の方ともちょっとおしゃべり。
これは「南天九猿」と言い”難を転じて苦を去る”の意で、南天の船に乗った九匹の猿が、
難を持ち去り、良い方向に導いてくれるという縁起物だとか。
サルボボのお猿さんの着物は、ちりめんでできていて、顔は風船かずらの種だそうです。
先頭のお猿さんは、八匹のお猿さんを従えて船頭の役割をしているのだとか。
号令をかけながら、いっぱい積んだ難を運び去ってくれているのでしょうか??
この南天九猿の飾り物は、85歳のおばあちゃんが一生懸命手間暇を惜しんで作られているとか。
さっそく我が家の玄関飾りに並べてみました。