風のたより

つれづれに

海沿いの遊歩道

2009-12-24 | オーストラリア滞在記  その2



     到着の日以外はここ数日シドニーの街にはいつも爽やかな風が緩やかに渡っています。
     先日は娘と車でシドニー郊外に出掛けました。

     先ずは前回来た時に案内されすっかり気に入ってしまった海沿いの高台に広がる
     Waverley Cemetry (ヴェイバリー墓地)
     青い海と空をバックに今日もWaverley Cemetry(ヴェイバリー墓地) は静かに
     佇んでいました。




     墓地とは言っても、まるで彫刻郡のような道が海岸縁までづっと続いています。
     日本のお墓はどうしても暗くジメジメとしたイメージになりがちですが、ここは
     カラッと明るく、まるで私には天国に近い散歩道でもあるパラダイスのように感じました。
     前回も“こんな所に寝れるならいつ死んでもいいな!!”と言い娘に苦笑されました。


     たしか前回来た時には、日本で有名になったあの歌が流れている頃だったと思います。
     ~~~~~私のお墓の前で泣かないでください、そこに私はいません、眠ってなんか
     いません~~~~~




     この墓地の下あたりから海岸沿いに沿って長い遊歩道がつづいています。
     前回来た時には歩いていない道です。
     高台の墓地からはこれから行くBondi Bay (ボンダイビーチ)が遠くに見えました。
     往復で2時間かかるコースだそうです。
     さあ!出発!!!





     長い海岸線がどこまでも続き、澄んだ空気と青い海が広がる気持ちのよい遊歩道です。
     海岸線は、Bronte Beach (ブロンテビーチ) Tamarama Beach, (タマラマビーチ)
     と続き、最後は一番有名なBondi Beach (ボンダイビーチ)に繋がっています。





     真夏のビーチには泳ぎのほかにヨットやサーフィンを楽しむ人も多く,みな三々五々
     夏の海を楽しんでいます。

     海岸沿いには高級マンションや個人の豪邸がずらっと並んでいます。
     季節柄かベランダの手すりには梯子を登るサンタさんの飾りが海風に揺れています。

     毎日こんな風景を眺めて暮らせるなんて最高でしょうね!!
     でも“塩害や風害はないのかな?”なんでつまらないことを考えるのは、負け惜しみですね。




     やっとボンダイビーチまでやってきました。
     最初に主人とシドンーに来た時泊まったホテルがすぐ近くにありますが、今は改装さ
     れてガラス張りの綺麗で立派なホテルに変わっていました。

     ここで一休み!!
     ここで買ったマンゴージュースの美味しかったこと!!
     白いかもめが群れになって緑の芝生の上を楽しげに飛び回っています。
     こんなにまじかにかもめを見ることも久しぶり。
     娘とベンチに腰掛けひとしきりおしゃべり。、、、でも話がつきません!!






     この後また1時間かけて墓地まで戻り、次に週一回行くというマーケットでの買い物に
     付き合いました。
     共稼ぎの娘たちにとって週1回の買い物は一仕事のようです。

     オーストラリアは果物が多く、野菜売場にはいろんな果物が溢れています。
     特にマンゴーが美味しく生のマンゴーを皮ごと半分から切り、賽の目に切り込みを入れえて
     くるっとひっくリ返して弓なりに盛り付けた物を食べると最高!!

     毎朝娘が出してくれるフルーツサラダもリンゴ、キューウィ、オレンジ、イチゴ
     と色とりどり。





     週1回の買い物はいつも大きなカートにいっぱいのようですが,今週はクリスマス
     休暇に入り、マーケットもしまってしまうのでいつも以上にストックがいるとか。

     やっぱりオーストラリアは新年よりもクリスマスの方が大切のようで、日本のクリスマス
     とは違いクリスマスには家族一緒に過ごし、クリスマスを当て込んだ商戦もまったくなし。

     それにしてもこちらのカートの大きさには驚きです。
     今日もカートいっぱいの買い物でした。




     “マドンナのブラ”と言われているアンザックブリッジを渡り郊外のマーケット
     より娘のマンションのあるシドニーの中心街に戻ったのはもう夜8時過ぎ。

     付けていた万歩計は18000歩以上、よくしゃべりよく歩いた一日でした。