風のたより

つれづれに

     藍色と私

2008-06-12 | 有松絞り祭り
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“青は藍よりいでて藍より青し”と言う言葉がありますが、青にしても藍にしても
深く青い藍の色は、なぜか私の一番好きな色です。

先日行った有松絞りまつりでは、たくさんの藍染めの浴衣や着物を見てきまし
たが、初夏の今の時期には事のほかこの藍染の浴衣が涼しげに見えました。

今回は藍染めの絞りのテーブルクロスではなく、一目ぼれしたこんな染めの
テーブルクロスをお土産に買ってきました。
家に戻り掛けて見ると、ぐっとお部屋がしまって見え、大きさもピッタリです。


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赤紫の大ぶりのガラスの花器には今真っ盛りのドクダミの白い花を入れて。
玄関のこの花器の下には、やはり染めのテーブルセンターを敷いて、、

白いデンファレの花にも藍の入ったテーブルセンターはちょっと涼しげです。
これも今回テーブルクロスと一緒に買った染めのテーブルセンターです。

そして気がつきました。
我が家にはなんと藍色が多いことか、、、、
あちこちに目をやると、ありました、ありました藍色が、、、


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キッチンのテーブルクロスも藍なら、その脇にあるカーテンも藍色が、、、、
そして冬場よくモモスケ君がちょこんと座っているこのお座布団も藍ですね。

このお座布団カバーは以前はテーブルセンターだったものを作り変えた物で、
鳴海に住んでいたとき習った絞りです。
もう何年使っているでしょう。
良く見ると生地もかなり傷んできて一部切れてきています。
二十数年も前に作ったもの、無理もありません。





そしてこれが当時習った鳴海絞りのテーブルクロスです。

確かこのテーブルクロスのほかにも暖簾や座布団カバーや巻きスカート
を作った筈ですが、いつの間にかなくなり、残っているのは今ではこのテーブル
クロス一枚になりました。
年数もかなり経っていますが、藍の色は今でも褪せず鮮やかです。

私が藍色を特に好きなのは、このとき習った絞りの藍が大きく影響している
のかもしれません。
自分があまり意識しないうちに影響を受けているものって以外にあるもの、、、

そういえば、このブログのテンプレートも無意識に濃い青というか藍色を選ん
でいました。
やっぱりこの深い藍色は私のお気に入りの色になりました。

     有松絞りまつり    その①

2008-06-09 | 有松絞り祭り
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  先週の土日「第24回有松絞りまつり」が、有松町の東海道一帯で行われました。
  今年は開村400年という節目の年で、それを記念した多彩な催しがありました。

  ここ有松町は有松絞りで有名な所で、お隣の鳴海と並び絞りの産地として東海
  地方では良く知られています。
  懐かしくなって出かけてみました。

  実はこの有松町と並んで絞りで有名なお隣の町の鳴海に、横浜から転勤
  してからの4年間社宅住まいをしていました。
  そんな関係から電車で一つ目の有松には何度か行ったことはありますが、
  それももう二昔も前のこと。


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  久々に有松の駅に下りてみると、駅前の大型スーパー店を初め駅周辺が
  すっかり綺麗に整備され近代的に変貌していました。
  駅も高架になって整然としています。
  昔はもっと小さい駅だったのにその変貌振りにちょっと戸惑ってしまったほど、、

  さっそくお祭りで賑わう街中に行ってみました。
  絞りの産地だけあって今日は特に絞り一色、、、
  どっちも向いても絞り、、、絞り。

  「ユカタストリート」に並んだ藍染めの絞りの浴衣が鮮やかです。
  今日は家族全員絞りの浴衣姿のこんなご一家も、、、


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  今日は市価より格安でお目当ての絞りが手にはいる初日とあって,街中は
  もう凄い人出です。
  絞りの浴衣を着た若い女性もいっぱい。
  そしてさすがに絞りの産地だけあって設けられた休憩所のテーブルクロス
  も藍染めの綺麗な大判が敷かれていました。

  午後から“まちなみツアー”に参加しボランティアの方から日頃は見れない
  路地裏や隠れた名所などを教えて頂きました。
  東海道五十三次の有松の宿にふさわしく街中には人力車も登場。

  町の中心地には江戸、明治、大正、昭和の建物が並んだ一角があり、
  時代によって屋根の高さが違うとか。

    有松絞りまつり    その②

2008-06-09 | 有松絞り祭り
< フォトメイトさんも人力車に乗って';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<浴衣姿の買い物客';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<彩りも鮮やかな浴衣姿で';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<浴衣に日傘姿';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<涼しげな絞りの浴衣で';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<ちびっこ達も絞りのシャツでおめかし';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<人力車のお兄さんも絞りのシャツで';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<今日も大勢のアマチアカメラマンが';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<
フォトメイトさんも人力車に乗って
<休憩所の素敵な絞りのテーブルクロス';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<藤原紀香さん着用の十二単';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<絞りの障壁画「竹林豹虎図」';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<東海道五十三次の有松の宿を絞りで';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<奥座敷も開放された竹田邸';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<いろいろの技法の絞り染め';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<ユカタストリートに並んだ数々の絞りの浴衣';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">
<今も残る東海道の面影を偲ばせる町並み';ari.filters['DXImageTransform.Microsoft.Slide'].play();">


ソースはnon_nonさんよりお借りしました。

  今回の呼び物はいくつかありましたが、その一つが、名古屋城の本丸御殿復元
  を記念して作られた障壁画の「竹林豹虎図」。

  有松鳴海絞りの伝統技術と名古屋友禅のコラボレーションで製作されたこの
  展示の前には人だかりが、、、

  そしてもう一つ一段と人だかりが多かったのが、女優藤原紀香さんが結婚式に
  着られたと言う十二単の展示でした。
  十二単をまじかで見たのは初めてです。
  やっぱりかなり豪華ですね。

  絞りの展示会場も普段はなかなか入れない老舗の奥座敷が公開され、お庭の
  拝見をかねながら目の保養をさせて頂きました。

  お茶室のある竹田邸は有松絞りを始められた由緒ある老舗です。
  道筋の古いお店の中まで入り普段では見れない江戸時代の商家の佇まいを
  見ただけでも往時が偲ばれ江戸時代にタイムスリップした感じでした。

  ここ有松は、東海道五十三次の面影が残る貴重な町並みです。

  今回も字数の関係で2回に分けてのUPになりました。
  恐れ入りますがコメントは①の方にお願いいたします。

     そら豆ご飯 !!!

2008-06-06 | Weblog


先日畑をやっている知人よりそら豆をいただきました。
ふっくらとふくらんだ緑色の鞘がつやつやしています。
いただいた時に“豆ご飯にするのが一番美味しい”とのことでした。
“ちょっとお赤飯のようにもなる”と、、、、、

ふっくらとふくらんだうぐいす色のそら豆ご飯を想像していたので、“お赤飯のよう”
と言う言葉に不思議に思ったのですが、、、




緑の鞘を開けてビックリ!!!
なんと普通のそら豆の中にに小豆色のそら豆が入っています。

うぐいす色のふっくらとしたそら豆が出てくると思っていたので、これにはビックリです。
今までに見たことがありません。
そら豆にこんな小豆色があるとは知りませんでした。

それにしてもうぐいす色と小豆色のそら豆が並ぶとなんだかとってもゴージャス!!
鞘から出してしばし眺めてしまいました。




これってそら豆の新種なのでしょうか?

そら豆の中の赤そら豆のようですね。
短い期間にしか採れないようで、自家採種していると、長い間にこのような
小豆色や黒色の実が出来ることがあるんだそうです。
つやつやと小豆色に輝くお豆はまるで宝石のよう、、、

そら豆というとイギリスの童話の「ジャックと豆の木」を思い出しますが、あの時
のそら豆はたしかうぐいす色でしたね。


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画像がマウスオンです。

早速お薦めの豆ご飯を作ってみました。

豆は鞘から出して塩茹でしてから取り出し、茹汁は冷ましておきます。
その後洗っておいたお米に煮汁を戻し昆布とお酒を加え普通に炊きます。
炊き上がってから塩茹でし薄皮をむいたそら豆を加え蒸らします。
そら豆は真ん中から二つに割りました。

炊く前に煮汁を良くかき混ぜ合わせなかった為か、上の方はこんな色に。
そしてクリック後のはほんとにお赤飯のようになった豆ご飯です。
炊き上がった豆ご飯は豆もふっくらと栄養価満点で、普通のお米で炊いたのに
なんだかもち米で炊いたお赤飯のようにもちもちと美味しかったです。


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今年も裏山にユスラウメがなりました。
去年は実がいっぱい付いたのですが、何故か今年はこれだけ!!
ユスラウメにも裏作があるんでしょうか?それとも、、、、

去年ジャムにしたらとても甘酸っぱくて美味しかったので今年も少ないながら
ジャム作り、、、ところがちょっと目をはなしている間に焦げ付いてしまって、、、
あ、あ、すっかり煮詰まって半分になってしまいました。(泣)





去年は娘にもおすそ分け出来たのですが、今年はとても、、、
仕方ないので市販のブルーベリージャムと一緒にヨーグルトにかけて。
独特の甘酸っぱさが少々なくなっていてちょっと残念ですが、、、





ユスラウメの隣のびわの実も、もう半分ぐらいは小鳥のご飯になっています。
去年はちょっと早めに取ったのでこちらの口にも入ったのですが、、、

キウイーの棚には今年もまたミツバアケビの実が何個か下がっています。
それでもキウイーの枝は勢い良く伸びているのですが、今年は花も咲かなかった
ので実は望めそうにありません。(笑)
我が家とはどうも相性が良くないようで、、、

    雨の日の更新日

2008-06-03 | Weblog


季節は早6月に入りました。

朝からしとしとと降っていた雨は、午後からはあがってきましたが、、、
昨日のニュースで近畿東海のこの地方もどうやら梅雨に入ったようです。
例年より6日早いということですが、台風も来ている様でその影響もある
のでしょうね。
こんな時期に台風というのもちょっとへんですが、、、
これも地球温暖化の影響でしょうか




6月というと田植えの時期ですね。
地方によってはもうすでに田植えが終わった所もあるかもしれませんね。

近くの田んぼに行ってみると、どうやらこれから田植えの準備のようで、青々と
した稲が箱に綺麗に並んでいました。
田おこしも終わっていよいよ田植えでしょうか。




昨日は免許の更新日でした。
出かけた教習所の裏手の田んぼではもう田植えが終わったようで、稲が小雨
を受けて綺麗に並んでいました。

視力検査で裸眼ではかなり視力が落ちていて危うく条件がつくところでした。
PCで目の酷使をしているのか、それとも年でしょうか???

今月からは道路改正法があり、後部座席のシートベルト着用、飲酒運転の
罰則は30万から50万に引き上げられ、同乗者やアルコール類を勧めた人も
同額との事。だいぶ厳しくなったようです。

それと免許証の種類に今までのような“普通”はなくなり代わりに“中型”という
表示に変わったこと。
8トン以下の車で同乗者が10人以下の中型車の運転も可能となった為とか。

早速出来上がった免許証を見るとたしかに今までの“普通”の行に“中型”
の文字が、、、
これで私もやろうと思えば中型車の運転も出来るんですね。
何かちょっと不思議な感じですが、、、、




毎回のように悲惨なビデオを見せられちょっと気分も暗くなりがちでしたが,
やっと終わった後、帰りの道端で目にしたきれいなウスベニアオイ(薄紅葵)の
花にに救われた感じです。
鮮やかなピンクが雨空に一層引き立ちます。

お花は花の縁が白く、中央が赤紫色をした草丈の高いアオイ科の花です。
去年も確か梅雨の時期に目にしました。
ウスベニアオイはハーブの一種で、青い色をしたハーブティーにもなるとか。



こちらは白いどくだみの花。
我が家の裏庭にもこの時期になると群生して一気に咲き出しています。
匂いが強く嫌がれれる花の一つですが、お花は一重ですっきりと白く私の
好きなお花の一つです。

こちらは煎じて利尿作用や動脈硬化の予防作用などに。
生薬には抗菌作用があり、生葉をすり潰したものを貼ると湿疹、かぶれなど
にも効果があるとか。



これは頂いた紅山紫陽花。
去年ブログを通してお知り合いになった“2アウト満塁”のyoccoさんからの
プレデントです。
紅山紫陽花

頂いてから特に何の手入れもしなかったのですが、今年はたくさんの花が
付きました。

最初白かった花びらのような額が次第にうっすらと紅を差したように淵からゆっくり
と赤くなってきました。
その変化が楽しく、またブログを通してこんな交流ができたことがなによりの
財産になりました。嬉しいことです。

梅雨の時期の花、、、、どれも風情がありますね。