風のたより

つれづれに

ミュンヘン滞在記  ヒットラーの山荘ケールシュタインハウス 

2019-07-01 | ミュンヘン滞在記 その2



日曜日には、娘家族とミュンヘンから車で東へ約2時間の
ベルヒテスガーデンという町にあるヒットラーの山荘として有名な
ケールシュタインハウスを見に行って来ました。

車はのどかな田園風景を見ながらアルペン街道を東へ、、、

オーバーザルツブルク.ヒンターエックの駐車場に車を止め
ここからはケールシュタインハウスの下まで行く特別バスに
乗り換えます。





バスは山道をどんどん登り、険しい岩山を爆破して作ったという
ヘアピンカーブの続く山道を20分ほど登って行きます。

やっとケールシュタインハウスの真下まで来ました。





ここでバスを降り、ここからはこのトンネルを通り先へ進みます。

ヒットラーはここをベンツで通ったとか。





トンネルを抜けた先にはヒットラーの為に造られたという
黄金のエレベーターで一気に124メールを上がります。

黄金のエレベーターと言われていますが、実際は真鍮だとも
言われていますが、実際はどうなんでしょう。

エレベーターを下りるとケールシュタインハウスの内部に出て、更に進むと
ベランダに出て一気に視界が開け、ドイツやオーストリアの山々がつらなる
雄大な風景が眼下に広がります。





息を飲むほどの絶景で、さすがドイツが誇る景勝地です。

別荘はかなり急峻な場所に立っています。

山頂に立つこの別荘は別名イーグルネスト、鷲の巢と言われています。





山頂からの眺めは360度の絶景で、ヴァッツマンと言われる威風堂々とした
風格の岩山が連なっています。

良く見る山と山の間には、ドイツで一番高い透明度を誇るケーニヒス湖が
上の方に見えています。

山荘の立つここは、ドイツ南東部とオーストリアとの国境近くにあるようです。





山荘のある場所から更に岩場の道を上ります。

断崖の上に立っている山荘が遠くに見えています。





山の上にはエーデルワイスの花の着いた十字架が立っています。

青い空と雪の残る山をバックにエーデルワイスの花が一段と可憐です。





更に足場の悪い岩場を登り絶景ポイントへ。

この日の気温は36度もあり、標高1881メートルの山頂まで登ると汗が、、、、

日差しもきつく、子供連れだとけっこう大変でした。





山頂から戻り雪を頂いた山並みを眺められる絶景レストランで
ドイツ伝統料理を頂きました。

この時飲んだドイツビールの美味しかったこと!!

この日は気持ちのよい快晴で、素晴らしい眺めに感激でした。

休憩後は、この別荘の内部の見学をすることに。