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風のたより

つれづれに

桜を愛でつつ(その2)   安芸の宮島と錦帯橋

2011-04-15 | 桜を愛でつつ西日本の旅



            宮島口からフェリーに乗り厳島神社へやってきました。
            瀬戸内海に浮かぶ赤い鳥居の厳島神社は、今日も真っ青な空に映え美しい姿で
            海の上に建っています。

            この朱塗りの大鳥居は、奈良の大仏と同じ高さで16mあり、主柱は樹齢500~600年のクスノキの
            自然木で作られているのだそうです。
            安芸の宮島と言うとやっぱりこの赤い鳥居ですね。





            厳島神社にはたくさんの鹿がいて、観光客のかわいいモデルになってくれています。
            この鹿さんも鳥居の手前にいてじっと動かず“一緒に撮って!”と言わんばかりに
            良いモデルになってくれました。





            いよいよここから海に浮かぶ厳島神社の回廊に入ります。
            この厳島神社は現在はユネスコの世界遺産になっており、創建は12世紀の時の権力者である
            平清盛の造営とか。





            海に浮かぶこの社殿造りはいかにも優雅で、青い空と海の間に浮かぶ赤い社殿はまるで
            竜宮城の中に紛れこんな様な、なんとも不思議な空間です。





            海中の大鳥居に向かって平舞台が広がっており、中央に一段高い高舞台があります。
            本殿左には古い能舞台もありました。







            回廊の全面は瀬戸内海に、後ろには神が降臨すると言われる弥山が控え、海と山の自然の
            中にぽっかりと浮いた別天地の感じでした。






            桜の下でのんびりとくつろぐ鹿、桜とマッチしてますね。





            この後は本殿裏の階段を登り、護国神社と言われる千畳閣まで上がり、上からの瀬戸内の海を
            眺めました。





            安芸の宮島のシンボル的存在のこの海の上の大鳥居は、干潮時には陸続きとなり、徒歩で
            鳥居の下まで歩くことができるのだそうです。
            また満潮時には鳥居をくぐる参拝遊覧船なども運航されているようです。





            厳島神社を見た後は、ここからさほど遠くない山口県の岩国まで足をのばし錦帯橋へ。
            日本三名橋のひとつ「錦帯橋」 は、日本を代表する木造橋です。
            山の上には岩国城があります。





            錦帯橋は五連の反り橋が特徴で、1673に造られ1922年 (大正11年) には国の名勝に
            指定されています。

            橋の長さは、210m、幅5m、橋台の高さ6.64mで、継手や仕口といった組木の技術によって
            造られているのだそうです。





            この錦帯橋周辺も桜の名所で、錦川沿いにずらっと桜並木が続いています。
            この日も河原から桜見物をする人が大勢いました。





            橋を渡り反対側から見た錦帯橋です。





            こちら側に渡りロープウェイで岩国城に上がり、上からゆったりと蛇行しながら流れる錦川と
            それにかかる錦帯橋など上からの眺めを楽しみました。