風のたより

つれづれに

山繭

2007-02-06 | Weblog
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山間
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non_nonさんよりお借りしました。

久しぶりに近くの山を歩いてみました。
今年の冬はいつもの年より暖かいようで、花粉はもう飛び始めているとか。
花粉症の私にとっては嬉しくないニュースなのですが、たまにはこうして山にみなぎるオゾンを胸いっぱい吸って気分一新!!
見る風景はまだ冬景色ですが、どこか早、早春の気配も。
写真を撮っていると「あそこのハナミズキの木に山繭がありますよ」と教えてくれた人がいました。
早速行ってみると、ありました、ありました。
高いハナミズキの木に綺麗なうぐいす色の山繭がぶらさがっています。
正直言って山繭なんて見るのは初めてです。
なんでもこの山繭は天繭と言われ絹の女王様とか。
紡いだ糸は光り輝き、繊維のダイヤモンドと言われてとても貴重品なんだそうです。
収繭には手間がかかり量も少なく、遠く江戸時代には献上品として使われたといいます。
珍しい物に出会いとっても嬉しい山歩きとなりました。