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ベジタリアン・マーフィーの菜食日記・日々是精進

平和を愛するベジタリアン。生命倫理、菜食、環境問題など、みんなで考えよう!

六波羅蜜の『精進度懈怠』

2015-05-09 23:42:30 | 心の修養
仏道を修めていくための六波羅蜜…六度万行法とも言いますが、そのなかの精進、この言葉はよく聞かれますね。

精進…つまり心を集中させて一心不乱に打ち込み、自分の悪い癖である怠け心を払拭しようと心掛けることです。


皆さんもご存知の精進料理は、本来、菜食で五葷ぬき、しかも一汁一菜にたくわんが二切れつく程度の粗食です。

動物性たんぱくは集中力や持久力を阻害し、五葷は心を乱す作用があり、さらに食べ過ぎも修養の邪魔になると私は感じています。


元気で暮らすには、粗食で腹六分が宜しいようです。

六波羅蜜の『忍辱』

2015-04-12 08:32:35 | 心の修養
日本語読みでは、『にんにく』と読みます。

最近は、ちょっとしたことで即キレる人(年齢関係なく)が増えていますね!!

忍耐強く我慢することを心掛けますと、だんだん怒りのエネルギーが爆発しなくなります。

穏やかな人間関係を築くことも可能になりますね(*^^*)


ちなみに、お釈迦様は過去世において、長年修行を積まれ忍辱仙人となられたとの故事もあります。

六波羅蜜の『持戒』について。

2015-04-08 22:49:31 | 心の修養
持戒とは、戒律を持つ…と書きますが、男性のお坊さんなら250項目、尼さんなら500ほどあるそーです(;^_^A

出家の僧では無くとも、在家信者なら最低限5つの項目を護持することが求められてます。

≪五戒≫殺・盗・婬・妄語・酒肉

◎生き物を殺すことなかれ。

◎盗みを働かない。

◎邪婬をしない。

◎でたらめ、たわごと、誹謗中傷などを口にしない。

◎酒、たばこ、肉食を慎むこと。


※お寺さんでは無く、一般の家庭でこの五つの戒律を守ることは、非常に意義あることなのです。

廻りは誘惑だらけの社会ですから、堅い志が必要なのです。

2006年1月12日の復習です。

六波羅蜜の『布施』について。

2015-04-06 22:54:34 | 心の修養
お布施と言うと葬儀や法事でお寺さんにする謝礼だと思いがちですね!?

それだけではなく、布施には三つあります。

それは『財施』、『法施』『無畏施』です。


財施はお金の寄付。

法施は仏法を他の人々に教えてあげること。

無畏施は、身体を使った奉仕作業です。
お金も学識も無いけど、体力がある方なら掃除や大工仕事、車の運転が得意なら人々の送迎や荷物の運搬、料理が得意なら精進料理で奉仕が出来ます。

仏様は全ての人間に功徳を積むチャンスを与えてくださっています。

※2007年1月13日のブログの復習です。カテゴリー『心の修養』から検索すると早いです。

六波羅蜜

2015-04-04 08:16:08 | 心の修養
蜜と言ってもハチミツとかの意味ではなく、仏教の修行項目を六つにまとめたもので、その目的は『彼岸に至る』ということです。

彼岸と言っても、あの世の意味ではなく、悟りの境地に至り六道輪廻を脱して、霊性の故郷に返ることです。

簡単に列挙しましょう。


◎布施…布施をすることにより、貪欲な心を度する。

◎持戒…戒律を守ることにより、邪婬な心や行いを度する。

◎忍辱…堪え忍ぶ我慢強さを養い、怒りの感情を穏やかにして度する。

◎精進…一所懸命に打ち込むことで、怠け心を度する。

◎禅定…静かに心を保ち散乱する心を度する。

◎智慧…仏の智慧を学び身につけることで、愚かな行いを度する。


※度する…とは、渡すと同じで、クリアーしていくこと。

因は小さくとも果は大なり

2015-03-24 23:19:24 | 心の修養
簡単に言うと、原因は小さくても、後に得る結果は大きいことがある。

釈尊がある国で弟子の阿難と托鉢しているとき、ある家の老いた下女が釈尊の鉢が空っぽなのを見て、手に持っていた米の磨ぎ汁を差し出した。召しつかいの身分故に何ら供養する物は無かった。

釈尊は微笑んで受取った。
阿難に、『この者は将来、餓鬼、畜生、地獄に堕ちることなく、出家して仏になる。純粋で清浄な心から出た布施はいかに小さくとも、やがて大きな果報を得る』と。

それを近くで見ていたバラモンが、そんな馬鹿なことは無いと釈迦を罵った。

釈尊はバラモンに、小さな種がやがて大きな樹に成長して多くの実を生らすことの道理を説いてやりました。


皆さんが今まいている善の種は、やがて多くの果を実らせるでしょう。

六地蔵さまと動物たち

2015-03-22 21:50:26 | 心の修養

今日は朝のうち墓参りに行きました。
墓地の入り口には六地蔵さまがおられます。

六地蔵さまは、六道輪廻の全ての霊を救いたいと願っておられるのでしょうか…と思います。

六道輪廻…すなわち、
天上道
阿修羅道
人間道
餓鬼道
畜生道
地獄
の輪廻の世界です。


午後は神戸で無意味な動物実験の廃止を求めるデモがあり、参加してきました。

動物実験は、大半の方が実態をご存知ないと思います。

薬、化粧品、家庭用品など生活に身近な物ですが、具体的な様子は目を覆いたくなるような虐待です。

動物実験のデータが人間には必ずしも当てはまることはないそうです。

実際に薬害の被害者はあとを絶ちません。


動物(畜生道の霊)も人間と同じ生き物で、普通に生きる権利は侵されてはいけないでしょう。

原因と結果と縁と。

2015-03-18 22:19:40 | 心の修養
仏教の教え、キリストもですが、原因と結果の法則についての教えは皆様ご存知だと思います。

何らかの原因がそれに応じた結果を生むのですが、その結果が生じるまでにはタイムラグがあります。

短いのだと一秒すらないですが、長いと20年30年とか、あるいは来世とか…。


たとえば、スイカの種を春先にまき、水をやり肥料も与えてお日様の照りもいただき、虫が受粉してくれたり…
そしてやっと真夏にスイカが実ります。

この場合は数ヵ月のタイムラグがあります。
またスイカの種をまいて、葡萄が実ったなんてことは無いです。


そして原因と結果の間を取り持つのが、縁です。
この場合スイカの種が原因、スイカの実が結果、そして土地、水、肥料、日照、虫などが縁なのです。


縁が無いと果に結びつくことは困難です。

もし人が悪い種をまいたとしても、悪い果を得るまでに縁を絶ちきると、悪い果を実らせないで済むかもしれません。

人は善い種をまくことも出来ます。

悪い種をまいてる人は、どうぞ善い種をまいてくださいね。

直接殺生と間接殺生

2015-03-08 20:06:55 | 心の修養
最近やたら狩りガールがクローズアップされて、自分で狩りをして殺して食べるんだとか。


畜産動物の肉を食べてる大多数の人からみたら、狩りは野蛮に思えるが殺生にはかわりない。


殺生は直接殺生と間接殺生に分類できるが、やはり殺生の罪としては同じだと仏陀は言われてる。


今肉食している人は自分で罪を作っているのと、酪農家、運送業者、食肉加工業などの人たちの罪を作る手助けをしていることも考えなければならない。


人には多くの食糧(穀物、野菜、果物など)が天から与えられている。
なのに更に動物を殺して食料にする必要は無いだろうと思うのだが。


ジビエ料理

仏教物語

2015-03-01 21:05:49 | 心の修養

この前大阪に行ったとき、ブックオフなんば戎橋店に立ち寄りました。

さすがに大阪のブックオフは、いっぱい中古本が置いてあり、興味津々で店内を廻りました。

かなり古いものですが、仏教物語と言うお釈迦様のエピソード集と、だれでも分かるお経の本を買いました~(*≧∀≦*)

ゆっくり読んでいきます。