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ベジタリアン・マーフィーの菜食日記・日々是精進

平和を愛するベジタリアン。生命倫理、菜食、環境問題など、みんなで考えよう!

生飯(さば)

2017-07-31 22:13:17 | 心の修養
明窓浄机 第59話「へいりー」

↑のリンクを参考にしてください。

昨日の高井住職の講演で、私の知らない言葉を教えていただきました。

禅寺では一日に二回か三回食事をするそうです。

朝、小食…お粥、漬物、ごま塩

昼、中食…麦飯、漬物、煮物、味噌汁

夕方、薬石…かやく飯、漬物、味噌汁、煮物

中食のときに、数粒のご飯を自分のお膳の片隅に先ず置いて、それから食事をいただきます。
後から係の方が置いてあるご飯粒を回収して、鳥や虫、魚たちに分け与えるのだそうです。

これを生飯(さば)と言い、六波羅密の一つ、布施行の一種なのだそうです。

布施の心を養いますと、欲張りな心が自然と減って行きます。

欲張りな心が減りますと、四苦八苦の一つ、欲しいけど得られない苦しみも減ることになります。

門松や

2017-01-03 20:11:47 | 心の修養
門松や

冥土の旅の

一里塚


一休さんは人の生死についてこう語っています。


人は生まれた瞬間から死に至る旅をするのですが、いつ死ぬかは分かりません。

もし自分の死期が早く分かっていたら、必死になって毎日を生きるでしょう。

たいていの人は、誰しもいつかは死ぬと言葉では分かっています。
しかし、絶対に自分が死ぬとは考えたくない訳です。

知り合いが死に、親が死に、兄弟が死に身近な人の死を体験しても、まだ自分は即は死なないと思います。

明日死んでも構わない位の気持ちを持てば、その日その日が有意義で充実して、思い残すことが無く死を迎えられるのかと思います。

人として生まれてきて、何をすべきか考えて生きること、これは今年だけでなく死ぬまでの抱負にしたいです。

立派なことを書きましたが、自分への叱咤激励です。

自分が変わらなければ道は開けない。

2016-12-31 21:44:07 | 心の修養
講演:松徳学院創立60周年 「置かれた場所で咲きなさい」著者の渡辺和子さん、700人に /島根 - 毎日新聞


今の自分が思うようにいかないのは、親が悪い、先生が悪い、貧乏だから、政治家が何もしてくれないから、、、など全て他の責任にして愚痴をこぼすだけでは、何ら変わらないわけだ。

運を開くのは自分自身、縁は自分で結んでいくもの。

棚からぼた餅を期待して口を開けて待っていても始まらないのだ。

初詣で合格祈願をすれば、お前の努力次第だと神様は言うだろう。

ロト6が当たりますようにと手を合わせれば、寝食忘れて働きなさいと神様が言うだろう。

癌が治りますように願えば、生活面を見直すように神様は提言されるだろう。

その言葉は肉体の耳では聞けず、心の耳を澄まさない限り聞こえない。

人が神様の前ですることは、今生かされていることを感謝するのと、志を表明することだけです。

常岡一郎と言う方

2016-07-23 22:22:05 | 心の修養
島崎藤村と同じ時代を生きた方で、慶應義塾大学卒業目前に、肺結核て病床に伏して、孤独な日々を過ごすこととなりました。

ある日、一人の見舞い客が叱咤激励をします。

『比叡山も高野山も元来は人の住まなかった田舎。そこに徳の高い人が住み人々が集う場所になった。君は東京に住んでるが、病室は誰も来ない田舎だ。徳を積んで病と縁を切りなさい。』

常岡は奮起して、柳行李にトイレ掃除の道具を入れて、各地を回り奉仕作業を始めたのです。

常岡いわく、『病を治すことを辞めて、病で自分の性格を直すことに全心全力を尽くし、九死に一生のなかから心魂を練ってきた。』

いつしか肺結核は無くなり90歳の寿命まで、人としての道を説き続けた。


※自分の病気治しばかりを考えておらず、心を正しくして他人の役に立つことに全力を尽くせば、天にとって必要な人財なのて、病も治してもらい天に代わって仕事が出来たのでしょう。
こういうのが、徳を積むと言うことなのでしょう。

神様、仏様、稲尾様

2016-07-21 22:06:48 | 心の修養
年配の方ならご存じ、西鉄ライオンズの投手、稲尾和久さんは、入団当初はバッティング・ピッチャーばかりさせられていて、自分はあまり期待されてないと感じた。

しかし、そんな待遇でも心が折れたり腐らず、マイナスをプラスに転じて行ったのです。

稲尾さんは黙々と打撃投手を務め続けるうちに、あることに気づいたのです。

バッターは全てストライクだと、バットを振り続けなければならず疲れてしまう。

ならば、4球に1球はボールを投げよう。高め、低め、内角、外角…わざと投げるボール球は自分のコントロールを磨くのに役立った。

この様に不遇に於いても、それをプラスに転じる心で大投手に上り詰めたのです❗