エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

再び若葉

2014年05月19日 | ポエム
若葉の候である。
風香る候である。
風が光っている候である。
大気が爽やかな候である。



空が蒼く澄みきっている。
その空を、若葉が鮮やかに見せるのである。

見事と言うしか、賛辞が無いのだ。







「見上げれば若葉の群れる空ばかり」







昨日は、日がな一日空の下で思索に耽った。
今までの生き様と、今後の進路である。

俳句結社での句作の在り方・・・などについて考えていたのである。



新緑が、若葉になり、やがて青葉になっていく。
その変遷の見事さったら、無い!



組織の閉塞性について、感じてならないのである。
結社であるからには、主宰が頂点にいる。

その在り様である。
様々な緑があって、重層的に重なっている。
だがしかし、この時期の緑はいくら重ねても黒にはならない。

あくまでも、緑である。
この思索の結論は、改めて報告する事となるだろう。




      荒 野人