エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

やまぼうし

2014年05月20日 | ポエム
ヤマボウシ、である。
ハナミズキの後、白々とした花を見せる。

山法師でヤマボウシと読む。
別名「山桑」。



ヤマボウシという名前は、花の姿が 比叡山延暦寺の「山法師」に似ていることが由来とされる。
中央の丸い花穂を坊主頭に、4 枚の白い花びらを白い頭巾に見立てたのである。







「山法師葉裏に陰る花もなし」







ヤマボウシの白い花が、浮いているように見える時、心も解放されると感じる。



このヤマボウシの赤い実は、甘く美味しい。
果実酒としても良し、そのまま食べても良い。



花言葉は・・・。
「友情」である。



     荒 野人