エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

さくらの実

2014年05月15日 | ポエム
さくらんぼ・・・では無い。
さくらの実なのである。



小さく丸い。
白からピンク、赤そして黒へと色を変えるのである。
どの色であっても、艶々として美しい。
美しいのだけれど、落果すると舗道を汚す。



樹の上にあって、輝く果実である。



この果実、鳥も啄ばまない。
いや啄ばむのかもしれないけれど、啄ばんでいるところを見た試しがないのである。







「なだれうつみどりの波のさくらの実」







さくらんぼの実は、空想を遥かに馳せる事が出来る。
見る人によって、様々に空想が広がっていく。



それが楽しい。



明日だけれど、薔薇を紹介しようと思っている。
雨に濡れた薔薇が撮れたのなら・・・という条件付きである。
乞・期待!!



      荒 野人