アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

366 房総の山(館山市・南房総市の三角点)巡り。  ('17,08,13)

2017-08-14 08:25:15 | 房総の山南部

梅雨時のような天気続きの中今日は多少日も差す予報なので南房総地区のいくつかの三角点巡りをしてきました、今まで予定しながら時間切れで果たせなかった館山市や南房総市にある2~3の三角点をドライブを兼ねて回ってきました。

最初に館山市青山にあるⅢ△「青山」(128m)を目指し1時間余りかけて漸くその取り付き点に着きました、その取り付き点は山奥にあるNMBセミコンダクタ―と言う工場の門前です。

一部工場敷地内の道路を通らなければならないので丁度居合わせた守衛さんにことわると許可されませんでした、いろいろ説明しましたが駄目なので諦め次に進むことにし往路を引き返しました。

幸先が悪いので冴えない気分でしたが次の半島突端にある洲崎を目指し一路南下しました、この三角点は2,003年に設置されたもので県道を挟んで東側にある小高い山の上にあった三角点を移設したようです、と言うのは国土地理院の三角点地図には山の上の三角点記号は抹消されているのです。

Ⅲ△「洲崎」は半島の突端の畑の中にある筈なので簡単に見つかると思いきやまたも大いに苦戦しました、海岸沿いの小高い丘は一帯が笹竹の密生地でその中に畑が散在しているので三角点の有る畑に辿り着くのに1時間余りかかりました。

漸く三角点近くに辿り着いたらそこは太陽光発電パネルが一面に設置されている小広い平地でした、 通路に入らせて貰いGPSと地形図で現在地を確認すると三角点記号の真上にいますが周りをいくら探しても三角点標石はありません。

数十分探しましたが見つからないので諦め車に戻りお弁当を食べて一休みしてから更に南下して次に向かいました、次は同市布良の小さな漁港にある電子基準点です、これも2,003年に設置されたもので比較的新しいものです。

電子基準点ですから電波受信塔が立っているはずですので直ぐ分ると思っていたら海辺に着いて周りを見渡してもそれらしい塔が見当たりません、「点の記」には所在地が「験潮所」とあるのでそれを探したら直ぐ見つかりました。

よく見ると小さな四角い験潮所建物の上に丸い頭が出ているのです、何とそれが電波受信塔の頭だったのです、しかし基準点は験潮所の建物の中にあるようなのでここでも基準点にはタッチ出来ずじまいでした。

一旦車に帰りましたがまだ時間が早いので近くの小高い山の上にあるⅡ△「布良」(138.5m)に登ることにしました、この三角点は山頂にある海上保安庁の白浜送信局のヘンスで囲まれた電波塔群の一角にあるのですが最初4年前にヘンスの周りを探しましたが見つからなかったものです。

地形図の三角点記号を見るとヘンスの直ぐ外側にあるように思われるので折角だからついでにもう一度探してみようと車で登りました、ヘンスの周りを隈なく探しましたが結果はやはり4年前と同じく見つけることが出来なかったので諦め引き返しました。

【全体記録】所要時間約5時間、歩行数約7,500歩、歩行距離約4.5km。 結局今回は野球で言えば三球三振のノックアウトです、「長く三角点巡りをすればいろいろなことがあるさ…」と自分を慰めながら帰路に就きました。

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                      タカサゴユリ                ノカンゾウ          電波受信塔の頭

                        
         ハマオモトと            ハマヒルガオ                 天田山の展望台
          モンキアゲハ                             からの景色