アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

番外編  金婚旅行で三角点巡りを兼ねて伊豆高原温泉へ。   ('17,04,02)

2017-04-03 16:08:11 | 番外編

去る3月26日が私たちの結婚50周年記念日ですが都合で一週間遅れの金婚旅行に伊豆高原温泉に行ってきました、毎年山登りや街道・古道歩きなどの最終日は殆んど温泉宿などに宿泊するので改めて今回の温泉旅行に特別な感慨はありませんが今まで一度も結婚記念日を意識したことはなくいつの間にか過ぎ去っていましたので半世紀を区切りとして出かけてきました。

今回も私は全く意識にはありませんでしたが妻が「金婚なんだからどこかへ行こうよ…」と言うのでそれではと一週間ほど前に急遽出かけることになったのですが考えたら私は丁度傘寿ですのでダブル祝いとしての温泉旅行となりました。

50年前新婚旅行は熱海でしたから今回も伊豆の温泉に出かけることにしたのですがただ温泉に入って帰ってくるだけではつまらないので三角点巡りを兼ねて大室山(Ⅲ△大室山)とその麓にあるシャボテン動物公園(Ⅳ△シャボテン公園)を巡ることにしたのです。

大室山(580m)は富士山のような円錐形のきれいな独立峰ですから360度の展望が堪能できますし周囲約1km余りの御鉢巡り道路は舗装されている観光スポットなので40分以上リフト待ちするほど大賑わいでした、三角点は御鉢巡りピークの道路脇にありましたから直ぐ見つかりました。

大室山をリフトで下山すると麓にあるシャボテンと珍しい動物が沢山いる公園に行きました、まずは三角点探しです、設置場所は予めカシミールマップで確認してありましたが現地はサルやクジャクなどを放し飼いしている公園の北のはずれにある小高い藪山でしたので探し出すのに苦労しながらも何とか見つけだしました。

目的の三角点二箇所を無事見つけましたので後はゆっくり珍しいシャボテンや動物を一通り見て回った後バスで今晩の宿「かんぽの宿・伊豆高原」に向かい16時過ぎにチェックインしました、予約の時予め金婚旅行であることを告げておきましたので夕食時ワインのワンドリンクサービスを始め記念品や総支配人外スタッフ数人のお祝いメッセージの寄せ書き迄頂き恐縮しました、終わって見れば楽しい思い出に残る旅でした。

 【付録】
〈50年前のドタバタ新婚旅行顛末記〉
半世紀過ぎたので封印を解こうと思います、私たちの結婚式は1,967年3月26日田舎町の小さな宿屋の一室で親族だけのささやかな式を行いました、翌朝アパートの一室で目が覚めると新妻が「皆さんにいろいろ祝って頂いたのに新婚旅行も行かず土産を届けなかったら失礼じゃないの…」と言われ「そうだな…」とひと思案、

と言うのも貧しい若者の私はハナから新婚旅行は行かないと思っていましたが私の親兄弟達から新婚旅行費用や着て行くスーツまでプレゼントされていましたので新婚旅行に行った証拠が必要だったのです、

そこで東京駅に行き熱海あたりの土産を買ってきて配ろうと思い立ったのです、東京駅に着くと田舎者ではとても熱海の土産物を探し出すのは困難です、一層のこと熱海まで行くか…となりました。

翌朝熱海の駅前で土産物を買って電車に乗りました、帰りはショートカットして川崎からヘリーで木更津に向かうことにして川崎ふ頭に行くとヘリーが出航間近なのでとび乗りました、暫らくして船内のアナウンスが五井ふ頭到着時刻を放送、「しまった…」途中下船できません。

五井ふ頭に着くとタクシーで国鉄五井駅に急行、駅に着くと列車がホームに入線していましたのでとび乗ると発車して間もなく車内アナウンスが千葉駅到着時刻を放送したのです、またしても「しまった…」結局陸廻りより遅い時刻に帰宅しました。

        HP URL outdoor (hacca.jp

                        
                      リフトで登る                御鉢周りの人達                  △「大室山」

                        
                   大室山頂からの景色              シャボテン公園             巨大サボテン群
                          入口の巨鳥

                        
           Ⅳ△「サボテン公園」            お休みのナマケモノ        かんぽの宿「伊豆高原」