昨年「房総の山博士」ことYさんから彼が歩いた天津の稜線を結ぶトラックマップを頂いたので早速歩いてきました、車で清澄寺駐車場まで行きここからバスで天津駅まで行きました、コースはJR天津駅から出発し駅の南側に聳える標高100m足らずの天津愛宕山から北に延びる稜線を北上して今まで三回ほど歩いた事のある東大演習林と民有地の境界尾根を合わせた後一杯水林道に出て清澄寺駐車場迄を歩く山旅でした。
一番の問題は天津愛宕山から北上する稜線に取り付く地点が分かるかどうかでした、予想通り分からずまごつきましたが「三種の神器」を駆使して何とかルートに乗れました、所々に赤、ピンク、黄色、黒等のテープがマーキングされていましたが何しろ一杯水林道に出る迄の稜線上では小さなコブを入れてピークを30以上乗越さなければなりません。
ピークからは必ず尾根が3方向に延びておりますからうっかりすると枝尾根に入り込んでしまいます、いくらマーキングテープがあっても少しでも疑わしい所では必ずGPSとコンパスでルートを維持しながら進みました、一杯水林道に出るまで15回もルート確認をしましたのでそれだけでも1時間位タイムロスしました。
予想以上に時間が掛かったので先を急ぐあまり硯石をうっかりパスしてしまうし烏帽子山ピークも同じ様なピークが続いたのでうっかりして確認せずに通過してしまいました、初めて歩く稜線より三回目の東大演習林と民有地境界尾根の方が「三回目のジンクス」で迷いやしないか気を張って歩きましたので周りに目配りする余裕がなかったのです。
なんとか一杯水林道に降り立った時はホッとして急にお腹が空きましたが考えてみたらまだお弁当を食べていませんでした、遅い昼食休憩をしてからのんびりゴールを目指しました、一杯水林道の途中で若いハイカーに一人会っただけの貸切山歩きでした。
【ポイントタイム】
JR安房天津駅スタート(7:58)…コミニティ―あたご〈登山口〉(8:07)(8:15)…愛宕山頂上(8:38)(8:40)・・・送電鉄塔(10:58)…東大演習林・民有地境界尾根(11:50)(11:52)…P178m(12:11)…P239m(13:14)…急坂尾根取り付き(14:01)…一杯水林道(14:23)昼食休憩(14:40)…清澄寺駐車場ゴール(15:25)、所要時間7時間27分、歩行時間5時間50分、水平距離≒13km、累積標高1,027m、歩行数≒20,000歩。
HP URL outdoor (hacca.j
登山口のコミニティー会館 愛宕山頂上直下の愛宕神社祠 可憐なツルニチニチソウ
愛宕山頂上の愛宕神社石祠 網の目状に木の根が張った 一つの株に15本の幹が
馬の背尾根 生えた大木
猪のお風呂「ヌタバ」 ゴールの清澄寺山門 山里を黄色く染める菜の花畑
歩いた軌跡(NO2)(1/25,000)の縮小図
歩いた軌跡(NO1)(1/25,000)の縮小図