内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

帝釈天で寅さんと

2013年06月04日 | 演歌



『私、生まれも育ちも、葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い、性は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します・・・・・・俺がいたんじゃ お嫁にゃ行けぬ 分かっちゃいるんだ 妹よ・・・』 

ご存じ『男はつらいよ』の舞台になった葛飾・柴又の『帝釈天』に行って来ました。松竹映画で国民的な人気を博し、シリーズ化されて『全49作』まで続いた、下町の人情ブラリ旅と洒落込んで来ました。京成・柴又駅前には『寅さんの銅像』が・・・





映画では、ここが寅さんの妹『さくら』と『オイちゃんとオバちゃん』が居た『団子屋のとらや』です。この店の裏には、あの『タコ社長』の印刷屋があるのが映画の設定ですが、今、残っているのは、古びた階段だけです。『この階段が映画に使った物です!』と張り紙に大きく書かれていたのが、『男はつらいよ』が如何に人気映画だったかを物語っていて滑稽でした。




・・・で、ここが『帝釈天』です。

ご前様や寅さんの舎弟分の寺男の『源公』が、目の前に現れても不思議でない程、帝釈天のイメージが映画にピッタリ・・・・どこからか『とかく西に行っても、東に行きましても、土地土地のおぁ兄さん、おぁ姉さんに、ご厄介掛けがちなる若造です、以後、見苦しき面体、おみしりおかれまして、今日こう万端ひきたって宜しくおたの申します』・・・と、寅さんの声が聞えて来そうでした。





いきなりですが『原一平師匠』です。

『寅さん』の物真似芸一本で人気者に・・・今は浅草を中心に『寄席』やイベントで引っ張りダコ、顔もソックリ、語りもソックリ、ご本人は誰よりも『渥美清の寅さん』フアンだそうです。 この『原一平師匠』が、ナント、私の9月12日のライブ『第16回・演歌十八番』にゲスト出演をしてくれる事になりました。どんなパフォーマンスでお客さん達を悦ばせてくれるのか、今からとても楽しみです。私の歌もひと際心地良く聞こえる筈です!エッ、それは無い!     それを言っちゃぁおしまいよ・・・!! ネッ、寅さん。
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