内藤やすお|演歌十八番

内藤やすおブログ

昭和枯れすすき『さくらさん』

2013年06月26日 | 演歌



綺麗な、チャーミングな、可愛らしい方でしょう・・・! あの大ヒット曲の『昭和枯れすすき』の『さくらと一郎』の初代の『さくら』さんです。



今から約40年前の1974年に、当時の『ポリドールレコード』から発売されました。
レコード会社の宣伝担当者は、この『昭和枯れすすき』がヒットでもしたら銀座の街を逆立ちして歩く・・・・まったく『ヒット』は期待されていなかったようです。野球に例えて言えば『三球三振かバンドヒツト』・・・それが『場外ホームラン』凄いですよね!!



このカセツトテープは『二代目』の『さくらと一郎』の物です。初代のカセットやCDジャケットを探しまくったのですが・・・何方かお持ちじゃないでしょうか?

『貧しさに 負けた いえ世間に負けた この街も追われた いっそきれいに死のうか・・・力の限り 生きたから 未練などないわ 花さえも咲かぬ 二人は枯れすすき・・・』

作詩・山田孝雄 作曲・むつひろし レコード会社の期待に反して、何と150万枚も売れました。翌年の1975年には『年間ヒットチャート第一位』と売れに売れまくりました。ちなみに作詩の『山田孝雄先生』は『松原のぶえさん』のデビュー曲の『女の出船』や私の好きな『村上幸子さん』の『酒場すずめ』や『鳥羽一郎さん』の『縄のれん』の作者でもあります。作曲の『むつひろしさん』は『キングストーン』の『グッドナイトベイビー』や『和田アキ子さん』の『どしゃ降りの雨の中に』などを作っております。



『おかみさん・・・時間ですよ!』 1971年に『TBSテレビ』の人気ドラマ、懐かしいですよね。このドラマの『挿入歌』のこの『昭和枯れすすき』が採用されました。何がヒツトの起爆剤になるか分かりませんよね、この『挿入歌』のお陰で有線放送を中心に大爆発しちゃいました。当時、この人気ドラマの挿入歌によってヒットした歌に『堺正章さん』の『街の灯り』や『浅田美代子さん』の『赤い風船』等がありましたよね。




ところが、どうした事か?四年後の1978年に『さくらと一郎』のコンビを解消してしまい初代の『さくらさん』はソロで活躍して現在に・・・2004年には『カラオケ喫茶で逢いましょう』を2006年には『望郷すずめ』などのオリジナルを発売してもおります。



最近の『さくらお姉さま』です。今年の3月、ロイ白川さんのテレビ番組『心の演歌親睦ボーリング大会』の時のものです。『さくら姉さま』はこの『心の演歌』や毎年恒例の『オールスター紅白歌合戦』で私とも親しくさせて頂いております。

ご出身の『福島県』特有の『東北弁』で、楽屋内では歌手仲間やスタッフさん達にも気を使っていつも廻りを明るくしてくれております。

『昭和枯れすすき』歌詞を見ると、暗い、悲しい歌ですよね。裏腹にこの『さくらさん』天然の明るさ・・・この明るさは、何処から来ているのか、いつもお逢いする度に思っています。

『さくらさん』9月12日には、私のライブ『演歌十八番』にスペシャルゲストとして参加してくれます。

『さくらとやすお』の『昭和枯れすすき』・・・・これは必見ですぞ!!
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