風の森in開田

美味しい空気と素晴らしい景色が毎日のご馳走。
霊峰・御嶽山の麓での高原暮らしの独り言・・・

ワレモコウ

2006-09-02 08:32:19 | 開田の花

 

  本日 午前6時の気温 10,6度

 

9月に入った途端の冷え込み、

朝露で植物の葉がキラキラ光って、とても綺麗でした。

御岳山もバッチリ見えてます。

この土・日はお天気も良さそうだし、

トウモロコシも沢山出ているし、観光客で賑わいそう~

 

昨日は結局物作りをしました

小さなタペストリーのキットを買ってあったので、

それを作る事に・・・

説明書も何となく理解出来て、布地を裁断して、

さあ、縫いにかかろうと糸と針を用意した・・・

所までは良かったのですが、「通らない

針の穴が見えない」・・・

5分程格闘しても「無理

そこで仕方なく人に貰ったお下がりの

老眼鏡の助けを借りて、作業続行。

半分くらい出来たのですが、続きは又に・・・

 

写真は「ワレモコウ」。

あまり「何処にでも咲いている」という花ではないと思います。

 分布は北海道から九州まで、山野の草地・・・とありますから

ハイキングや山歩きをすれば、お目にかかるかも知れませんね。

開田では、以前はもっとあちこちで見かけたのですが、

最近少なくなったような気がします。

 

吾亦紅、吾木香とも言い・・・

吾亦紅には、「われもまた 紅なりと ひそやかに」と言う

高浜虚子の句があるそうです。

なんといじらしい、そして奥ゆかしい

地味な花ですが、パラの仲間ということを聞くと、

虚子の句にも、うなずける気がします。

吾木香には、国産の木香という意味があり、

「木香」とはインド産の香木だそうです。

ちなみに香りはスイカに似た匂い・・・とありましたが、

私の嗅覚の範囲内では、あまり良い匂いはしませんでした。

あとで別の資料を読むと、「葉をもむとスイカの匂い・・・」と

あったので、試してみると「うんうん、するするスイカの匂い

スイカは好物なので、思わずニタッとしてしまいました。

若葉は食用になり、茹でておひたし等で食べられるそうです

でも余り葉っぱは沢山ついていないので、

これは試してはみません。

根は乾燥させて、止血剤になるとか・・・

 

お昼過ぎに雨が上がり、

縫い物にもちょっと疲れたので、1時間ほどお散歩を。

その道すがらにも目立たないように

でも凛として吾亦紅の姿がありました

ちょっとワレモコウを見る目が、変わったかな