風の森in開田

美味しい空気と素晴らしい景色が毎日のご馳走。
霊峰・御嶽山の麓での高原暮らしの独り言・・・

チョウセンアサガオ

2006-09-23 09:02:50 | 開田の花

 

   本日  午前6時 8,3度

やっぱり、さぶっ!

心も身体もきゅっと引き締まります。

あっ! ちょっと見栄をはりました。心だけです。

 

昨日は木曽福島の駅に着いたのが、1時20分位。

バスを30分程待ったので、家には2時40分に着きました。

久しぶりに駅弁を買って、電車の中で食べて美味しかったです

でも中央本線の「特急ワイドビューしなの」は

横揺れがとてもひどくて、お箸で口に入れる時や

カップのコーヒーを飲む時、気をつけないと

口からこぼれそうになります。 

あっ!これも見栄をはってしまいました。

口からこぼれるのは、年齢のせいでした。

 

バスは、またまた顔見知りの運転手さんで、

なにも言わなくても、家の前で降ろして下さいました。

開田の運転手さん、大好き

 

家の庭では花が頑張って咲いていてくれました。 

コスモス、ヒマワリ、ブーゲンビリア、ローズジャイアント、

ウサギギク、秋明菊、クジャクアスター、ガウラ・・・

あと10種類くらいまだまだ元気ですが、

そろそろ軒下や家の中にいれなければならない、

耐寒性のない鉢植えの植物など、

冬支度の必要なものもあります。

 

写真は「チョウセンアサガオ 

丈は1メートルにもならないのですが、咲いていてくれました。

2回程故郷に帰っている間に咲いたことはあったのですが、

今回初めて花を見ることが出来ました。

ナス科の植物で、

干した葉は喘息の薬になりますが、

種と共に猛毒で、華岡青洲が外科手術の麻酔薬として

使ったことで有名な花です。

「チョウセンアサガオ」の一種の「エンゼルトランペット」にも

毒があるそうです。これもまだ咲いていませんが、

庭で大きく育ちつつあります。

(決して毒性のものを選んで植えている訳ではありません)

赤い花には毒がある、綺麗な花にはトゲがある・・・

「チョウセンアサガオ」には毒のほかにも

種が大きくなると直径4センチ位になるものもあり、

しかも球全体がトゲでおおわれます。

お~こわっ!

でも私には毒もトゲもありませんので、ご安心を・・・ 

以前TVのニュースでみましたが、どこかの方が

チョウセンアサガオがナス科なので、ナスの苗を接木し、

出来たナスを食べて亡くなった方がいらっしゃいました。

こわいものですねぇ~

でも、花は上品で香りも淡い爽やかな匂いです。

夕方7時前後に開花し、(スローモーションビデオをみるように

ゆっくりと開いて行く瞬間を観察した事があります。)ヒマッ!

その頃の花の形が美しく、その時が一番香り立ちます。

月明かりの下で、しろーく浮かび上がるように咲いている

「チョウセンアサガオ」からは猛毒のイメージのかけらもありません。

一つ一つの花が咲いてくれるたびに、

ささやかな幸せを感じています。