風の森in開田

美味しい空気と素晴らしい景色が毎日のご馳走。
霊峰・御嶽山の麓での高原暮らしの独り言・・・

アケビ・・・その後

2006-09-30 08:14:25 | 自然の恵み

 

  本日    午前6時 8,3度

昨夕のことです。

3日程前、家の前の道路沿いでも

カラマツイクチ」を発見したので、偵察に・・・

まだ笠のしっかりとした、綺麗な「カラマツイクチ」を

6つもゲット! その帰り「アケビ」は元気かな?・・・と

上を見上げると、3日前にはまだ開いていなかったのに

色も少しですが薄紫色で、大きく口を開けていました。

友達から熟れた時の色を知りたいから、(彼女、布でお花を作っています

写真を撮るように・・・言われていたので、

ともかくカメラを取りに家に戻りました。

いえいえもう一つ、「高枝切りバサミ」を忘れてはいけません。

 

本当はもっと紫色になるのですが、今年の天候の影響でしょうか?

もう開いているので、ともかく採取。(写真は撮りました!)

(何故かというと、明日は開田はそば祭りの日。

多勢のお客さんが来られます。   

先日来、そこに「アケビ」があるのを知って、

熟成の時をねらっていると思しき車も・・・)

「お先に ごめんなぁ~い」

新米ですが、地元民の役得として許されるでしょか?

写真のほかに、もう一つで合計4つをゲット!

あと小さいのが2つありますが、熟れ足り無いのでまた後日に・・・

今年のものは、皮が結構肉厚です。

そこで、「アケビ」を学習!

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アケビ」のつるは左巻きなんですね!

他の木や草に巻きついて育ちます。名前の由来は、

割れた様が人の「あくび」に似ているところから・・・ともうひとつ

熟すと実が開くので「明け実」から、なまって付いたとか。

漢字の名前は「木通」といい、「アケビ」には利尿作用があり、

「小水が通じるつるの木」から来ているとか。これはちょっと?

 

8月4日のブログ「あけび」大きくなりました・・・のタイトルで、

あけび」の料理に皮を使うことを書きました。

ここで皮を使ったお料理を学習。

多いのが皮の中に、お肉類を詰めてフライパンで焼くというもの。

お肉はミンチが良さそうで、豚か鶏ハンバーグを作る要領

好みのものを混ぜ(マイタケ、ネギ等)、

皮の中に小麦粉をふり、具を詰めて、タコ糸やかんぴょうでくくり

フライパンに油を引いて、焼く・・・というもの。

あんかけにしても・・・

中の種の部分の使い方として、裏ごしにかけて種を除き

お肉に混ぜたり、あんかけの「あん」の中に混ぜ込んだり・・・

またそのまま冷たく冷やしてデザートに。

「ぷるるん、とろろん」とした食感を楽しむそうです。 

変わったところでは、「あけびずし」。

あけびの皮を茹でて(鉛色になる)、熱いうちに酢につけると

又、綺麗な紫色になるそうです。

その中にすし飯を入れる・・・というものです。

ひとくち大に切った「あけびずし」は「にぎりずし」のようでした

他に、皮を細く切って油いためや、そのままてんぶらに・・・

皮はすこし苦味があるそうですが

一度お米のとぎ汁で茹でると苦味は和らぐそうです

私の食指をうずかせたのは「あけび酒」。 

ホワイトリカー1,8リットルに対し、実を種ごと500g使い

皮をひとつ分いれるそうですよ!

 

観賞用に「篭」に入れてテーブルの上に置き、

しばらく眺めてから、実を食べようと思っています。

種は畑に「プーッ!」。>> これはひょっとして

来年芽を出すかも知れない事を期待してのことです。

皮を使ったお料理は、それから・・・ 

肉厚の皮をみていると、何だかとても美味しそうに

思えてきました。 

お味の方は、後日クッキング編でご報告いたします。

さあ~て、どの料理法でやっつけるかな?