J・K・シモンズが先生役?

って、それだけでビビっちゃいけませんね、はい(笑)

「Re:LIFE~リライフ~」70点★★★★




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キース(ヒュー・グラント)は
かつてアカデミー賞脚本賞に輝いたこともある脚本家。


しかし、15年間まったくヒット作に恵まれず、

仕方なく田舎町の大学でシナリオの講師をすることに。

やる気もモラルもない彼は

個性的な学生たちや
働きながら大学に通い、やる気満々の
シングルマザーのホリー(マリサ・トメイ)と出会う。


果たしてダメ脚本家は、人生を書き直すことができるのか――?

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「噂のモーガン夫妻」(09年)など(これ、けっこうおもしろかった)
ヒュー・グラントを主演にした作品で知られる
マーク・ローレンス監督の新作です。
正直、脚本も演出も飛び切り洗練されている、というわけではなく、
余分も目につくんですが

でも素朴で、好感が持てるのがいい。


ダメ教師と生徒たちの成長物語でもあり




なんたって
「ハリウッドから見放され、落ちぶれた脚本家」という役柄が
ヒュー・グラント本人にだぶるしね。

パニック障害であることを告白したり、
そのほか私生活でも大変そうな人なので

主人公の背負う「栄光のあとの、しょっぱい感」を
自身とうまくリンクさせている感じしました。


人良さげな隣人教師(クリス・エリオット)の
ほのぼの感もいいし。
そして「セッション」のJ・K・シモンズが
元海兵隊(!)の学科長役。

一瞬ビビるけど、これも人の良い役です(ホッ。笑)

★11/20(金)からTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。
「Re:LIFE~リライフ~」公式サイト