片桐はいりさんのエッセイっておもしろいよね~。
え?いまは関係ない?
「小野寺の弟 小野寺の姉」60点★★★
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小野寺進(向井理)と姉のより子(片桐はいり)は
古い一軒家で二人暮らしをしている。
イケメンながら内気な進は、いつまでも昔の恋人が忘れられず
グズグズと日々を送っていた。
そんなある日、二人は
配達ミスで届いた手紙を相手に届けに行く。
届け先のマンションから出てきたのは
可愛らしい女性(山本美月)。
一目惚れをしたらしい進の背中を
懸命に押すより子だったが――?
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「怪物くん」「妖怪人間ベム」などの脚本家、
西田征史氏の原作&初監督作。
舞台にもなっているそうで。
まずは
片桐はいり氏と向井理氏が姉弟という
あり得ないだろ?な設定のおかしさ
顔かたちだけでなく
いい歳して姉弟仲良しとか、あまりに純情とか
いろいろ規格外な姉弟の(笑)ほんわか話として
まずまず期待は裏切らないと思います。
キャストのコンビもとてもいい。
ただ
もっとひねりがあってもなあ、と思う。
全体に演出やオチが初級っぽく
これは別に経験値の少なさとかでないと思う。
日常のささやかなお話だけに、物足りなさが大きい。
ただ、はいりさんの
“良識あるおかしみ”みたいなものが炸裂で、
それを見守る向井氏のあきれ顔にブッと何回か吹きました。
あと、
エンドロールの後のあのカット。
「あ、これが話のモデルなのか?!」と膝を打った。
全体、こういう感じがもっともっとあればなー。
これ
続きあったりして(笑)。
★10/25(土)から全国で公開。
「小野寺の弟 小野寺の姉」公式サイト