英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

“情勢見極める” と衆議院解散について岸田首相は語る……毎度、毎度、自民党(政治家)というものは…

2023-06-14 20:07:31 | 時事
【NHK 『NEWS WEB』 「衆議院解散について岸田首相“情勢見極める” 与野党で神経戦」より】
 岸田総理大臣は13日夜の記者会見で、来週21日までの国会の会期中に衆議院を解散する考えがあるか問われたのに対し「会期末の間近になって、いろいろな動きがあることは見込まれ、情勢をよく見極めたい。現時点ではそれ以上のことを答えることは控えたい」と述べました。
 これまで繰り返していた「今は解散は考えていない」という言い回しを変えた格好で、与野党からは解散の可能性に含みをもたせたという受け止めとともに、会期末を控え、野党側による内閣不信任決議案の提出をけん制したものだという見方も出ています。
 与党内では「不信任決議案が提出されれば解散すべきだ」という意見の一方「内閣支持率にかげりが見られるなか、今は選挙をすべきではない」という声も根強く、岸田総理大臣は13日に自民党の麻生副総裁、茂木幹事長と会談し、こうした与党内の情勢や国会対応などをめぐって意見を交わしたものとみられます。
【引用終】

 「情勢を見極めたい」というのは、どういう情勢なのか?
 《選挙で自民党が勝てるか?》《自民党が議席を増やせるか?》《選挙で勝って、党総裁の地位を確固たるモノにできるか?》


 自民党議員も、よく幹部を批判する際、「そんなことで、選挙に勝てるのか?」とか「今、解散して、選挙に勝てるのか?」と言っているのをよく聞く。
 結局、自分が当選できるかどうかが、一番大切なのである。

 国民にとって、解散総選挙というのは、マイナス面ばかりである。
 意義があるとすれば、解散が”国民の信を問う”場合である。
 《国民の信を問う》というのは、《政権などを信任してくれるかどうかを国民に対して問いかけること》なのだが、《信任》という広い意味でなくても、《政策》の是非を問う場合でも、当てはまると思う。

 岸田総理(政府)は、昨年末に勝手に「閣議で合意した」として、防衛費増額を決めてしまった。
 選挙どころか、国会での議論もなかった。

 近年にない総理の横暴であった。

 もし、《防衛費増額》に対しての、国民の反対や批判を重く受け止め、《国民の信を問うて》解散総選挙を行ったのなら、あっぱれであった。(するわけないが)
 そういう《国民の信を問う》解散総選挙でないなら、選挙は国民にとっては、《選挙費用での税金の無駄遣い》、《投票用紙や選挙ポスター、ポスターを貼る掲示板などの資源の無駄遣い》《学校の体育館などが使用できない不便さ》《選挙カーなどの騒々しさ》などのマイナス面ばかり。

 昨日の総理の会見は、少子化対策など素晴らしい政策・方針のように聞こえた
 一方、懸念の大きい財源であるが……


……少子化対策を実行するための財源について「財源確保にあたっても、経済成長を阻害し、若者・子育て世代の所得を減らすことがないよう、まずは徹底した歳出改革などによって確保することを原則とする」と強調した。
その上で歳出改革などの取り組みを徹底することによって、実質的に追加負担を生じさせないことを目指す方針に揺るぎはなく、財源の具体化を先送りしたとの指摘はあたらないと反論した。


 《原則》とか《方針にゆるぎない》と言っても、「それを目指したけれど、完全には実現できなかった」とか述べて、増税や名目を変えて負担を増大させるに違いない!
 見栄えの良い言葉、聞こえのよう政策を並べたので、支持率アップし、選挙に勝つ見通しがつきそうだから、「解散は考えていない」→「情勢を見極める」と方針を変えたのだろうか?
(単に野党や自民党議員を牽制しただけとも考えられるが)
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将棋世界7月号のインタビュー記事…からの “和田はな女流1級考” 「その2」

2023-06-14 16:23:33 | 将棋
“和田はな女流1級考” 「その1」の続きです。

 「その1」で勿体ぶった終わり方をしたが、和田女流1級の次の一手は

 ▲6一金!
 △同玉に▲2三飛成で飛車桂両取り!
 これで決まったかに見えたが、△7二飛で一応受かっている。

 以下(▲4六角△5五歩を決めるか微妙だが)、▲6二歩△同角▲6三歩△7一角(変化図)の順が有力だが、寄せ切れるかギリギリの攻防が続きそう。

 ここで、①▲3三歩成、②▲1一龍と攻めに厚みを加える手が有力だが、後手も△5二玉と上部に逃れようとする手があり、難解。また、③▲4一龍と上部脱出を許さない手もあるが、これには△4二金と頑張る手があり、もう、訳が分からない(笑)

 実戦で和田女流1級は△7二飛(ギリギリ図)に対し、▲5三歩と垂らす。
 この手は少し緩いので、△7六桂と攻めに転じたいところだが(これで後手が良いと言う訳ではなく、ほぼ互角か)、△2二歩▲4三龍△4二金(第4図)と強く守る実戦の順は、自然の流れかもしれない。


 第4図では、▲6二歩という巧手がある。
 △6二同角は▲5二龍と金が取られてしまう。また、△5一玉とかわすのは大きな利かされで、▲4四歩や▲3三歩成で先手の攻めを振りほどくのは大変そう。
 そこで、△6二同飛と応じることになりそうだが、▲5二歩成△同金▲7三龍で桂が取られてしまう(それでも、以下△7二銀▲3三龍に△7六桂と絡めば、先手の気分ほど簡単ではない。

 実戦の▲3三歩成もなかなかの手で、以下△4三金▲同歩成と進んだ第5図も、後手が勝つのは大変そうだ。

 △5一歩と受けても、▲3五角と援軍が来る。この角が働いてきては、後手が勝つ気はしない。(実際は、△6二金と根性の入った受けがあり、簡単ではない)
 後手・木村女流1級は△6二玉。上記の変化は勝つのが困難と考え、玉の脱出に勝機を見出すのは、プロの第一感であろう。
 ただし、△6二玉には、▲5二歩成△6三玉▲5三と寄△7四玉▲6二と寄と普通に指せば先手優勢だ。

 しかし、実戦は▲8二金!

 後手の飛車も角も、いない方が良いような存在なので、金と1手を掛けてまで指す手ではない。
 おそらく、先手の狙いは飛角ではなく、8三の銀。▲8二金に△7六桂の攻め合いならば、▲8三金が次に▲5二歩成△6三玉▲5三と寄(引)△7四玉▲8四金までの詰めろになる。
 ただし、▲8二金には、△7六桂ではなく、詰めろに貢献する角に当たりを掛けつつ先手玉に迫る△5八飛で、難解な形勢。(▲8三金なら△5七飛成と角を抜いておく)

 実戦は、△8二同角。以下▲同桂成△同飛▲5二歩成△7二玉と進む。

 図では、先手の攻めが一段落しているように見える。
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将棋世界7月号のインタビュー記事…からの “和田はな女流1級考” 「その1」

2023-06-13 21:51:02 | 将棋

 先月、「最近の『将棋世界』は、面白さが減った」という記事を書いた。
 7月号も、「俊英棋士インタビュー vol.9 古賀悠聖五段」(12ページ)、「女流棋士たちのエモーション vol.8 和田はな女流1級」(11ページ)とインタビュー記事が並ぶ。

 男性棋士、女性棋士を交互にしてほしいと思う。それが駄目なら、誌の中盤以降に配置してほしい。(順番に読まないと気が済まないタチなので、なかなかページが進まない)
 それはともかく、今月号の人選には、疑問が少々……。新人や若手棋士は、これまで紹介されていないので、人選としては正しいと思う。
 しかし、和田はな女流1級はどうなのか?
 2020年9月に女流2級でプロ入り。21年に1級に昇級と順調のようだが、>2020年 5勝8敗 .385、21年 5勝14敗 .263、22年 8勝15敗 .347、23年 1勝4敗 .250
 女流棋士考 その12「女流棋士の濫造?⑧ 新人、若手~中堅棋士」で調べた時、プロ入り後2022年度終了までの勝率(18勝37敗 .327)は下から4番目だった(ベテラン棋士は除く)

 読みたくなければ、読まなければいいだけの話だが、約240ページで870円の11ページ…約4.6%の40円が惜しいし、性格的に全部読まないと気が済まない……


 埼玉県和光市出身で、姉のあきさんも女流棋士(女流初段)。中学2年生から約3年間はアメリカ・ヒューストンで住む。アマチュア時代の戦歴は、2013年 小学生女子名人戦、2014年 女流アマ名人戦、2018年 全米将棋選手権、2019年3月 全国高等学校将棋女子選抜大会で優勝。早稲田大学社会科学部に在籍(推薦入学)、法律、政治、経済などいろいろ学んでいるそうだ。
 将棋の勉強法、姉や同世代の女流棋士への意識、長年の巨人ファンとかその他の趣味、”白瀧あゆみ杯”優勝について……など、かなり充実した経歴や現在だと感じた。

 でも、《プロ入り後の成績を思うと、人生を謳歌していて良いの?》と余計な心配をしてしまう(順風ライフへのヤッカミもある)
 いや、そもそも、インタビュアー:内田晶氏、《こんな表面だけの通り一遍のインタビューで良いのか?》……《現在の成績に甘んじている和田女流1級の鬱積したモノを晒し出せ》とは言わないが、その一端を垣間見せてほしい。
 せめて、「これまで一番悔しかったこと(将棋や指し手)」ぐらいは訊いて欲しい。そういう重いモノ扱いたくないというのなら、「今まで一番、心が動いた一手」でも良い。

 今回、彼女の低勝率による先入観で、インタビュー記事を読んでしまったので、実際の和田女流一級の将棋を観てみようと思った。

観たのは
女流順位戦和田はな 女流1級 -木村朱里女流1級( ヒューリック杯第3期白玲戦 女流順位戦D級:2023年6月12日)。(他に6局で全7局)

 和田女流1級の将棋の特徴のひとつが、手数が長いこと。
 押したり引いたりが好きなのか、今一つ踏み込めないのか?
 それに関連して、勢力争いの地点に歩を打って《取りあえず制圧》……反面、《抗争地点に歩を打ち、自分の駒の進路を埋めてしまっているので、捌けない》………

 この将棋も、まだ中盤の第1図で既に107手。
 先手玉7七の歩も楔はあるものの、一応、穴熊。後手陣は攻略はされていないものの、金銀が上ずらされている。先手の1歩損だが、2歩を持っているし、大きなマイナス要素ではない。
 形勢は互角に近いかもしれないが、先手が勝ちやすそうだ。
 数手進み、第2図。

 叩きたくなる歩打ちだが、ここでは普通に▲3四歩、あるいは、捻って▲5三歩と打ちたい。
 私が後手なら、▲2三歩(第2図)には、”これ幸い”と△5二飛と飛車を転回する。まあ、直後に▲5三歩と叩かれる手があり、簡単ではないが、この2三の歩は、先手の飛車の進路を塞いでおり、飛車を回られると、“しまった!”と思うのではないだろうか。
 ところが、後手は△2三同飛。5二へ展開するのとは逆に、飛車の可動域が狭くなり、感覚的には受け入れにくい。
 “水匠”その他の人間離れした超人が視ると、私の大局観や感覚など、全く関係ない形勢判断をするかもしれないが、この2手のやり取りは、賛同できない。

 数手進み、第3図。

 ▲3四歩の叩きに、△3二飛と逃げたところである。
 ここで、和田女流1級にかっこいい手が出た。

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2023全日本体操種目別選手権……“代表選考会”の意味がない

2023-06-12 16:40:55 | スポーツ
これまでに、全日本選手権+NHK杯体操で男子は上位の橋本大輝、萱和磨、三輪哲平の3選手、女子は宮田笙子、岸里奈、深沢こころ、渡部葉月の4選手が選出されていた。

男子は残り2枠
 床で種目別4連覇し跳馬も優勝の南一輝、あん馬とつり輪と平行棒で質の高い演技をした千葉健太が選出された。千葉選手は、これまでずっとあと一歩で代表を逃していたので、個人的には嬉しい。谷川翔は惜しくも及ばなかった。
 あと、北園丈琉と谷川航を推していたが、振るわなかった。谷川航は、何か故障でもしたのだろうか?(誰か、教えてほしい)
 
女子は残り1枠
 21年世界選手権種目別平均台金メダルの芦川うららが選ばれた。

 女子の選考には大きな疑問を感じた。
 芦川選手の平均台は相当のレベルの高さであるのは間違いない。
 しかし、決勝ではふらつきが目立ち、更に、落下までしてしまい4位(12.700)に沈んだ。
 対抗と目された坂口彩夏は床で13.449(2位)、平均台で13.133(3位)、床で13.166(3位)と高得点・好成績を並べた。


《選考会の意味がない!》
【選考要素】は、大まかに言うと
①決定済みの代表選手と団体を組んだ場合に貢献度が高い選手
②過去の実績、最近の成績
があるが、いろいろ細かい選出方法があるようだ

 まあ、重視されるのは上記の①。簡単に言うと、既に代表になっている選手の苦手種目(得意の選手がいない種目)が重要視される。
 女子の場合、平均台の高得点が見込まれる選手が有力となっていた。(これも運か?)

 しかし、代表決定の決勝とも言える舞台で、その種目を失敗したのだから、選出するのはおかしい。
 それに、坂口選手が平均台が苦手で、欲しい平均台での得点が期待できないというのならともかく、種目別決勝で芦川選手を上回る得点を上げているのだから、坂口選手が選ばれないのは不合理としか言えない!

      …………“代表選考会”の意味がない!
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東北地方・北陸地方で梅雨入り……言っちゃって、いいのかな?

2023-06-11 22:17:35 | 気象
きょう(6月11日)午前11時、東北地方と北陸地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表した。
北陸地方は平年通りで、東北南部地方では平年より1日早く、東北北部地方では平年より4日早い梅雨入り。


 今朝、町内の草刈り作業があり、雨を体感した。(30分かそこらで、雨も強くなかったので、ずぶ濡れになるほどではなかった)
 雨は朝方だけで、昨日の段階では月曜日も雨マークはなかったので、北陸地方の“梅雨入り”はまだ先だろうと思っていた。
 しかし、お昼のニュースで、「北陸・東北地方が梅雨入り」と報じられていた。

 (毎年思うのだが)“梅雨入り”を認定することに意味はあるのだろうか?
 統計的と言うか、大まかな天気の傾向を知るのに、便利ではある。
 例えば、「今年の梅雨は、○月△日~×月▲日の※※日で、梅雨の総雨量は**ミリ」というように。

 でも、実践的?には、梅雨入りしたと言っても、意味はない。
 “梅雨入り”したと気象庁が発表したので、天気の神様が《ん?それなら、雨雲をもう少し作らないと》とか、梅雨入りしたことを受けて、《梅雨手当》を気象庁(国)や企業が出すわけでもない。

 そもそも、“梅雨入り”や“梅雨明け”が、ハッキリしない年も多く、後になって訂正される年もある。
 昔は「梅雨明け(梅雨入り)宣言」とか、張り切っていたが、現在では「梅雨入り(明け)したものと見られます」とトーンダウン。

 で、今年の北陸の梅雨入りだが、火曜日辺りから雨が降らないので、今日、“梅雨入り”を逃すと、しばらく“梅雨入り”できない。
 そこで、《ええいっ、“梅雨入り”を発表してしまえ》と……

 でも、福井の週間天気予報は、火曜日以降、曇り、曇り、曇り時々晴れ、曇り時々晴れ、晴れ時々曇り、曇り時々晴れ…なんだけど。いいのかなあ?

 そんな感じで“梅雨入り”を発表しているのなら、《“梅雨入り”、”梅雨明け”なんて、発表しない方がいいと思ってしまうのである。
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迷惑な電話

2023-06-10 11:01:44 | 日記
 《電力契約について》とか《電話料金について》とか《ネットセキュリティについて》の電話がよく掛かってくる。
 所謂、“迷惑電話”だ。

 大きく分けて、2種類。一つは商品(契約)などを説明し、何とか話を聞いてもらおうという姿勢のモノ。もう一つは既存の契約(電話や電力など)の関係を装って、実は全然別個の契約を進めてくるタイプ。
 前者は、《会社の方から電話を掛けるノルマでもあるのかなあ。大変だなあ》と感じてしまうことが多い。なるべく、角が立たないように電話を切るように心がけている。後者は、明らかに胡散臭い。申し訳ないが、「今のところ、そういう意思(計画)はないので」とか言って、そそくさと切るようにしている。あまりにも、胡散臭い場合は、(申し訳ないが)返答せずに切っている。
 もしかしたら、重要な話だったかもしれないが、その電話番号で検索すると、ほぼ100%、“迷惑電話”の類だった。

 で、数日前の場合は、明らかに後者だった。
 まず、「お世話になっています。△△会社の※※です」と親し気な感じ。
 
 《“△△会社”なんて初耳。もちろん、お世話をした覚えもない》

 と言う訳で、即切り。

 しばらくして、また、同じ電話番号から掛かってきた。
 なので、当然、出ずに切れるのを待っていた。
 あ、他の者にも、「出なくていい」と伝えようとして、別の部屋にダッシュしたが、間に合わず受話器を取ってしまっていた。
 
 「出なくていい。あっ、切って」と言って、切ってもらったが、《その言葉、聞かれただろうなあ》と。

 すぐ、掛かってきた。
 長い間、コール音が鳴り、切れて。すぐ、また、掛かってきた。これが3回続いた。

 そのあと、電話番号を検索したら、やはり、“迷惑電話”の類だった。
 電話番号は残っているので、ここに晒そうかと思ったが、意味がない(マイナスかもしれない)

 無言で切られたり、怒鳴られることだってあるだろうなあ……
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新型コロナウイルス その155「感染数の増加率は楽観できないかも」 他の感染症も気になる

2023-06-09 17:52:50 | 時事
【定点把握後の感染者数のデータ】
 2023年5月 8日〜5月14日 2.63人
 2023年5月15日〜5月21日 3.55人(前の週比 35%増)
 2023年5月22日〜5月28日 3.63人(前の週比 2%増)
 2023年5月29日〜6月 4日 4.55人(前の週比 25%増)


 5月第3週(15日〜21日)→第4週(22日〜28日)の増加率は2%と落ち着いたものの、第4週(22日〜28日)→5月29日〜6月 4日の増加率は25%とかなりの増加率を示している。
 この25%増は、単純に比べることはできないかもしれないが、第8波の感染拡大真っ只中の増加率と同じ。(詳しくは「その154」
 重症化率なども違うらしいので杞憂かもしれないが、一応、注視するべきであろう。


【はしかの感染にも要注意】
 はしかの感染率は恐ろしく強いので(空気感染・飛沫感染・接触感染)、注意すると言っても難しいとは思うが、《“はしか”が国内に入ってきている》と頭に入れておくことが肝要。「赤い発疹」「高熱」の症状が見られたときに“はしか”を疑うことができれば、感染拡大を抑制にプラスになる。
 症状や感染力、対処法などの情報は「“はしか”感染確認 各地で 症状の特徴 対策は?(5/23現在)」(NHK NEWS WEB)を参照
 厚生労働省にも注意喚起の呼びかけのページがあるが、《いつ更新したのだろう?》と疑いたくなるような内容だ。


 《はしかの特効薬はなく》……ワクチン接種が極めて有効

【インフルエンザも流行している地域があるようだ】
 「インフルエンザ流行レベルマップ 第22週(6/9更新)」(国立感染症研究所)によると、北海道、山形県、宮崎県が黄色く塗られている。
 《定点当たり報告数は1.62(全国)。都道府県別では宮崎県(5.33)、愛媛県(3.64)、鹿児島県(3.54)、長崎県(3.39)、山形県(2.79)、新潟県(2.76)、山口県(2.70)、熊本県(2.63)、三重県(2.51)、宮城県(2.31)の順となった。20都道府県では前週の報告数よりも増加し、25都道府県では前週の報告数よりも減少した》
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デジタル庁……“無能”は言い過ぎかもしれないけれど、報告を受けていたし、予測もしていたというのに

2023-06-08 22:26:55 | 時事
いろいろ問題が浮上している“マイナンバーカードを巡るトラブル”だが、一番ひどいのが、マイナンバーにひも付けられた公金受取口座に家族名義の口座登録が登録されていた件

★デジタル庁、杜撰で、しかも、しらばっくれていた?
国の給付金などを受け取るためにマイナンバーにひも付けられた公金受取口座に家族名義の口座登録されていたことについて、ことし2月ごろに税金の還付申告の手続きで明らかになり、デジタル庁も情報を把握していた
 デジタル庁は国税庁から連絡を受けて、調べた結果、本人ではない家族名義の口座が登録されたケースを2件把握したということですが、具体的な対応はとっていなかった。
 河野デジタル大臣は閣議後の記者会見で、デジタル庁で情報が共有されていなかったとしたうえで「イレギュラーな事案の報告を受けていないか再点検をするよう命じた。デジタル庁の中で情報共有がされていなかったことは大変申し訳ない」と陳謝した。
(NHK 『NEWS WEB』より)
 また、「YAHOO!NEWS」(産経新聞)によると
 国税庁が2月に税の還付金をマイナンバーにひも付けられた公金受取口座に振り込もうとしたところ、納税者名と口座名が食い違うケースが2件あり、デジタル庁に問い合わせた。しかしデジタル庁の担当者は「機械的に突合はできない」などと回答するのみで対応をやめ、幹部や河野氏への情報共有もしていなかったという。
 しかも、6月5日の国会答弁で「(5月下旬の)総点検調査の過程で把握した」と述べており、デジタル庁だというのに、全然情報共有ができていない。大臣に問題があるのか、庁職員がなっていないのか?……“しらばっくれていた”と思われても仕方がない
 この国税庁からの報告を受けた職員について……「今回の事象の場合には、それ(報告)を受けた人が、デジタル庁から離任をされていましたので」……「…って、おい!」と言いたくなったのは、私だけ?

★”家族名義の口座ではダメ”と周知していたと言うが
 大臣は「“公金受取口座は、本人名義の口座をご登録しなければならない”ということを周知したが……」
 この事を知らない人が多かったのでは?

 恥ずかしながら、私も知らなかった。
 ほぼ毎日、朝と夜のニュースをチェックしていて、記事を書くことがあるかもしれないので、気になるニュースはダビングして残している。なので、見落としたとは考えにくい(可能性はゼロではなく、数パーセントぐらいか)
 「周知していた」というのは、どの程度なのか?……《国地方を問わず関係職員》《ホームページや広報》……周知はしていたのだろうが、あれだけ、「マイナンバーカード登録云々」と言っていたのだから、その時に、「“本人の口座のみ”ということに注意してください」と言えば、かなりの周知効果があったはず。《家族名義の口座を登録する》ことは、全くの想定外だったのだろうか?

★登録システムにも問題
 「《戸籍の氏名に「読み仮名」がない》ことが、自動照合の妨げになっている」らしいが、そんなこと、何を今更!である。
 それに、専門家(コメンテーター)が、「本人でない口座を登録すると、弾くシステムを構築しておくべきだった」と述べているので、戸籍の読み仮名云々の問題ではないのかもしれない。

河野大臣の言葉には呆れてしまう
 「おそらくお子さんの口座がないから、お父さんお母さんの口座にした。家族の口座をひとまとめにしようとされたのでは」と大臣は述べていたが、幼いお子さんの場合、そう言う流れ(家族名義の口座を登録)になるのではないだろうか!
 「家族名義で登録するのは、本人が意図してやることなので(制度設計に問題はなかった)。
給付の際に問題になることがあるので“本人名義でお願いします”と周知広報したい」
と述べ、9月末までに本人名義の口座を登録し直すよう呼び掛けた。

 自分の都合の良いように解釈する人物なのだろうか?
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近況と今後の予定など(備忘録)

2023-06-07 11:33:05 | 日記
1月は正月や種々のスポーツ中継観戦
2月は《早く寒気が通り過ぎないかな、早く春にならないかなあ》と思う日々(実際、2月は28日と短い)
3月は、年度末で何かと忙しい
4月は、年度初めで何かと忙しく、連休準備(仕事)がせわしい
5月は、連休で気がつくと上旬が過ぎ去っていた……(通夜が続いて、8日間で4回黒い服を着た)

 ……6月。もう、1年の半ば。
 今月19日から、3日間、妻と旅行。
 普段、蔑ろにしているので、点数を稼がなければならない。失敗は許されない……

 実は、今年になって、ブログを毎日更新。
 1月、時事ネタ(コロナその他)や雪・寒気ネタなど記事欲求エネルギーも数も満ちていたので、自然に毎日更新となった。
 その後も、そう言う状態が続いたが、3月辺りからは、“毎日更新”を意識して書いていた。
 多忙さもあって、だんだん苦しくなってきている。
 “毎日更新”が目標というのは、本末転倒だなあ。と言う訳で、息を抜きます。(感覚的には、水中に潜っていて苦しくなり、水面に顔を出し、“ぷふぁ~”という感じ)

 先に書いたように、3日間旅行に行くので続けるのは困難。予め3記事を書いておいて、日が来たらアップする手もあるが、それこそ本末転倒だろう。

 5月27日に備忘録をアップしたが、それを復習?
①新型コロナウイルス感染状況
②衆議院予算委員会で、れいわ新選組の議員の質問中、それを聞いている時の岸田総理の表情
③あるブログでの広島サミットの感想・評価の記事で、不満を述べる被爆者に対する批判について(冷静に考えると、腹を立てることではなかった)
④卓球の雄叫び批判に対しての反論について、危険な風潮を感じること
⑤王位リーグ 豊島九段vs羽生九段戦(詳細)
➅棋士(棋界)は厳しいと言うが…
⑦NHK杯将棋トーナメント 澤田真吾七段-山本博志五段


 ①は状況次第
 ②は時機を逸してしまったが、出来ればアップしたい
 ③は括弧内に書いたように、書かない
 ④書くつもりだが、優先順位は低め
 ⑤書かねば
 ➅書きたい
 ⑦山本五段の指し手に見通しの甘さを感じたこと。投げ場を失って指し続けたことに、少し感じることがあったが、記事にするほどではない
【新項目】
 ⑧『アストリッドとラファエル2 文書係の事件録 』
【現在、連載?中】
 ⑨『3人家族』
   昨日、最終話を観た。非常に面白かった。
   全く記事が追い付いていない……どうしたものか?
   書くのが非常に難儀……の割には、反応が薄いし……(いえ、既に“反応を求める”ような心境ではないので、気にはしないのだが、労力を考えるとさすがに……)
   ……考慮中


そのうえ、
『3人家族』が終了したら、同シリーズの『二人の世界』が始まった……どうしたものか(笑)………
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藤井くんはベトナムでも強かった

2023-06-06 11:36:16 | 将棋
………藤井くんはベトナムでも強かった。
 棋聖戦と王位戦(羽生九段に挑戦者になって欲しかったが)へのダブル挑戦。藤井七冠vs佐々木大地七段の12番勝負となっている。


 とうとう渡辺明氏も“九段”の仲間入りかあと複雑な思いをしている。
 そんな思いはともかく、ようやく輝きを強め始めた佐々木七段。渡辺九段、豊島九段、羽生九段よりも、勝利期待値が大きい。
 とは言え、藤井七冠のダブル防衛の線は崩れない。佐々木七段から見て、棋聖戦1勝3敗、王位戦2勝4敗が妥当だろうが、棋聖戦の初戦で佐々木七段が勝利すれば、棋聖位奪取もあり得るかもと思っていた。
 藤井七冠も、慣れない海外対局の上、ここまでかなりのハードスケジュールで、調子を崩す可能性もある………しかし、藤井くんは、いつものように強かった。

 将棋はショートレンジでの打ち合いとなった。
 互角の打ち合いかと思えたが、一段落してみると、藤井七冠が優位に立っていた。
その後、最善手を逃したところもあったようだが、藤井七冠が敗れる気配は全くなかった
(終盤、持ち時間が少なくなって互角なら、まず、相手が間違える)。
 《勝利への距離が少なからずあって、届きそうにない》という感触を、佐々木七段も味わったのではないだろうか?


 それでも、勝負は単純なものではなく、佐々木七段にも勝機はある。
 こういう心配はしたくないが、タイトル戦が続いての消耗が将棋に影響することもある。
 勝てば勝つほど、“八冠達成”への期待は高まり、周囲が騒がしくなる。もちろん承知はしているとは思うが、マスコミも藤井七冠が将棋に集中できるように配慮してほしい。
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