英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

パリ五輪雑感 その11 競技による偏り

2024-08-14 12:19:16 | スポーツ
「その1」「その2」「その3」「その4」「その5」「その6」「その7」「その8」「その9」「その10」

 卓球は、団体戦、男女シングルス、混合ダブルスと種目があり、このように並べてみると、それなりに種目があるように思える。
 しかし、実際は一か国、男女各3名。しかも、第三代表は団体戦のみ。混合ダブルスは代表の男女各3人の中から結成される。
 (以前は、男子ダブルス、女子ダブルスがあり、混合ダブルスはなかった)
 実に厳しい代表争い(特に中国は)で、混合ダブルスは真の世界一とは言えない。

 バドミントンは、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスが行われる。団体戦はない。

 テニスも、男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスが行われる。団体戦はない。
 ゴルフは、個人戦に各国2名。

 これら4競技では、日本では、卓球の女子シングルス、バドミントンの女子ダブルス、ゴルフの女子個人戦が熾烈な代表争いとなっている。
 バドミントンはシングルス、ダブルス、混合ダブルスと棲み分けされていて(“ワタガシペア”渡辺選手は男子ダブルスもプレーしていた)、若干、卓球より競争率が低いかもしれない。
 まあ、競技が盛んで、レベルが高いと代表になるのは大変。
 
 柔道は7階級に分かれていて選手数としては多いが、各クラス代表になるのは本当に大変。
 水泳は種目数が多く、代表選手の数は多いが、日本の場合、派遣標準記録が日本記録より早い種目があり、代表選手数は絞られている。
 陸上競技も種目数が多く、代表選手数の最大値は高いが、基礎ポテンシャルに左右される競技で、日本人にとって厳しい競技で、参加標準記録が日本記録よりはるか上という種目も少なくない。(ただし、ワールドランキングで出場権を掴んだ選手もいた)

 体操は過去は団体代表選手は7名で、各種目6名が演技を行っていたが、現在は団体戦の代表は5名。団体戦決勝は各種目3名で、そのすべてが成績に反映されるので、選手のプレッシャーはとてつもなく大きい。(3人制にしたのは、テレビ中継の時間枠の関係かも)

 フェンシングは、フルーレ、エペ、サーブルの種目があり、それぞれに個人戦、団体戦が行われる。
 フルーレ、エペ、サーブルの3種目が行われるのは異論はないが、それぞれに団体戦があるのは、少し違和感を感じた。(ごめんなさい)

 この他、個人戦(ペアを含む)のある競技は、アーチェリー、アーティスティックスイミング、オープンウォーター、カヌー(スプリント、スラローム)、近代五種、サーフィン、自転車(トラック、ロード、マウンテンバイク、BMXレース、BMXフリースタイル)、射撃、重量挙げ、新体操、スケートボード、スポーツクライミング、セーリング、テコンドー、飛び込み、トライアスロン、トランポリン、ビーチバレー、ブレイキン、ボクシング、馬術だと思うが、自信なし。


 長々と書いたが、この記事で私が言いたいことは……
 競技として、少々無理のある競泳・混合メドレーリレー、柔道混合団体などの混合種目はなくして、体操の1人増、卓球の男女ダブルスを復活させてほしい。

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