英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新型コロナウイルス その66「新規感染者数、見かけ上は減少傾向だが」

2020-08-28 17:18:46 | 時事
「新規感染者数はピークに達した」(その65)という見方が多いようだが、本当にそうだろうか?

 今年のお盆は、帰省を控える人が多かったが、それでも、人の移動は通常より増え、県外に出なくても外食する機会が増えたのではないだろうか?
 なので、その影響が2、3日前辺りからみられるのではと思ったが、顕著な傾向はなかった。

東洋経済OMLINEより)

(↓最初からの経緯グラフはこちら)


 しかし、新規感染者のうち、感染経路不明な陽性者の割合が高くなってきている
 政府はその問題には積極的に触れず、「重症者が少なく医療がひっ迫していないので、緊急事態宣言発令時とは“状況が異なる”」(その64)と言い張っている。

 “重症者が少ない”ということは“無症状者や軽症者で済む人が多い”ということで、良いことなのだが、「“無症状者も感染力がある”となると、事情が異なってくる」西村大臣口調でお読みください)
 無症状者は当然、感染している自覚はなく、通常の日常生活を送る。日頃、《3密は避ける》《手洗い・消毒に努めている》人であっても、無症状者が増えることによって、感染リスクが高くなるのである。
 身近に無症状者が存在すれば更に危険度は高くなる。会社の同僚もそうだが、家族であれば、感染するリスクはかなり大きくなる

 家族で陽性者が出れば、PCR検査で無症状者も検知できるが、出先の取引相手や店員が無症状者で、そこで感染したとなると、感染経路の特定は難しい。


《無症状者が多い》《感染経路が不明な陽性者の割合が高い》という現象は、かなり危うい状況と考えられる。

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