【今週のポイント】
①師弟対決のコンペであったが、森田亜紀子(冨樫真)に依頼が決まっていた出来レースだった
嫉妬と仕事欲しさで師匠・大屋源治(下條アトム)が、家宅侵入し模型を破壊
②不動産会社の江波太門(伊嵜充則)が調査結果を改ざんし、土壌汚染の事実を隠蔽
それに気づき、不正を公表し糾弾しようとした亜希子を太門が殺害
③凶器を隠したのは源治の妻・千鶴(洞口依子)
千鶴は太門とは血の繋がりがないうえ、嫌われていたが、それでも愛おしく想い、庇おうとした
④新入りの“先走りくん”は、今週も引き立て役とフェイク当て馬役。
そのうえ、ウザくてイラつくキャラで、気の毒
脚本は、私に中ではかなり評価の低い真部千晶氏だったが、上記の③を肝に据え、①②をうまく絡めたストーリーで、面白かった。
謎解きの鍵に、紫陽花の色と思い出の箸箱を使ったのも巧みだった。
ただし、源治が2階までよじ登るのは無理がある。
【今週の教訓】
人を非難する(叱る)時は、少しは逃げ道を作ってやらないと、大変なことになる。
「第1話」 「第2話」
【ストーリー】番組サイトより
自然と共生する設計で人気の建築家・森田亜紀子(冨樫真)の刺殺体が仕事部屋で発見された。第一発見者でアシスタントの北原里香(長尾純子)によると、亜紀子はとある町の設計コンペに参加しており、その設計模型が、何者かによって破壊されていた。コンペには近未来的なデザインで有名な建築家・大屋源治(下條アトム)も参加していた事が判明する。
青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)はその建築家・大屋の自宅へ。志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)は、コンペを持ちかけた不動産会社の担当・中岡孝(中野剛)、江波太門(伊嵜充則)の元へ聞き込みに向かう。
一方の直樹(井ノ原快彦)は、真澄(原沙知絵)から、被害者は傷口の形状から工作用のカッターナイフで刺された可能性が高いと聞く。
そんな中、大屋の靴が現場に残された足跡と一致!直樹らは住居侵入の容疑で大屋家の家宅捜索を行う。その様子を心配そうに見守る大屋の妻・千鶴(洞口依子)の動きが不審である事に新藤(山田裕貴)が気付き、単独で尾行を開始するが、そこで意外な事実が判明し―。
更に、今回のコンペはデキレースだったという話しを聞いた志保らは、関係者を洗い直し、新たな事実に辿り着くが…。
ゲスト:大屋千鶴………洞口依子
大屋源治………下條アトム
森田亜紀子………冨樫 真
北原里香………長尾純子
中岡 孝………中野 剛
江波太門………伊嵜充則
脚本:真部千晶
監督:吉田啓一郎
①師弟対決のコンペであったが、森田亜紀子(冨樫真)に依頼が決まっていた出来レースだった
嫉妬と仕事欲しさで師匠・大屋源治(下條アトム)が、家宅侵入し模型を破壊
②不動産会社の江波太門(伊嵜充則)が調査結果を改ざんし、土壌汚染の事実を隠蔽
それに気づき、不正を公表し糾弾しようとした亜希子を太門が殺害
③凶器を隠したのは源治の妻・千鶴(洞口依子)
千鶴は太門とは血の繋がりがないうえ、嫌われていたが、それでも愛おしく想い、庇おうとした
④新入りの“先走りくん”は、今週も引き立て役とフェイク当て馬役。
そのうえ、ウザくてイラつくキャラで、気の毒
脚本は、私に中ではかなり評価の低い真部千晶氏だったが、上記の③を肝に据え、①②をうまく絡めたストーリーで、面白かった。
謎解きの鍵に、紫陽花の色と思い出の箸箱を使ったのも巧みだった。
ただし、源治が2階までよじ登るのは無理がある。
【今週の教訓】
人を非難する(叱る)時は、少しは逃げ道を作ってやらないと、大変なことになる。
「第1話」 「第2話」
【ストーリー】番組サイトより
自然と共生する設計で人気の建築家・森田亜紀子(冨樫真)の刺殺体が仕事部屋で発見された。第一発見者でアシスタントの北原里香(長尾純子)によると、亜紀子はとある町の設計コンペに参加しており、その設計模型が、何者かによって破壊されていた。コンペには近未来的なデザインで有名な建築家・大屋源治(下條アトム)も参加していた事が判明する。
青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)はその建築家・大屋の自宅へ。志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)は、コンペを持ちかけた不動産会社の担当・中岡孝(中野剛)、江波太門(伊嵜充則)の元へ聞き込みに向かう。
一方の直樹(井ノ原快彦)は、真澄(原沙知絵)から、被害者は傷口の形状から工作用のカッターナイフで刺された可能性が高いと聞く。
そんな中、大屋の靴が現場に残された足跡と一致!直樹らは住居侵入の容疑で大屋家の家宅捜索を行う。その様子を心配そうに見守る大屋の妻・千鶴(洞口依子)の動きが不審である事に新藤(山田裕貴)が気付き、単独で尾行を開始するが、そこで意外な事実が判明し―。
更に、今回のコンペはデキレースだったという話しを聞いた志保らは、関係者を洗い直し、新たな事実に辿り着くが…。
ゲスト:大屋千鶴………洞口依子
大屋源治………下條アトム
森田亜紀子………冨樫 真
北原里香………長尾純子
中岡 孝………中野 剛
江波太門………伊嵜充則
脚本:真部千晶
監督:吉田啓一郎
>英さんのレビューに触発され、『特捜9』の視聴も開始しました。
それは何よりです……と言いたいのですが、ここ2、3年の出来を考えると、視聴していただく甲斐があるのか、不安になります。今回は面白かったのですが、初回を観た時は、3話まで見て離脱かどうか、考えようと思っていました。それほど、初回の出来が悪かったです。今話で、視聴延長(2回)です。
『相棒』や『科捜研の女』と違って、あまり再放送はされないのですが、数年前の方がお勧めです。
でも、『相棒』も再放送の方が面白いんですけどね。
>真犯人はアシスタントの女性じゃないかと思いました。
実は私もです。
台詞がわざとらしくて怪しかったですよね。
話が逸れますが、太門役の伊嵜充則さんは、変わりませんよね。41歳ですよ。『相棒』ではseason7 最終話「特命」 (2009年3月) 、season13 第18話「苦い水」 (2015年3月)、『科捜研の女』 第9シリーズ 第3話「非情の鑑定結果!殺人犯になった親友」
、第17シリーズ 第13話「一番大きなバラ」で出演しています。
英さんのレビューに触発され、『特捜9』の視聴も開始しました。
『相棒』で杉下右京という強烈な個性のキャラに慣れているせいか、個々のキャラが少々薄いかなという感じはしましたが、今日のエピソードはなかなか面白かったです。
千鶴が誰かをかばっていること、かばっている相手が太門だろうということは読めたのですが、私はさらに深読みして、真犯人はアシスタントの女性じゃないかと思いました。外れでしたけど。
新藤は、今のところ完全に噛ませ犬扱いですね。未熟とはいえ、刑事があんなにあっさりと張り込みや尾行に気付かれてどうするのか(苦笑)