英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

五輪 バスケットボール女子 最終予選システムの問題点

2024-02-13 09:37:07 | スポーツ
第1戦 日本-スペイン第2戦 日本-ハンガリー第3戦 日本-カナダ

五輪出場権は日本、スペイン、カナダ
 第3戦のもう1戦のスペイン-ハンガリーも劇的だった
 ハンガリーが、一時、22点のリードを奪ったが、スペインが猛反撃、大逆転!
 ハンガリーは、1点及ばず、五輪に届かなかった。
 日本とスペインが2勝1敗で並んだが、日本-スペイン戦で日本が勝っているので、1位が日本ということになるのだろう。1勝2敗のカナダとハンガリーは、カナダが勝っているので3位で出場権を得た。

 ところで、私は小心者だ。
 羽生九段の順位戦でも、次の対局に負けた時を想定して、星勘定を検証する。
 先日、B級1組のラス前の対局があったが、その対局前の時点で、羽生九段の昇級の可能性はなくなっていた。となると、あとは降級の心配。残り2局を残した段階で5勝5敗(ランク6位)なので、連敗しなければ大丈夫なのだが、連敗した場合、どのくらい降級の可能性があるかなどと考えてしまう。(実際は、ラス前戦で糸谷八段に快勝して、残留を決めている)

 なので、今回の女子バレーの五輪最終予選でも、第3戦のカナダ戦に敗れた場合の星勘定をしてしまう…
 日本が敗れた場合、その後に行われるスペインvsハンガリー戦の敗者と日本が1勝2敗で並び、両チームの対戦で勝っている方が3位で五輪出場権を得る。
 日本はスペインに勝ち、ハンガリーに敗れているので、スペインが敗れて1勝2敗になれば日本が3位、ハンガリーが敗れれば日本は4位となる。
 実際はスペインが勝ったので、日本がカナダに敗れていたら4位となっていた。

 ……と、ここで問題になるのは仮に日本が第3戦で敗れた場合、その時点でハンガリーの立場で考えると、1勝2敗になった場合の競合チームが日本なので、スペインに敗れても3位になり出場権を得る(日本は4位)。
 つまり、《日本が第3戦に敗れた場合、その瞬間、ハンガリーの3位以上が確定する》のである。
 ハンガリーの五輪出場が確定しても、スペインがハンガリーに敗れれば、日本が3位になるので、五輪出場の可能性がなくなるわけではないが、ハンガリーの必死度が低下する。地元の声援やスポーツマンシップもあるので、ハンガリーがスペインに忖度するとは思えないが、その可能性はあるし、必死度の低下は多少はありそうだ。
 なので、第3戦は2会場にして同時に開始すべきだ。
コメント
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