【第12話 (最終話)ストーリー】(番組サイトより)
明るく元気なリサには、忘れられない過去がある。その過去は、リサと須堂が出会ったきっかけとなり、今は彼女の元に思いもよらぬ来訪者を呼び寄せていた。消えない過去を背負うことは、リサと須堂にとって暗黙の「絆」のはずだったが……。
須堂のストーリーとしてのテーマ……「旅立ち」(最終話のサブタイトルにもなっている)
メインは【リサとの繋がり】
《一緒に行きたい(生きたい)、力になりたい》というリサの気持ちを
「他人(リサ)の力は必要ない。俺、個人の問題だ」
と、須堂は拒否(リサを巻き込みたくないという気持ちからだろう)
~リサと須堂の日々~
事故の治療、その後のリハビリ終了後もフォローする須堂に、リサが問う
「なぜ、親身になってくれるのか?先生は他人でしょう?」
「似たもの同士だから(母子家庭でその母とも別離している)」
と須堂。
その会話以後、《先生と私は他人じゃないんだ》と信じていた。
なのに、“他人”と言われて
………看護師として須堂をフォーローするこれまでの繋がりを否定されたと悲し身に沈む
“須堂新医院”の看板を外す須堂
「簡単に取れる…ねじで固定されているだけだ。というわけだから、看板だけ用意してくれ」
(「これって、余計な改造(患者のことを含めて)はするな」と言っているのでは?)
そのあと、瀬戸に
「須堂のことなど忘れてしまえ。手の届かない遠くに行く…そんな人間について悩むことなど無駄なことだ」
と言われ、
「先生はもう病院のことなど、どうでもいいんですか?
なんであんな人に…」
「口は悪くても、腕は確かだし、患者には真摯だ。俺とは方針の違う所もあるが…」
「そこが問題なんです」
ジェイ「私もついていますから、ご心配なく。この病院が築いてきた地域との関係を発展させるため、瀬戸医師に精一杯、助言していきます」
「ジェイ、あなたも瀬戸さんのモノになるの?」
「違います。マスターである須堂の依頼により、一時的にサービスを提供します」
ジェイはリサを慰めたつもりだったが、却って、リサの反対の根拠を打ち消してしまった
リサの様子を見る須堂…無表情ではあったが…
(電脳のバックアップ障害に対する治療を須堂に受けた患者の娘の)
《お母さんは、やっぱりお母さんだった》という言葉で、幼いころを思い出す須堂
「ヒカルは賢い子どもだから、神様が帳尻を合わせたんでしょう(賢い分だけ、病弱にした)」
「ヒカル、あんたがどんな子どもでも、お母さんの子どもだから。
おかあさん、あんたのためなら、どんなことでもやってやるから。……どんなことでもね」
深夜、リサに電話する須堂
「たくさんの患者を診てきて感じるんだ……《自分という存在は、自分の中じゃなく、自分と誰かとの繋がりの中にあるんじゃないかって。
おれはやっぱり、コピーされた母さんを探しに行くべきなんだと思う。
たとえ、どんな母さんであろうと、俺にとって母さんは母さんだから。
……でも、りさ…本当は君と一緒にいたい。
あの病院で君と一緒に過ごした時間の中に俺はいる。そこが俺の居場所だ。
俺は…」
「先生…その言葉を聴けただけで、私、充分です。……だから、『行ってらっしゃい』、先生」
空港で
★リサとの約束三箇条
・できれば、早く帰ってくること……努力する
・危ないことはしないこと……努力する
・どんなお母さんと会っても、先生は先生でいてください!
………約束する
「私、待ってます。ずっと…」
リサを抱き寄せ
「“他人”なんて言って悪かった。元気で、体に気をつけてな」
【須堂のロビジア行きを理解しながらも、止めようとする、心配する周囲】
母……何も語らない須堂だが、須堂の変化を察知し
「何かあったんでしょう?母さんで良ければ、聴くよ。気の利いたことを言えるかわからないけど」
「世の中には、正解のない問題がある。考えても答えが出ない時には、大切な誰かに相談した方がいい。あんたは母さんみたいに間違えちゃ、だめよ」
「ひかる!……あんたは、あんたの人生を生きて!」
頷く須堂
瀬戸……患者たちを含めて須堂新医院を託される。リサのことも委ねられる
「ロビジアってのは、生きたまま人間の電脳をはぎ取ったり、年端も行かない子どもの頭をいじって自爆兵に仕立て上げる国だ。
おふくろさんのコピーがそういうことをやる側になっていたら、どうする?……お前はそいつを許せるのか? そいつを母親として受け入れられるのか?」
「病院の話は聞かなかったことにしておいてやる。
過去に縛られるな。今を生きろ」
……さらに
瀬戸はリサに
「須堂のことなど忘れてしまえ。手の届かない遠くに行く…そんな人間について悩むことなど無駄なことだ。
須堂がヒューマノイドだったら、俺が記憶を改造してやるのに。
《過去に縛られ続けるかわいそうな男》だ。
まあ、おかげで俺は、立派な設備が丸っと手に入るんだけどね」
(腹を立て、立ち去るリサ)
「実に面倒くさいねえ。我々人間てやつは」
わざと憎まれ口を言い、リサを焚きつける(須堂とリサが、今の状態で別れるのは良くないと考える)
ジェイ……医院で瀬戸やリサを補助するよう依頼された
(車中での会話)
「本当に私は、ロビジアにご一緒しなくてよろしいですか?」
「(ジェイを巻き込みたくないという須堂に対して)、その気遣いは不要です。私は人間をサポートするために生まれたAIですから。
須堂、その気遣いは、今、リサにこそ必要なのではありませんか?
《ロビジアにはいかない》
《“お母さんを探す”というあなたのミッションをは、これを機に手放し、これまで通りに病院を続ける、リサと一緒に》
そんな選択もあり得るのではありませんか?」
MICHIとカオル……須堂の母の電脳のコピーの居場所情報の提供を条件に、須堂に評議員への参加を依頼
「須堂がロビジアで命を落とす可能性が高く、(MICHIの希望に反して)大規模自己改修審査メンバーになれなくなる。
なのに、須堂のロビジア行きを積極的にサポート(射撃・護身術鍛錬など)している。まるで、ロビジア行きの方が本筋であるかのように。
MICHI…あなたはロビジアで彼に何をさせようとしているの?」(カオル)
「彼を待ち受ける苦難は分かっています。ただ、私は……そこで彼が見つける答えを見たいのかもしれません」(MICHI)
『AIの遺電子』としてのテーマ……「人間がその人間である根拠」
電脳バックアップで支障が生じた患者の娘
「《どうして人格のコピーは違法なのか?》…どうしてなのか、少し分かるようになった」
「《バックアップされたママは、私の知っているママと同じなの?》
《上書きされたママはどこに行ってしまったの?》
………そんな疑問がずっと拭えなくて、どうにかなりそうだった
人格をコピーするっていうのは、そういうことなんだね」
「《その人間がその人間である根拠はどこにあるのか?》
《心は…私はどこにあるのか?》
……偉い学者が議論を続けているが、結論はまだ出ていない。…多分、永遠に(答えは)でないんだろうなあ」
「でもね……お母さんは、やっぱりお母さんだったよ」
さっきの疑問(不安)はあるが、今の母さんがお母さんであることは間違いない(大好きなお母さんだ)
リサの母がリサの髪を改造したことについて
「人間は似ていないとダメですね。ママは私に自分と似ててほしかった。似ていないと、私のことをを好きになれなかった。
私たちヒューマノイドが、人そっくりに作られて、人そっくりに暮らすのは、そうじゃないと人は私たちを仲間にできないからなんでしょうね」
「白い髪のことでじろじろ見られたり、いじめられたり……親と違うのも最初は嫌だった。君のお母さんは、そういう思いをきみにさせたくなかったのかも」
「私はママを許す気になれない。ありのままを受け入れてくれるのが本当の愛でしょう」
「君のお母さんがしたことを、正当化したいわけじゃないんだ。でも、ママがきみを思う気持ちは否定しないであげてほしい」
【須堂の独白(ナレーション風)】
ある学者が言った。
《人間は、終わりなき進歩の奴隷であり、AIこそが、人間を進歩から解放する》と。
AIに支えられたこの世界で、人間たちが生きている。
誰かを愛し、愛され……過ちを犯し、償い
平和を望みながら、暴力をなくせない……昔ながらの人間が生きている
AIが世界を進めたのか?止めたのか?
人間の望みとは、何なのか?
「全ての答えは、須堂さん…あなたの手の中に。旅のご無事を」(MICHI)
~彼の地~
薄汚れた熊の人形を拾い上げた須藤に、少年が
「探し物?」
「ああ…必ず、探し出す」
ぬいぐるみを手にした少年を後に、歩いていく……
………結局
《ロビジアで須堂が出会うであろう母のコピーは、どのような人物なのか?》
《超高度AI “MICHI”の思惑は? 何を目指しているのか? 「自己改修計画」とは何なのか?》
《ヒューマノイドは、なぜつくられたのか?》
《ジェイはどういう存在なのか?》
など、疑問は全く明かされないまま、『ロビジア編』へ続く! で終了(笑・涙)
続編に期待!
【備考】
リサは自分をヒューマノイドとして、コンプレックスに近いものを抱えており、
瀬戸は自分を“人間”という存在だと認識している
参照:「第1話・第2話」、「第3話」、「訂正1・第3話について」、「第4話」、「訂正2・タイトルについて」、「第5話」、「第6話」、「第7話」、「第8話」、「第9話」、「第10話」、「第10話・追記」、「第11話」、「第12話(最終話)」
明るく元気なリサには、忘れられない過去がある。その過去は、リサと須堂が出会ったきっかけとなり、今は彼女の元に思いもよらぬ来訪者を呼び寄せていた。消えない過去を背負うことは、リサと須堂にとって暗黙の「絆」のはずだったが……。
須堂のストーリーとしてのテーマ……「旅立ち」(最終話のサブタイトルにもなっている)
メインは【リサとの繋がり】
《一緒に行きたい(生きたい)、力になりたい》というリサの気持ちを
「他人(リサ)の力は必要ない。俺、個人の問題だ」
と、須堂は拒否(リサを巻き込みたくないという気持ちからだろう)
~リサと須堂の日々~
事故の治療、その後のリハビリ終了後もフォローする須堂に、リサが問う
「なぜ、親身になってくれるのか?先生は他人でしょう?」
「似たもの同士だから(母子家庭でその母とも別離している)」
と須堂。
その会話以後、《先生と私は他人じゃないんだ》と信じていた。
なのに、“他人”と言われて
………看護師として須堂をフォーローするこれまでの繋がりを否定されたと悲し身に沈む
“須堂新医院”の看板を外す須堂
「簡単に取れる…ねじで固定されているだけだ。というわけだから、看板だけ用意してくれ」
(「これって、余計な改造(患者のことを含めて)はするな」と言っているのでは?)
そのあと、瀬戸に
「須堂のことなど忘れてしまえ。手の届かない遠くに行く…そんな人間について悩むことなど無駄なことだ」
と言われ、
「先生はもう病院のことなど、どうでもいいんですか?
なんであんな人に…」
「口は悪くても、腕は確かだし、患者には真摯だ。俺とは方針の違う所もあるが…」
「そこが問題なんです」
ジェイ「私もついていますから、ご心配なく。この病院が築いてきた地域との関係を発展させるため、瀬戸医師に精一杯、助言していきます」
「ジェイ、あなたも瀬戸さんのモノになるの?」
「違います。マスターである須堂の依頼により、一時的にサービスを提供します」
ジェイはリサを慰めたつもりだったが、却って、リサの反対の根拠を打ち消してしまった
リサの様子を見る須堂…無表情ではあったが…
(電脳のバックアップ障害に対する治療を須堂に受けた患者の娘の)
《お母さんは、やっぱりお母さんだった》という言葉で、幼いころを思い出す須堂
「ヒカルは賢い子どもだから、神様が帳尻を合わせたんでしょう(賢い分だけ、病弱にした)」
「ヒカル、あんたがどんな子どもでも、お母さんの子どもだから。
おかあさん、あんたのためなら、どんなことでもやってやるから。……どんなことでもね」
深夜、リサに電話する須堂
「たくさんの患者を診てきて感じるんだ……《自分という存在は、自分の中じゃなく、自分と誰かとの繋がりの中にあるんじゃないかって。
おれはやっぱり、コピーされた母さんを探しに行くべきなんだと思う。
たとえ、どんな母さんであろうと、俺にとって母さんは母さんだから。
……でも、りさ…本当は君と一緒にいたい。
あの病院で君と一緒に過ごした時間の中に俺はいる。そこが俺の居場所だ。
俺は…」
「先生…その言葉を聴けただけで、私、充分です。……だから、『行ってらっしゃい』、先生」
空港で
★リサとの約束三箇条
・できれば、早く帰ってくること……努力する
・危ないことはしないこと……努力する
・どんなお母さんと会っても、先生は先生でいてください!
………約束する
「私、待ってます。ずっと…」
リサを抱き寄せ
「“他人”なんて言って悪かった。元気で、体に気をつけてな」
【須堂のロビジア行きを理解しながらも、止めようとする、心配する周囲】
母……何も語らない須堂だが、須堂の変化を察知し
「何かあったんでしょう?母さんで良ければ、聴くよ。気の利いたことを言えるかわからないけど」
「世の中には、正解のない問題がある。考えても答えが出ない時には、大切な誰かに相談した方がいい。あんたは母さんみたいに間違えちゃ、だめよ」
「ひかる!……あんたは、あんたの人生を生きて!」
頷く須堂
瀬戸……患者たちを含めて須堂新医院を託される。リサのことも委ねられる
「ロビジアってのは、生きたまま人間の電脳をはぎ取ったり、年端も行かない子どもの頭をいじって自爆兵に仕立て上げる国だ。
おふくろさんのコピーがそういうことをやる側になっていたら、どうする?……お前はそいつを許せるのか? そいつを母親として受け入れられるのか?」
「病院の話は聞かなかったことにしておいてやる。
過去に縛られるな。今を生きろ」
……さらに
瀬戸はリサに
「須堂のことなど忘れてしまえ。手の届かない遠くに行く…そんな人間について悩むことなど無駄なことだ。
須堂がヒューマノイドだったら、俺が記憶を改造してやるのに。
《過去に縛られ続けるかわいそうな男》だ。
まあ、おかげで俺は、立派な設備が丸っと手に入るんだけどね」
(腹を立て、立ち去るリサ)
「実に面倒くさいねえ。我々人間てやつは」
わざと憎まれ口を言い、リサを焚きつける(須堂とリサが、今の状態で別れるのは良くないと考える)
ジェイ……医院で瀬戸やリサを補助するよう依頼された
(車中での会話)
「本当に私は、ロビジアにご一緒しなくてよろしいですか?」
「(ジェイを巻き込みたくないという須堂に対して)、その気遣いは不要です。私は人間をサポートするために生まれたAIですから。
須堂、その気遣いは、今、リサにこそ必要なのではありませんか?
《ロビジアにはいかない》
《“お母さんを探す”というあなたのミッションをは、これを機に手放し、これまで通りに病院を続ける、リサと一緒に》
そんな選択もあり得るのではありませんか?」
MICHIとカオル……須堂の母の電脳のコピーの居場所情報の提供を条件に、須堂に評議員への参加を依頼
「須堂がロビジアで命を落とす可能性が高く、(MICHIの希望に反して)大規模自己改修審査メンバーになれなくなる。
なのに、須堂のロビジア行きを積極的にサポート(射撃・護身術鍛錬など)している。まるで、ロビジア行きの方が本筋であるかのように。
MICHI…あなたはロビジアで彼に何をさせようとしているの?」(カオル)
「彼を待ち受ける苦難は分かっています。ただ、私は……そこで彼が見つける答えを見たいのかもしれません」(MICHI)
『AIの遺電子』としてのテーマ……「人間がその人間である根拠」
電脳バックアップで支障が生じた患者の娘
「《どうして人格のコピーは違法なのか?》…どうしてなのか、少し分かるようになった」
「《バックアップされたママは、私の知っているママと同じなの?》
《上書きされたママはどこに行ってしまったの?》
………そんな疑問がずっと拭えなくて、どうにかなりそうだった
人格をコピーするっていうのは、そういうことなんだね」
「《その人間がその人間である根拠はどこにあるのか?》
《心は…私はどこにあるのか?》
……偉い学者が議論を続けているが、結論はまだ出ていない。…多分、永遠に(答えは)でないんだろうなあ」
「でもね……お母さんは、やっぱりお母さんだったよ」
さっきの疑問(不安)はあるが、今の母さんがお母さんであることは間違いない(大好きなお母さんだ)
リサの母がリサの髪を改造したことについて
「人間は似ていないとダメですね。ママは私に自分と似ててほしかった。似ていないと、私のことをを好きになれなかった。
私たちヒューマノイドが、人そっくりに作られて、人そっくりに暮らすのは、そうじゃないと人は私たちを仲間にできないからなんでしょうね」
「白い髪のことでじろじろ見られたり、いじめられたり……親と違うのも最初は嫌だった。君のお母さんは、そういう思いをきみにさせたくなかったのかも」
「私はママを許す気になれない。ありのままを受け入れてくれるのが本当の愛でしょう」
「君のお母さんがしたことを、正当化したいわけじゃないんだ。でも、ママがきみを思う気持ちは否定しないであげてほしい」
【須堂の独白(ナレーション風)】
ある学者が言った。
《人間は、終わりなき進歩の奴隷であり、AIこそが、人間を進歩から解放する》と。
AIに支えられたこの世界で、人間たちが生きている。
誰かを愛し、愛され……過ちを犯し、償い
平和を望みながら、暴力をなくせない……昔ながらの人間が生きている
AIが世界を進めたのか?止めたのか?
人間の望みとは、何なのか?
「全ての答えは、須堂さん…あなたの手の中に。旅のご無事を」(MICHI)
~彼の地~
薄汚れた熊の人形を拾い上げた須藤に、少年が
「探し物?」
「ああ…必ず、探し出す」
ぬいぐるみを手にした少年を後に、歩いていく……
………結局
《ロビジアで須堂が出会うであろう母のコピーは、どのような人物なのか?》
《超高度AI “MICHI”の思惑は? 何を目指しているのか? 「自己改修計画」とは何なのか?》
《ヒューマノイドは、なぜつくられたのか?》
《ジェイはどういう存在なのか?》
など、疑問は全く明かされないまま、『ロビジア編』へ続く! で終了(笑・涙)
続編に期待!
【備考】
リサは自分をヒューマノイドとして、コンプレックスに近いものを抱えており、
瀬戸は自分を“人間”という存在だと認識している
参照:「第1話・第2話」、「第3話」、「訂正1・第3話について」、「第4話」、「訂正2・タイトルについて」、「第5話」、「第6話」、「第7話」、「第8話」、「第9話」、「第10話」、「第10話・追記」、「第11話」、「第12話(最終話)」