英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

刑事ゼロ 第6話

2019-02-16 15:03:38 | ドラマ・映画
今回は…容疑者が記憶喪失の女性
 名前、住所、仕事など一切覚えておらず、一般常識は覚えている状態

 記憶喪失の原因には2タイプあって
①心と身体にショックを受けた
②慢性的に心にストレスを受け続けていた
 ②の例としては親から虐待を受けていた(身体も痛めつけられると思うが)

 で、今回の容疑者(森口瑤子)の場合は、ケース①で、身体のショックはビルからの転落(自殺)。心因的ショックは何か?

 まず、女性の身元の判明が急務と、記憶回復のきっかけを求めて事件現場に行くがうまくいかない。
 そこで、京都の地図を見せ、覚えのある地名を尋ねると、いくつかの地名と最新の道路状況を把握していることが判明。
 それを突破口に、身元を判明していく様は面白かった。
 でも、他の何も思い出せないのに、地名だけ思い出すのは、少々ご都合主義。(医学知識も少し思い出していたが)

 捜査の結果、≪いじめによる息子の自殺をもみ消した(いじめの首謀者たちは謝罪しようとしていた)当時の校長に復讐しようとしていた≫ことが判明。
 しかも、単に殺害するのではなく、校長の悪行を突き止め公開し、社会的に抹殺したうえで殺害する計画だった。

 ところが、それを達成する前に、学年主任・関口に殺害されてしまった(学年主任は男女の関係を解消したかったが、校長の権限で解雇をちらつかせ、関係を強要していた)。
 復讐が成就できなかったことが“心因性のショック”となった。
 まあ、「人を刺して殺害した」ということも心因性ショックになるような気がするが…

 今回はここ数回に比べて突飛でなかった分、面白かった。

【ストーリー】番組サイトより
 進学校として有名な私立中学の校長・須藤公彦(阪田マサノブ)の刺殺体が、雑居ビルの屋上で発見された。事件直後、犯人と思われる女(森口瑤子)が屋上から飛び降り自殺を図ったが、植栽がクッションとなったため奇跡的に軽傷だった。遺体に突き刺さったままのナイフにはその女の指紋が付着しており、傷痕の状態から被害者に強い恨みを抱いていたことがうかがわれた。
 ところが、取り調べを受ける彼女の様子を見た時矢暦彦(沢村一樹)は、衝撃を受ける――。なんと容疑者の女は事件のショックから記憶を失ってしまったらしく、自らの名前さえ覚えていなかったのだ…!
 DNAや指紋のデータベースには該当者が見当たらず、女の素性すらわからない上、被害者との接点も不明――。“すべてが謎の女”に困惑した福知市郎(寺島進)らは、状況証拠は彼女の犯行を裏付けているのだから、さっさと送検して終わりにしようと言い出す。
 しかし、同じく刑事拝命以来20年間の記憶を失くしている時矢は自らの状況を重ね合わせ、「彼女の記憶が戻らない限り、真相はわからない」と主張。「これは自分が解くべき事件だ」と心に決め、新人刑事・佐相智佳(瀧本美織)と共に彼女の記憶のかけらをつなぎ合わせるべく奔走するが――すると、その女は、弁護士、記者などいくつもの名刺を使い分けていたことが分かる!はたして謎の女は正体とは…!? 時矢がたどり着いた、驚くべき真相とは…!?

ゲスト:森口瑤子 阪田マサノブ 舞羽美海

脚本:徳永友一
監督:兼崎涼介
コメント
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