奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

奄美生活再開

2009-11-25 20:00:20 | 住まい
昨日から奄美に帰ってきている。
昨日は飛行機から降りたら雨が降っていてその後も寒い1日が続いたが、今日は一転朝から快晴。
気温23.9度まで上がり、非常に気持ちのいい日だった。

ちょっと留守にしていたので、結構まわりが変わっていた。







まずはぎりぎりまで作業をしていたが結局、完成間近で中断してしまったピザ窯
鉄の扉がなかなかいい色で塗装できた・・わけではない
奄美は最近雨の日が続いていたらしく、鉄がさびて黄色になってしまった
こすっても色が落ちない
まずい!







続いて畑の状況
青々と作物が茂っている・・わけではない
以前掘り返して根を絶やしたはずの雑草がどんどん育ってしまっている
疲れる!






雑草を枯らそうと思いビニールを地面に貼ったのだが、透明なものは役に立たなかった
陽の光を通してしまいビニールハウス状態
かえって雑草がすくすく育ってしまった

明日からやることがいっぱいありそうだ!


ウツボカズラのその後

2009-11-24 20:10:16 | 
今年の夏奄美から帰った時、ウツボカズラのかずらちゃんはこんなに弱々しかった。







虫を捕るツボ(何という名前なのか知らない)も細くて頼りないのがひとつあるだけだった






夏が終わり秋も終わりに近付いている今、彼(彼女?)はこんなにたくましく成長している。










ひとつしかなかったツボも数が増え、ひとつひとつも大きく立派になった
肥料を全く与えていないのに(与えてはいけないらしい)たくましく育った彼のつめの垢
(彼にあればの話だが)を煎じて、奄美の野菜たちにふりかけてやりたい気分だ

一緒に育てていたはえとり草が枯れてしまっていたのは残念だった









ダッチオーブン を買いにいく

2009-11-23 19:47:40 | 食べ物
今日はこれからあーりーばーどでの名物になるであろうアウトドア料理にかかせない
ダッチオーブンを買いにいってきた

以前にも書いた通り、あーりーばーどは長期滞在しながら育てた野菜を自分で料理するのが
基本的なスタイルと考えているが、現実は短期滞在の人もいるだろうし料理を作りたくない日
もあるだろうから料理は用意しなければならないと思っている。

そのときどんな料理を出そうか今いろいろと考え、練習しているところなのだ。
ひとつがアウトドアクッキング。
昔からキャンプが好きでよく野外で料理を作って食べた。
お日様の下で皆で作り、皆で食べる野外料理は格別の味がする。






その野外料理で最も力強い味方となってくれるのがダッチオーブンだ
銑鉄でできていてフタが重くて中に圧がかかるので材料が短時間で煮えたり、味がしみ込んだりする
炭を鍋の下だけではなくフタの上にものっけて料理するので屋外でしかできない
ピザ窯と一緒に作ったBBQの炉は、ダッチオーブンが使えるようにぬかりなく作ってある







輸入品なので説明書がすべて英語で書いてある
ダッチオーブンは使い始める前にシーズニングといって慣らしのための面倒な準備がいろいろ
あるのだが
今持っている鍋は国産の南部鉄でできているものでシ-ズニングが必要なかった
だからやりかたを知らないのだが、この説明書を見ながらやっても自分の英語レベルでは
多分失敗するだろうなと強く感じる







リッジリフターとういう鍋のフタを持ち上げるのに使う道具
後で気がついたのだがメーカー品は値段が非常に高い
鍋本体は別として、こういった付属品については半額くらいでいろんな製品が売られているので
これから買う人はそういった製品を探すことをお勧めする







他に用意したもの
屋内料理は圧力鍋を使おうと思っているのでそのレシピ本
そしてこれからは奄美の海で大物を釣り上げ料理することになるので、どんな魚でも下ろせるよう
魚の下ろし方の指南書
先日探してきた刺身舟盛用の舟とあわせてこれで準備は万全だ!






大島紬を東京で展示販売

2009-11-22 19:55:37 | イベント・行事
奄美大島といえば何と言っても大島紬が有名だ。
バブルの頃は羽がはえたようにどんどん売れて、それは景気がよかったそうだ。
18,19の若い娘の職工が公務員の3倍4倍の給金をもらっていたそうだが、
それでも人手が足りなくて、引抜き合戦が盛んに行なわれたとのことだ。
それが時代が流れて紬離れが激しく、最近の生産高は全盛期の1割にも満たない状況だ。
売れ行き不振に伴って流通在庫もどんどん積み上がってきてしまっている。
もちろん関係者も大島紬の人気復活に向けて様々な努力をしている。
不動産屋のアキヅキさんもその一人である。
常々大島紬の零落ぶりに心を痛めている彼は、先日大島紬の展示即売会を東京で開催に向けて
ついに立ち上がったのだ!







それは新宿にある某会館の会議室を借りて行なわれた
家からそれほど遠くなかったので(サラリーマン時代の通勤に比べたらの話だけど)顔を出してみた







一反何十万円もするような反物が山のように奄美から持ち込まれていた
全部で100反送ったそうだ
東京などで売っている価格からみればかなり安く提供できる、というのがウリ






集客がイマイチでそれほど売れなかったようだが、「これからも地道にこういった催しを
続けていくことで大島紬の失地回復を図っていきたい」とアキヅキ氏は熱く且つこりずに語る
あーりーばーどに来たお客さんには大特価で提供してもらおう!
とにかく大島紬が少しでも再脚光をあび、地元経済に再び光がさすことを切に願う次第であります
本当に奄美は景気が悪い
自分だけかもしれないけど・・




奄美のシビの豪華舟盛をめざして

2009-11-21 19:09:03 | 食べ物
今所用で関東のS玉県にある家に戻ってきている。
もう生活の基盤は奄美にあるし、これから先はほとんど奄美にいることになるので
「戻る」という表現もおかしいのだが、今年の春まで長い間暮らしていた所に「行く」というのも
何か違和感がある。
したがって自分の中では、奄美には「帰る」S玉には「戻る」というふうに使い分けている。
そのうちS玉に行ってくる、という表現に変わるのだろうけど・・

話は変わるが、奄美でシビを下ろした時考えた。
立派な尾頭付きの魚を調理するのだから、それなりの容器に盛り付けなければならないのでは。




思い立って早速訪れたのは合羽橋
目指すは刺身舟盛の舟!
地下鉄の田原町駅の出口階段を上ると目印のコックさんが見えてくる






テレビで時々取り上げられるが調理道具・厨房用品の専門店が集まる合羽橋は非常におもしろい街だ
のぼり、のれん、提灯など普通の店ではなかなかお目にかかれないような代物がたくさん売っている







中でもながめて楽しいのは食品サンプルである
本物そっくりなのでサンプルを置く習慣のない外国の人に大人気なのだ、とテレビでよく聞くが
本当に外国人観光客がたくさん買い物にきていた







本当にきれいで、おいしそう
日本人が見ても十分楽しめる
結構いろんな店を見てまわった






肝心の舟盛はなかなか扱っているお店がなくて、20分探してようやく見つけた
これであればシビを一本盛り付けても大丈夫!
箱に入れるとかなりデカイのでそのまま奄美に宅配便で送ってしまった
デビューの際はまた紹介しよう