週末 一歩も外に出ず 読書三昧。
題名はうろ覚え たぶん『ダスト』
ずいぶん若い作家で この方の立つ視点は未来から現在
中高年には考えられない角度からの話です。
未来
日本は経済状況などが逼迫してきて
ある時から国の政策でダスト法が制定されました。 所得税を納められない人は、棄民といって 島流しにすることになりました。そこで500日間暮らす刑。ただ親族がそれ相当のお金を払ってくれれば刑は免除されます。たいてい 縁を切られておしまいですがね・・
そこでは 生きるためには何をしてもいいのです。(島民が短期間で退去させられたため 残った家やわずかな食料は残されていますが それもすぐに底をつく環境)
食料が尽きた頃
秩序は乱れ 悲惨な毎日が続きます。
さて 運良く500日間 生き延びた。
その後は島から出られるが 棄民のレッテルは、はられたまま 与えられた最低限の家と寝具、そこから死ぬまで工場で強制的に働かされます。それにそむくと また島流しです。
まあ たいして 今の私たちと変わらない日常です。
しかし、そんな日常でも 『目標』があれば それに向かって 人は努力して有意義に生きていけるようです
(この小説は 国家に無理やり引き裂かれた子供を捜すということでした。)
読後 強く思った。
日常の檻から逃れるために それぞれに『目標』を持つ
いまからでも遅くないような気がします。
若いから?あるいは感性?
未来から現代を思う手法には拍手喝采を送りたい。
題名はうろ覚え たぶん『ダスト』
ずいぶん若い作家で この方の立つ視点は未来から現在
中高年には考えられない角度からの話です。
未来
日本は経済状況などが逼迫してきて
ある時から国の政策でダスト法が制定されました。 所得税を納められない人は、棄民といって 島流しにすることになりました。そこで500日間暮らす刑。ただ親族がそれ相当のお金を払ってくれれば刑は免除されます。たいてい 縁を切られておしまいですがね・・
そこでは 生きるためには何をしてもいいのです。(島民が短期間で退去させられたため 残った家やわずかな食料は残されていますが それもすぐに底をつく環境)
食料が尽きた頃
秩序は乱れ 悲惨な毎日が続きます。
さて 運良く500日間 生き延びた。
その後は島から出られるが 棄民のレッテルは、はられたまま 与えられた最低限の家と寝具、そこから死ぬまで工場で強制的に働かされます。それにそむくと また島流しです。
まあ たいして 今の私たちと変わらない日常です。
しかし、そんな日常でも 『目標』があれば それに向かって 人は努力して有意義に生きていけるようです
(この小説は 国家に無理やり引き裂かれた子供を捜すということでした。)
読後 強く思った。
日常の檻から逃れるために それぞれに『目標』を持つ
いまからでも遅くないような気がします。
若いから?あるいは感性?
未来から現代を思う手法には拍手喝采を送りたい。