銀杏の樹

小春日和の暖かな日中でした。ただ　風が強く　街路樹がみごとな黄葉を　はらはらと散らしていました。思わず　運転中の車を停めて　見入ってしまいました。その　黄色い絨緞の上を　わんぱくそうな男の子が　自転車で　行ったりきたり。楽しそうでしたよ！　私は車からおりて、　大人なのでちょっとだけ　その上を　がしゃがしゃ歩いて　蹴散らして・・。これ楽しいですね。往来の車がなければ　たくさん集めて　空に向かって　ほおりなげたかったな！残念！
　えーー、神社　仏閣の境内って　楠木もさることながら　銀杏も二番目に多いのではないかしら？神霊が宿る樹といわれるぐらいだからでしょうね。晩秋は　遠くからでも　「おーーい！」って呼んでいる気がして　どこの境内にでも　のこのこ入って行きたくなります。
　「遊びにきたよ」
一人で笑っていると　はたからみたら気味の悪い人にみえそうなので　口をキッと結んで　銀杏を観賞しているふうを装うようにしたいです。