Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

疎外の疎外

2007-12-24 06:19:43 | 読書ノート
読書ノートNo.20

読書ノートは、暫く中断していました。
このメモを取り終えるまでは読むまいと決めていた、買っておいた「ヘーゲルを読む」(長谷川宏 河出書房新社)を、誘惑に負け読んでしまいました。

「精神現象学」(長谷川宏 河出書房新社)を自分に落とし込んだところと、異なる部分は多々ありましたが、自分の中でメモをとる意欲が些細な事柄になってしまいました。

自分への言い訳です。

『個人の自己形成とかれ固有の現実性とは、共同体そのものの実現である。』は、私が共同体を獲得するための自己形成の日々は、ヘーゲルは『疎外の疎外』と言っています。
書かれているとおりであって、いまある疎外を自ら疎外する(疎外しかえす)ことで、共同体を獲得することとなります。



それと、あるフレーズを写す作業が、これで結構難儀なこともあります。
メモをとる意欲が肥大したら再び取りかかる心算でいます。


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