Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング786. 小説:小樽の翠694.キナクリドンパープルな話・・・そして追記

2023年09月07日 | field work

  学校が休みのときは明菜姉ちゃんが画材屋で留守番をしている。アチキも絵具が切れるから買いにゆくわけだが・・・。
「キナクリドンパーブルが欲しいな」
明菜「それ一個だけ?」
「はい、1個だけ。沢山買うと『山田さんに橋をかけてもらったけど川がなくなった』になるから・・・・」
明菜「そんなことわざは聞いたことがないなぁー」
「じゃあ、『食うに困るほど食わせてみろ』かなぁー」
明菜「なにそれ?」
「無理に料理をつくってもらったけど、味が美味しくなかったために、結果的には料理が不要になったとか・・・。」
明菜「あっ、それならわかる・・・。いたんだよ友達に!」
「おっ、どんなん?」
明菜「愛瑠(めるる)という下級生の話。可愛い子なんだ。もちろん経験はないよね。でっ、親しい彼氏が熱烈にアタックしてきたの。もうあの手この手で美辞麗句を並べて、それで愛瑠も盛り上がっていったみたい。それで彼氏はセックスしようというわけ。それで愛瑠は私に相談にきて。でもそんなのって相談されたったわかんないじゃん。だから私も好きだったらやったら!。といったの。」
「それで処女喪失しいうわけだ。」
明菜「オジさん好きでしょう。こういう話・・・」
「好き、好き、続き・・」
明菜「もう彼氏が猛烈にアタックしてくるし、将来一生愛して幸せにするって彼氏はいうし、彼女も彼氏のお嫁さんを夢見て目一杯燃え上がっていったの。それで彼氏と生まれて初めてセックスしたわけ。」
「そんで・・・」
明菜「セックスした後、彼女が将来のお嫁さんの夢を語っていたの。そしたら彼氏が退屈な顔をして、『やっぱ愛瑠は、いらん!!』っていうわけ。愛瑠も目が点になって。あれほど将来お嫁さんにしてくれるっていったじゃん。それはどうしたのって尋ねたの。そしたら彼氏が『愛瑠はマグロだもん、つまんない!!』っていうわけ。それで『つまんない女だと気がついた、バイバイね!!』っていうわけ。それで彼氏とのつきあいはおしまい・・・・。
 これってひどいじゃん、愛瑠は処女まで差し出してさ、食べたらまずいからいらないなんていうわけよ。なんだよこれって感じ。だって愛瑠はセックスは初めてだもん。マグロだってしょうがないじゃん・・、というわけ。」
「手間暇かけてくどいたけど、それって相性が全然合わなかったんじゃない。」
明菜「愛瑠は相性の合わない男に処女を差し出したんだ。食べたら、ゲッ、まずい!、だからいらないはないでしょう!。でも愛瑠も相手をよく観察しないで、いわれるままに燃え上がっていったんだもんね。肝心な事が欠けていたカップルだよね」
「男も可愛いから美味しいだろうと思ったんでしょう(*^▽^*)。でも違った。そんなのお互いに食べる前に気がつけよ!、といいたいよね」
明菜「キナクリドンパーブルな話ね。パープルってどこかフィーリングが合わないところがあるナー・・・」
・・・
帰り道、パーブルって色は浮気っぽい色なんだよねーーー。
小樽の夏ももう終わりかなぁー・・・。

追記
 ところで私のブログで怪現象が続けて起きている。9月3日に突然アクセス数が増える。もちろんすぐに静かになる。何これと思っているうちに6日も突然アクセス数が急増する。6日は官能小説だから人体のイラストだ。人によってはいやらしい表現となる。
 6日のアクセス数の図は、二つの波形が確認でき、どちらも類似形状であり意図的なアクセスだと考えられる。このことから推測すると管理者が私のブログの継続でも審議しているのだろうか。オリジナルのデッサンが公序良俗に反するので、いずれ退会命令でも来るのかなあ!?。写真ならともかく、デッサンのクリエイションで公序良俗違反というのもよくわからない話しだが。海外の博物館に行けばそんな人体デッサンを数多く見かけることがあり、Picasoなどとサインが入っていたりする。まあ、退去させられたらデータがあるので違うサイトで復活ですけど。いや、そんなの意味がないか・・・。それにしても途中30分の休息を規則正しくはさみアクセスするというのは、不思議な現象だ。
 このブログは月ごとに3部構成であり、上旬がドローイングシリーズ、中旬が映像シリーズ、下旬がエッセイとしている。どのシリーズも一定のクオリティは維持できるように制作しているつもりですけど・・・。
9月4日の私のブログのアクセス数

9月6日の私のブログのアクセス数
そして・・・
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