Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング511. 小説:小樽の翆439. 今日はチーピンの娘さんがモデルなんだ

2021年10月04日 | Sensual novel

 

 翠の実家のパパのアトリエでは、今日はクロッキー教室の日だ。

まあ、つきあいだし、昔勉強したデッサンを忘れないためにも、ユ・キ・マ・ス・カ・・・。

でっ、今日はチーピンの娘さんがモデルなんだ。

綺麗なボディじゃん・・・。

・・・

「マサヒロ君、口説きましたねぇー!」

マサヒロ「うん、娘さんが調理場にいるときに出かけ、ラーメンすすりながらバイトしませんか?。

でっ、2時間で指1本立てて・・・」

そしたら「キャバクラですかぁー」というから、絵のモデルさんですぅーといったら興味を示して。

「まさか裸婦じゃないよね」というからそのまさかですぅー、といったらしばらく考えて・・・、

みんな絵の描ける人たちばかりですぅー・・といったら、OKもらって、パパには内緒だって!」

「やったね。女って一番綺麗な時に自分のボディをみせたいとか、記録させたいという願望があるんじゃないかなぁー。ここにいる人たちはみんな技量をもっているから、しっかり記録されるだろうな」

マサヒロ「やっぱ、そんな願望があるんじゃないかなと思ったので、そこをついたわけ。だってモデルさんが登場したら、みんなオオッ!、と小さなどよめきが上がったもん。それでモデルさんは自身をもって、やってたよん」

クロッキー教室も別に技量で参加者を仕分けているわけではない。

だからまれにデッサンの経験がない人たちが来たりもする。

そしていくら描いても周りの人たちのように、描けないことに気がつく。

自分は、なにか勘違いしているのではないか。

そう貴方は勘違いしているのです!、と誰も指摘しない。

だから、しばらくすると消えてゆく。

美の世界って結構厳しいんだ(*^▽^*)。

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