青森のリュウ君がインポの定期治療のために小樽にやってきた。なんでも最近精力剤が必須らしい。そんな話を診察の後ナンタルのレストランで・・・。
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リュウ君「最近うちの子供も中学生になって湯上がりに裸で鏡なんか見てんだよ。」
「そりゃまあ、これからどんな男を見つけようかと思案中なのだろう。あるいはリュウ君でも口説こうとしているのかなぁー?。」
リュウ君「そのあたりがうちの子供のおバカなところなのだよ。」
「でっ、それで精力剤か?。」
リュウ君「違う!、違う!、セックスしたがっているのは家の上さんだよ。」
「ふーーん、娘と近親相姦されちゃ適わないと思ったん?。」
リュウ君「実は上さんは子供産んでから性欲がとても強くなったんだよ。それで毎晩セックスをしていたら、こっちは仕事の疲れもあってインポになっちまったじゃん。それで精力剤をもらいに小樽の病院へ通うはめになったん。」
「女は、子供を産んでからが本番という説もあるからなぁー。」
リュウ君「そこなのだよ。実は子供が邪魔でセックス出来ない時もあるじゃん。いっそ子供を寄宿舎に預けようと思ったら、そんな学校は日本にないしさ。」
「子供が邪魔といっちまったら子供心は傷つくしなぁー。発育期の子供の心理は難しいよね。」
リュウ君「私の仮説なんだけど、小さい子供に愛情がゆくというのは世界共通の現象だけど、幼児期をすぎたら愛情もなくなる。それでも子供に愛情を注ぎ続けたら、つまり旦那への本来の愛情が子供に全部注がれたままになっているわけだ。きっとその夫婦のセックスは満足できないのだよ。日本の離婚率が35%前後だから1/3は性的不一致だね。
ところが我が家は3/2の部類にはいっていて、子供を産んでから上さんのセックスが旨すぎて私も興奮するし毎日女の喜びに燃え上がるんだよ。でね!、そんな光景を子供は盗み見したんだろうね。だからうちの子はませてんだよ。」
「そうなると子供といえども女だよね。」
リュウ君「そうだよ。だから私の前で裸で鏡に向かってどうかなぁーとわざと誘惑目線をするんだ。そうすると上さんも夜のサービスがすごくて・・・・、となるわけよ。だから精力剤は必須なのよ。」
「そうなると上さんが愛おしくなるんじゃないかい?。」
リュウ君「まさにそれだよ。だから子供が邪魔だけど裸で鏡の前に鎮座しているしさ・・・。」
「つまり子供が早く彼氏を見つけてくれればよいわけだ。そうすると関心が外に向かう。」
リュウ君「ついでに旦那捕まえて家から連れ出してくれると一番いいけどさ。」
「おませなら、すぐにできるさ。」
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以前リュウ君は奥さんを小樽に連れてきたことがあったな。きっと今もラブラブなんだ。これらもずーっとそうなのだろう。
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ナンタルのレストランの午後のテラスは秋の日差しで輝いている。