トップ画像は、エキジット直前だ。安全停止が終わり、これから船に上がるぞ!、とインストラクターがサインを出している。こうしてみるとダイビングは、スポーツだから鍛えた人間は動作に無駄がなく格好が良い。それに引き替え我々ファンダイバーは不格好の極めだ。まあ数多く潜って無駄のない動きが身につくように練習しなければアカンなと、この画像をみていて痛感した。水の中では造波抵抗!?(水中では何というのだろうか?、潜水艦の設計はしなかったのでわからない(注))をいかに少なくするかも、結果的にはエアの消費を抑えるのに貢献するのだろう。つまり格好が悪ければエアの消費も早いというわけだ。
2番目の画像は、洞窟の入り口だ。季節的にダイビングをする人間達の多い季節だから、前にも右にも上にもダイバーがいて狭い洞窟はラッシュアワー状態。若いお姉ちゃんのへっぴり腰が滑稽だ。女は地上では格好がついても水中だとこうなるよね。だから沢山練習しましょうね、ということになる。
3番目の画像は、カメラで沖縄ではあたり前にいるニザダイ科のクロハギを流し撮り風に追いかけていたら、なにか混沌とした空気を感じたのでシャッターを押していた。でもスローシャッターで流し撮り!、なんてうちの機材ではできないのよ。それにしても水中では、いろんな事に遭遇するからインストラクターは結構忙しいのだ。我々は安閑と潜っているわけではないのだ。
4番目の画像ぐいらになるとマッタリと撮影に没頭できる。彼女はダイブマスターの資格を取ったんだってさ。うらやましい限り。もう10年若ければ、私もトライしたけどね。
最後の画像は、エントリーして水中で集合し、さあ!、これから行くぞ!!、 というところだ。やはりスポーツだから鍛えないと体や動作は格好良くはならない。私が関心を持ったのはインストラクターのキックだ。これってウィップキックに近い。水泳でマスターしたら水中で使ってみよう。というのも私の時代って平泳ぎはウェッジキックで教えられたのよ。いまどきそんなキックは誰もしていないから時代の差を痛感するよ。
注:大学時代にプロダクトデザインの部屋が隣にあったので、車のデザイン程度は勉強したが、潜水艦のデザインは実習課題にすらなかった。どうやってつくるんだろう。そこでAmazonで検索したらヒットしたのが以下。
"John F. Schank, Raj Raman他:The United Kingdom's Nuclear Submarine Industrial Base: Sustaining Design And Production Resources""
直訳すると、「イギリスの原子力潜水艦の工学基礎:潜水艦の設計と生産の持続」、かなぁー。
工学として勉強する入り口は、これかなぁー。3Dプリンターでパーツが造れるから精々外観模型ぐらいはつくれるか。でもどれぐらいの強度でといった構造計算と設計が不可欠なはずだし、計算式とか構造など実例を交えて解説した本が日本でも欲しいよね。だって実際に潜水艦をつくっているじゃん。そんなわけで、勉強用にペーパーバックス版だけどこの本を予約したみた。車などもそうだがプロダクトデザインとしてみると工学的合理性があっての格好良さだから、そこを探求してみたいと思いませんか・・・。ダイビングの合理性も潜水艦の合理性も水を相手にしているから、水の抵抗や浮力という点で似たところがあるでしょう。
沖縄県
ニコンcoolpixW300
1)真栄田岬・山田、ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/400
2)真栄田岬・青の洞窟、ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正0,f/2.8,1/100
3)真栄田岬・山田、ISO125,焦点距離14.1mm,露出補正0,f/4.6,1/125
4)渡名喜島・ブルーコーナー、ISO125,焦点距離6.6mm,露出補正0,f/4.2,1/160
5)水納島・ポパイ、ISO125,焦点距離16.6mm,露出補正0,f/4.7,1/1250