Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE970. 狭隘な空間

2014年06月16日 | field work
 民家が密集し、たくさんの急坂があって細い路地が多様な景観をつくり、それらが海に面しているという狭隘な空間は、ありそうでなかなかない。
 類型をあげれば、海外ではアマルフィーだし、日本では空間はおおぶりだが路地の少ない函館や小樽があるが、やはり尾道の狭隘な空間は独特の海沿いの景観といえるだろう。
 だから軽く旅したいとなる。それに尾道は、京都からは郊外へ散歩するような案配である。PENを持ってフラッと散歩に行くのには調度良いところだ。今ならば、四条河原町から京阪バスで片道3400円という格安コースもある。帰りは新幹線としても、尾道発21:47分が最終だから、ゆっくり徘徊できる。
 さて雨が降れば防水型のE-Mに25mm標準レンズ!、とオタクな話題にそれる。最近デジタルテレコンバータを多用しているので標準レンズは、50mm(つまり100mm)の望遠になる。解像度は少し落ちるはずだが、実際にその影響は感じられない。一々レンズ交換をしなくて良いのが便利だ。F値は同じなのでガラスコンバータレンズよりも使いやすい。これが尾道の撮影には、機材と街の相性の良さもあって結構便利なのだ。
 だから、 梅雨時の時期こそ暑くなく旅季節だと私は考えており、雨の日にこそ(瀬戸内は大変暑いから)一日撮影にでたいと思う。だが皮肉にも今週末は天気晴れそうだけど。

尾道
OLYMPUS E-P5,LEICADG SUMMILUX25mm/F1.4
ISO200,露出補正-0.3,f5.6,1/1000
コメント
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