さて次の伝統的建造物群保存地区は、白壁と木蝋の内子町だ。学生達30人ぐらい引きつれた大学のツアーとかち合ったのは幸いだった。なにしろガイドさんがついて説明してくれるのだから、その後をついて行けば良さそうである。
博物館でもそうなのだが、歴史遺産というのは、説明を聞かないと、ふぅーんと通り過ぎてしまい、なんの面白みも興味もわかない。だからガイド用イヤフォンを借りるのが大正解なのだ。それによってはじめて歴史の意味を解説してくれ、ようやく歴史の面白さの入り口に立つことができるわけだ。
運よく内子では、地元のガイドさんの後についてゆけばよい。「この位置からしかみえないのです。龍が生きているようでしょう」というガイドさんの解説の横聞きで、なるほどこのこて絵は素晴らしい。反対側は、民家の一部が開放されていて、容易に見ることができるのだが、こちら側は説明がなければ通り過ぎるところだった。なんでこんな目立たないところにこて絵をつくったかというと、民家の後で蔵が建ってふさいでしまったそうな。
内子のこて絵は、装飾用なのだが、往事の感性と技術の技を今に伝えてくれている。
愛媛県内子町
OLYMPUS E-P5,LEICA MACRO ELEMARIT45mm/F2.8
ISO200,露出補正-0.3,f7.1,1/640
博物館でもそうなのだが、歴史遺産というのは、説明を聞かないと、ふぅーんと通り過ぎてしまい、なんの面白みも興味もわかない。だからガイド用イヤフォンを借りるのが大正解なのだ。それによってはじめて歴史の意味を解説してくれ、ようやく歴史の面白さの入り口に立つことができるわけだ。
運よく内子では、地元のガイドさんの後についてゆけばよい。「この位置からしかみえないのです。龍が生きているようでしょう」というガイドさんの解説の横聞きで、なるほどこのこて絵は素晴らしい。反対側は、民家の一部が開放されていて、容易に見ることができるのだが、こちら側は説明がなければ通り過ぎるところだった。なんでこんな目立たないところにこて絵をつくったかというと、民家の後で蔵が建ってふさいでしまったそうな。
内子のこて絵は、装飾用なのだが、往事の感性と技術の技を今に伝えてくれている。
愛媛県内子町
OLYMPUS E-P5,LEICA MACRO ELEMARIT45mm/F2.8
ISO200,露出補正-0.3,f7.1,1/640