天気予報では、京都にもところによっては雪が降るかもしれないという有り難いお告げ。まあ信じてはいないのだけど、京都市内は朝から雪が舞っていた。
さて京都の街は、通から奥にはいる路地がやたらと多い。なかには、古い民家が連なったりしていることも多い。時代の流れが、そこだけ忘れたように通り過ぎてゆく。こうした路地をソッと静かに徘徊してみたいと思う。
祗園は伝統的建造物群保存地区だから、きっと路地も美しいのではと思って路地の奥へはいってみたら、やはり予想通り行き止まりがある見事だった。そして京都ではあまり見かけない板目張りの建築が綺麗だ。祗園らしく整然としおり綺麗な路地であり、これが日本文化の美学なのであろう。都心にありながら、居心地の良さそうな静かな奥、つまり” The quiet back”が形成されている。
こういう都心にありながら、都心を感じさせない居心地の良い空間というのは絶対に必要なのですね。それこそ建築家の腕の見せ所なのです。京都には、そうした巧みな空間の使い方が多い。それを可能にするのが路地という設えなわけです。
こういう路地へ雪が積もったときに訪れたいが、今年はもう無理だろうな。
京都市・祗園
OLYMPUS E-M1 M.ZUIKO DG 9-18mm/F4.0-5.6
ISO1600,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f4,1/15
さて京都の街は、通から奥にはいる路地がやたらと多い。なかには、古い民家が連なったりしていることも多い。時代の流れが、そこだけ忘れたように通り過ぎてゆく。こうした路地をソッと静かに徘徊してみたいと思う。
祗園は伝統的建造物群保存地区だから、きっと路地も美しいのではと思って路地の奥へはいってみたら、やはり予想通り行き止まりがある見事だった。そして京都ではあまり見かけない板目張りの建築が綺麗だ。祗園らしく整然としおり綺麗な路地であり、これが日本文化の美学なのであろう。都心にありながら、居心地の良さそうな静かな奥、つまり” The quiet back”が形成されている。
こういう都心にありながら、都心を感じさせない居心地の良い空間というのは絶対に必要なのですね。それこそ建築家の腕の見せ所なのです。京都には、そうした巧みな空間の使い方が多い。それを可能にするのが路地という設えなわけです。
こういう路地へ雪が積もったときに訪れたいが、今年はもう無理だろうな。
京都市・祗園
OLYMPUS E-M1 M.ZUIKO DG 9-18mm/F4.0-5.6
ISO1600,焦点距離9mm,露出補正-0.3,f4,1/15