みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#409 神の法第三戒

2019年09月12日 | 神の法
第3戒
呪誓(誓い)と革命
 
p109~
Swearing and Revolution
The Third Commandment
The Institutes of Biblical Law
Rousas John Rushdoony

◇◇

冒涜の方向性は、年々下の世界へと向かっている。

20世紀中盤以降、新しい冒涜の言葉が好んで使われるようになった。

これは、明らかにアメリカ黒人の考案であり、母親との近親相姦を暗示している。

その後、この言い回しは敬意を表す意味合いを持つようになった。

その後、ホモセクシュアルを意味する新しい冒涜的な言葉がもっと人気を博するようになった。

倒錯性行為を表す言葉も流行るようになった。

三位一体の神に対する信仰が失われると、革命宗教やカオスに価値を置く新興宗教がそれにとって代わることになる。

人々はバイタリティーやパワーや力を下の世界に求めている。

冒涜の言葉は力の獲得を目指しており、力は下の世界に存在すると考えられている。

冒涜はますます宗教的な意味あいを強めている。

冒涜は神を無視するだけではなく、排泄や性に関する言葉を引き合いに出し、倒錯的な性行為にも言及するようになっている。

冒涜はさらに宗教的になり、単に言葉の上だけではなく、社会に対しても実際的な影響を及ぼしている。

冒涜的な社会は、神ではなく、非合法、猥褻、倒錯の世界を求め、それを現実の世界に呼び出している。

言葉に出されたものは、行為として具体化される。

社会が下に向かっているのは、新たなエネルギーを求め、新しい力とバイタリティーを下の世界から引き出そうとしているからにほかならない。

白人男性は、ツキを変え、一時的な成功を収めるため、バイタリティーや力を求めて、有色人種の売春婦のもとに通う。

下へと向かうことによって、彼らは上へと向かうエネルギーを蓄えようとする。

言葉による冒涜の流行は、社会的な冒涜が進展していることの証左である。

言葉による冒涜が下の世界へと向かえばむかうほどに、行動面において社会もそれに追随していく。