みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#172 終末預言:From Death to Life

2023年05月14日 | 終末預言 

R.C.Sproulの説教もそうであるが、彼のメッセージにも死を間近に意識した切迫感がある。

この聖書箇所はヨハネ3章と共鳴している。

早速、拝聴しよう。

エペソ2章1節から10節まで。

Steven Lawson: From Death to Life

*所感

死んだ者と生きている者の間には決定的な違い、ことばでは言い表し難いほどの断絶がある。

死んだ者とは神に敵対するこの世(の人)であり、生きている者とは只々神の恵みによりキリストとともに救い出された人。

何故、聖書を知り尽くしていたサウル(パウロ)がクリスチャンを迫害したのか。

たとえユダヤ人であっても、改心する前は神の怒りの下にいた。

キリストの内にいない者の心は暗くて、真理を見ることができない。

今現在全世界に蔓延している窮地・ジレンマに対する解決策が4節から6節に書かれている。

この世的法律、政治、財政計画はそのジレンマを解決することはできない。

無限の慈愛と圧倒的な愛に満ちた神の介入が不可欠。

ご自身の御力によって、神は私たちをキリストとともに新生して下さった。

十字架の死に続いてキリストが死者から蘇らされたように、全く同じ御力が罪の墓場から私たちを引き上げ、キリストとともに生き返らせて下さった。

これは只々神の恵みによる。

救いとは、神に由来し、神によって成し遂げられ、神ご自身のためにある。

私たちは今や死から命へと上げられている。

神がすべてを成し遂げられた。

私たちの救いとは、元来神の栄光そのものを意味しており、単なる天国への切符ではない。

ご自身の御名を高く掲げるために、神は私たちを救い出して下さった。

私たちは神によって創造されたマスターピースであり、これすなわち新生。

私たちは良い行ないによって救われたのではなく、良い行ないのために救い出された。

神は私たちの全生涯のための道程を敷いて下さった(聖化)。

 

 

 


#171 終末預言:Rebirth No7 

2023年05月07日 | 終末預言 

ふと目に入ってきた動画がある。

Why are so many against reformed theology?

何ゆえに多くのクリスチャンはカルヴィニズムを拒絶するのか。

Steven J. Lawson師は、改革派神学を否定する理由は、彼らが聖書を知らないからだと言う。

また、R.C.Sproul師は、彼らがペラギウス主義から離れられず、カルヴァン主義の予定論を受け入れることができないからだと考える。

ふつうに聖書を読み込んでいけば、カルヴァン神学を否定しうる理由など見つからない。

動画提供者は以前はカルヴァン主義者だったが、今はカルヴァン主義を捨てたという。

動画を通して感じることは、彼が何か極めて重大な発見をしたということではない。

何らかの理由により改革派を離れて(擬似)ペラギウス主義に転回したというだけのこと。

そもそも、15分程度の動画にまとめることができるほど単純なテーマではない。

聖書研究のために多くの時間を費やして得られた結論なのだろうかと首をかしげたくなる。

しかし、知識とか信条(大事だが)とかではなく、「新生している」かどうかが超重要なのだが。

自身の立ち位置を確認するための良い材料ではないだろうか。