京料理 道楽のブログ

道楽の新着情報や、日常のちょっとした一言を書き込んでいきます。

《朝顔》

2011-07-23 | Weblog
朝茶事の床の花釘に朝顔一輪。
早朝、朝顔のみずみずしいさまは、爽涼感そのもの。

万葉集では、朝顔は木槿(むくげ)や桔梗(ききょう)を指してました。平安のむかしは、種を牽牛子(けんごし)と呼んで、下剤として用いられてました。

庭先にいろんな色の朝顔が咲き競っている光景には、思わず魅せられてしまいます。

「朝顔に釣瓶とられて貰ひ水」(加賀千代)