書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

デフレ下の増税という実験と学校秀才が日本を再び破壊する

2011-02-14 18:16:22 | 民主党政権関係綴り
デフレ下の増税という実験と学校秀才が日本を再び破壊する

日本のGDP3位転落という報道があった。既に日本企業は日本国内での工場生産を止めて中国へシフトしたところが多くなっている。
それどころか中小企業の場合、親会社が中国に行ってしまって「5年先には仕事はない」と言われ、リスクも何も無視して中国に進出する企業がある。
そんな風に日本で物作りをしなくなった部分が多ければ、GDPは中国の方が大きくなるのは当たり前である。以前は中国で作れば人件費が安いからと言う理由が主だった。ところが、今や消費地に近いところに工場、営業所などを作るという理由になった。
日本は消費国ではなくなった、又は将来消費国ではなくなるという理由のために5年10年先を見て工場や販売店が中国進出もする。
5年先には、日本は「消費国ではなくなる」と言うのが何なのかと言えば、安直に言えば民主主義・自由経済国ではなくなると言うことである。
思えば、自民党は保守・資本主義自由経済の被り物をしながら、内部では社会(共産)主義をどのように滑り込ませるかという命題を追及してきた。だから、田母神問題などでは化けの皮が剥がれ、結果として下野することになった。‥‥が、しかし昔の陸海軍の様に失敗の反省はしていない。
一方民主党の方は、政権を取った途端に旧自民党のシャッポ(chapeau)を被ったナンチャッテ社会主義をかなぐり捨てて、一挙に社会主義へと驀進する。
それだけでなく、例の尖閣問題が民主党の命取りになっていることに関して、不思議と何かの反省や検証をしたという話は聞かない。
戦後の日本の問題というのは、政治や政策の失敗をしても何の責任を取らないと言うことである。責任を取らないというのは、戦時体制になった後の旧陸軍の参謀に散逸されるが、実は軍人はほとんど責任を取らされている。
一方、GHQに迎合した戦後利得者は文化勲章まで貰って既に逃げ切っている状態でもある。
正確には、 戦後利得者の後継者が未だにGHQ占領下のままに日本を扱い、しかも言論統制まで敷いていると言うことである。
但し、その戦後利得者と戦後利得者の後継者は既に国民の3割に満たない筈である。
その人達が民主党の支持者でもある。しかし、共同通信の世論調査で民主党政権支持率は19.9 %であるというのは、民主党政権というのがそのリベラルの人達の思想以前と言うことである。
あの恐怖政治を行ったボルシェビキでさえ、政権を取る前で30%の支持があった。それ故約20%の支持というのは、そのほとんど誰からも支持されない政党、政府である。
その政府が増税による財政再建という歴史上どんな国も成し遂げたことがない政策をするという。もし、その政策で国が立て直せたらその理論は「ノーベル経済学賞もの」と以前書いた。
その経済学に関しては、バブル崩壊から教科書に書かれていない経済状況を経済学の教科書に当てはめる政策を延々としてきた。
これは、戦争中に陸大、海大卒の陸海軍の優秀な士官が犯した間違いと全く変わらない。
端的に言えば、条件が違えば教科書は当てはまらない。
何度も書いている旧海軍の潜水艦の話。
日本海軍の潜水艦は高性能で優秀だったが、ほとんど戦果を上げられ無かっただけでなく、夜間戦闘機に簡単に撃沈された。夜間戦闘機にほとんど撃沈されたのは、昼間潜行して夜間に浮上していたからである。月夜に浮上しているとほとんど丸見えであり、夜間戦闘機を見つけたときは遅い。
唯一撃沈されなかったのは、逆に昼間浮上して夜間潜行していた教科書に書かれていない操艦の潜水艦だったという。
消費税の増税は、「消費国ではなくなる」という一里塚であると共に、日本が第3か第4の敗戦という事態となる。そもそも資本主義の基本というのは「自助努力」であり、結果としてのアメリカンドリームというのがある。その対になるのが「結果の平等」を希求する社会共産主義であることは分かりきったことだろう。
考えてみても分かる様に、増税して年金や社会福祉、生活保護を厚くすれば財源が必要である。中東の産油国であれば、国民に高額な金をばらまくということも出来ようが日本には石油はない。そして、経済活動の足しにならない増税は消費経済を破壊して、企業は北欧のように国外から脱出する。結果、経済そのものを萎縮させると共に年金や、生活保護を頼りにする国民が増大する。
このイタチごっこを停止しなければ、資本主義社会の中で社会主義的実験をする消費税増税は何も良いことを生み出さない。
それでは何が今の閉塞感とデフレを招いているのかというと、「ゼロ金利政策(限りなく)」の弊害である。
米国では、日本と同じように「ゼロ金利政策」を実施したら景気が上向いてきたという。しかし、日本ではそうならない。
なぜなら日本が「ゼロ金利政策」を続けていたとき「円キャリートレード」が起きたように日本以外は高金利だった。借金嫌いの日本に対して、欧米の国民は借金漬けだった。
読売新聞社説(日銀議事録 ゼロ金利解除の失敗に学べ・2月6日付・読売社説) を見ると日本の経済を見る人達が前出の「陸海軍軍人」そのままの思考であることがよく分かる。 「その後の展開は懸念された通りで、ゼロ金利解除のツケは大きかった。」と書くのだが、ゼロ金利解除後にどれだけ金利が上がったのかというと
「0%に抑えていた短期市場金利(無担保コール翌日物金利)を0.25%」
「『補完貸付制度の基準金利』(公定歩合)年0.1%から0.4%」。
要するに、コンマ以下である。
その後の経済状況に関して「ゼロ金利解除のツケは大きかった。」と言うのもどう考えても納得の行かないものである。

YouTube動画で見る第45回前橋市民展・書道部門の作品解説

2011-02-12 21:09:27 | 動画で見る書展・風景

YouTube動画で見る第45回前橋市民展・書道部門の作品解説

第45回前橋市民展・書道部門の作品解説を自身の作品を含めて動画で解説をしてみた。
書作品の構成パターンというのは種々ある。‥‥とはいうもののある程度の類型化が可能である。従って、ある一定の法則によって考えられる構成を基本とし、配置するポイントをどの様に扱うのかは作者の腕の見せどころと言って良いかも知れない。
それは、見る人の目線をどの様に引きつけて作品の中に引きずり込むのかと言うことにつきる。
特に前衛作品と呼ばれる可読性の無いものに至っては、可読性という観覧者との意思の疎通が無い故に、どの様にして感性を呼び覚ますのかという試みが大切である。
それと同時に、二次元の作品をどうやって三次元的な作品に近づけるのかという課題もある。
こんな思いというのは、書を単に書写として学ぶところでは考えつかないことである。
多少考えつく時期になると言うのは、お手本をもらわずに条幅作品を創作するという頃であろう。
但し、伝統書と呼ばれる師匠の作風と寸分違わず書くという、カーボンコピーではそんなことはあり得ない。
いずれにせよ、ある程度筆や、書く線に慣れたところでやっと前衛書が書けるというのは、前衛書を書いてみれば直ぐに分かることである。

又、動画の撮影にはCyber-Shot DSC-HX5Vを補助的に使ったが、今でも中々見捨てたものでない。そしてそれはSONYα55・DSC-HX5Vより大部勝っているところもある。
それにしても、編集に使用したAdobe Premiere Elements 9も安定した性能と使いやすさを感じるものである。
Adobe Premiere Elements 9では、カスタマーレビューなどの不評というのはパソコンがかなり低性能なのか、どこかの不具合なのではないかと思われる。
Windows7であっても32bit版だと不安定であるのは、PowerDirector9 Ultra64というソフトが64bit版を対象としたソフトがあることでも分かることである。

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第45回(記念)前橋市民展・書道部門の作品解説当番

2011-02-11 21:43:08 | 動画で見る書展・風景

第45回(記念)前橋市民展・書道部門の作品解説当番

第45回前橋市民展がグリーンドーム前橋で開かれている。表題部に記念展の文字がなかったから今回からから止めたのかと思ったら、中身は記念展で最高賞に「第45回記念賞」があった。

前橋市民展というのは、群馬県の美術展では最大級のもので公募出品点数951点を数える。そうとは言っても、郡部を合併したにもかかわらず一時期の半分に満たない。
これも若い人が芸術文化に関心を持たないという気がして、文化の衰退には目を覆うばかりである。
特に、日本画は出品点数23点と消えてしまいそうな点数である。

県美術展でも入選が4-50点という有様だから、日本画を描いている人自体の人口が少ないと言うことである。
事実日本画を始めて、出したい色が出せるまで10年近く掛かるというのだから気が遠い話だ。
この展覧会の出品点数の内の過半459点が書道部門である。この書道部門でさえ、一時期に比べ約300点程度は減少している。その半分がかな部門(2部)の様な気がする。

(審査)委員作品の一部


この市民展というのは、3部門に分かれその部門ごとに3部門ずつに分かれるから実質9部門である。
そしてその特別賞の賞割と言うものは書道、美術、写真には公平に割り当てられるが、その部門の中では持ち回りである。
だから、今年の書道の場合、漢字で「第45回記念賞」、かなでは「市民展賞」、新傾向では「知事賞」と言う風にその部門最高賞の賞が違う。
記念展でないときは、市民展賞、知事賞、市長賞が部門最高賞となる。

当番審査員作品室(大きさは、45×90以下)


さて、今年は「作品解説当番」と言うものに当たった。
これは「展示会場において適宜来場者にたいして作品解説を行う」(市民展委員会)というもの。
実際は、指導者が「作品解説当番」の時、社中の人達を呼んで作品の批評会をするそんなことになったようだ。
そして今日雪が降る中、朝から昼過ぎまで会場当番と同じように待機しての「作品解説当番」であった。但し、会場当番と違って交通費さえ出ない完全なボランティアである。
それにしても選りに選って、雪が降る中会場に出かけるとは。
そうして、小生のところでは、別の日に研究会を行うことになってるから特に作品解説を行うことはなかった。
そんな風ではどうしようもないので、自主的に自身の作も含めて作品解説ビデオを作っておいた。(後に公開予定・全3点)
ビデオの解説にもある様に、会場のグリーンドーム前橋・サブイベントエリアで展覧会をするというのは初めてである。そして、サブイベントエリアの展示会場正面から入ると正に迷路で、新傾向室まで中々にたどり着けない。
それで奥の方は廊下に出られる部分かあって、そこから出入りすることになる。

このグリーンドーム前橋と言えば、知る人ぞ知る全天候型競輪場である。
ここで、競輪が行われないときはイベントが行われることもある。しかし、移動できない競輪バンクや音響効果が最低なのが欠点で悪評が立ち、音楽関係イベントはほとんど行われたことがない。
‥‥と言うわけで、昼過ぎまでの当番なのでお昼を食べようと言うことになってどこへ行ったらよいのか分からなかった。
結局、2階の競輪場へ入ってフードコーナーへ行くことになった。
後からよく調べたら5店舗あったが営業しているのは2階で2店舗。3階の立食カレーコーナーが1店舗だった。
500円カレー‥‥昔の学食(学校生協)の様な感じのカレーだから味も推して知るべし。
但し、生協のカレーというのは業務用のカレー缶詰だったが。


第64回書道芸術院展・ダイジェスト静止画版 その1

2011-02-09 19:26:51 | 風景写真館
第64回書道芸術院展・ダイジェスト静止画版 その1

毎年この2月というのは展覧会シーズン真っ直中である。一時は群馬県展も重なって、何が何やら分からないときもあった。今年はそんなことにはなっていない。それでも2011/02/09は市民展の陳列だった。
県展が2月にずれ込んだのは、2年間。県立近代美術館が改装中だったからで、同じように前橋市では市民文化会館が改装中である。



銀座セントラル美術館5階

そして、東京都美術館も改装中だから第64回書道芸術院展も中央展は、東京・銀座セントラル美術館になった。
当然、銀座セントラル美術館や銀座画廊美術館では全点展示などは出来る筈もない。
それで西日本展は、奈良県文化会館。東日本展は、せんだいメディアテークで行われる。
従って、小生の作品もこの中央展が終わると宮城県の仙台まで送られる。

いずれにせよ、銀座5階には財団役員と院展役員の常任総務、総務選抜と審査会員選抜。
そして、上位賞・審査会員に贈られる峰雲賞、審査会員候補に贈られる書道芸術院大賞・準大賞、白雪紅梅賞までである。

銀座画廊美術館

8階の銀座画廊美術館には、無鑑査上位賞の院賞、毎日賞。公募最高賞の準特選が展示されている。
上京したのは5日。この日は作品鑑賞会、表彰式、レセプションが有楽町の帝国ホテルで行われた。この行事に出るだけなら造作ないところだが、当然銀座セントラル美術館や銀座画廊美術館に寄り、あわよくば渋谷東急まで足を伸ばして展覧会を見る有様‥‥??。
セントラル美術館には9時45分くらいに到着したのだが、もう既に観覧者がみるみると入ってくる。10時を回る頃になれば、ビデオを回していることも出来ない状況であった。
それで、後から考えてみると余りよく展覧会を見ていないという感じになっている。

作品鑑賞会・後藤大峰先生の作。

午後1時30分から、表彰式の会場で作品鑑賞会があった。
冒頭は、恩地春洋書道芸術院会長の説明。
その説明の内の長さ約17分が名誉顧問の村野大仙先生の作品解説だった。プロジェクターで映し出される映像というのがモノクロであったから感じがつかめない。

恩地先生が解説した、左・村野大仙先生の作

丁度写真を撮っておいたので、なるほどと言う感じがする。

峰雲賞・尾形澄神先生。
この後副賞として、香川家から香川峰雲先生の印の額が贈られた。


この作品鑑賞会は、先生方の解説が長く結果、表彰式はレセプション(祝賀会)の15分前まで掛かった。
作品鑑賞会の映像は、その後「動画編」で紹介する。
又、第64回書道芸術院展の峰雲賞は尾形澄神先生(宮城・現代詩文書部)、候補最高賞の大賞には上田多恵子先生(大阪・漢字部)であった。

書道芸術院大賞・上田多恵子先生。受賞者を代表しての謝辞。



祝賀会、上位賞の壇上での一言。

この表彰式、レセプションその他の映像も「動画編」を予定している。



レセプションお開き、JR有楽町駅までの路が遠い。


改めて感心する Cyber-Shot DSC-HX5V 手ブレ補正アクティブモード

2011-02-08 17:17:01 | デジカメ関係
改めて感心する Cyber-Shot DSC-HX5V 手ブレ補正アクティブモード

SonyのCyber-Shot DSC-HX5Vも新型が発売されるので、今更という部分があるものの「光学式手ブレ補正/アクティブモード」は秀逸である。
α55 (SLT-A55V)を使うと「さすが」という動画は出来る。
しかし、アクティブ手ブレ補正というものには対応していないために「歩きながら」などの撮影には適していない。
それで「歩きながら」というシーンでは、なんとα55の代わりにDSC-HX5Vを使わなくてはならないことも多い。


DSC-HX5Vの後継機はDSC-HX9Vと言うことなのだろうが、DSC-HX5Vの動画の欠点だった低輝度での改善が図られている。(暗いシーンでの画質が大幅に向上)
「前後のフレーム情報からノイズを判断することで、動画撮影中の低照度での画質を大幅に改善。ノイズが多く発生しやすい暗い室内でも、鮮明な動画を撮影できます。(Sony Web)」
しかも、「『おまかせシーン認識』が動画撮影にも対応」とDSC-HX9Vと下位のDSC-HX7Vには追加された。
この辺も使ってみないと分からないという部分であるし、「風の音を低減し、クリアな音を記録」と言うのも「設定」だから、効果のほどはよく分からない。(DSC-HX9VとDSC-HX7V)
元々DSC-HX5Vの音は、α55 (SLT-A55V)に比べてかなり悪いので多少改善されたかと言うものかも知れない。
その他「動画撮影中に写真も記録できる」と言うのも他社製品にあった機能が追加されている。(DSC-HX9VとDSC-HX7V)
そういうわけで、新型のDSC-HX9Vなら暗いところも少しは彩度が上がった動画が撮れるらしいが、α55 (SLT-A55V)までは行かないだろうと当然思う。
しかし、3月発売のDSC-HX9Vは当面40,000円弱、DSC-HX7Vは35,000円弱の価格であって、旧型となるDSC-HX5Vの倍以上である。
機能的には、そんな価格差ほどはないというのはCyber-Shot DSC-HX5V の歩きながらの撮影サンプル動画で明らかである。
サンプル動画では、風切り音も入っていてこれがどれだけ気になるのかと言うところでもある。
明るいところから、薄暗い室内へという部分もあるので参考にしてもらえればと思う。
今では激安になってしまったDSC-HX5Vと言うのも結構価値のある旧型製品である。

デジタルスチルカメラ“サイバーショット” DSC-HX9V ブラック/ゴールド icon

ソニー Cyber-Shot DSC-HX9V お買得[SDカード]セット《3月11日登場》 ブラック icon

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ソニーストア
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大相撲「八百長問題」でうまい汁を吸う人達が出るのか

2011-02-07 00:02:07 | 読み解けば‥‥

大相撲「八百長問題」でうまい汁を吸う人達が出るのか

ここのところの大相撲の「八百長問題」に関して、何か「いゃ~な」気分でいる。
なぜ嫌な気分でいるのかと言うと、妙に政府、閣僚や政治家が口を出していることにつきる。言っているのは、相撲協会を所管する文部科学大臣(高木義明)や公益法人認定制度を所管する行政刷新担当大臣(蓮舫)など。
マスコミに聞かれて答えているのだと思うものの、何か口の出し過ぎというものではないかと思う。
2月4日の石原東京都知事の定例記者会見では、「(八百長)昔から当たり前のこととしてあったんだよ」と発言している。(スポーツ報知)
そういう八百長疑惑というのは、昔からうわさとして報道されているからそんなものだろうと思っていた。ただ近年は外国人力士が増えたり、若貴時代は「ガチンコ相撲」が常識だったから、幕内の取り組みというのは八百長があったとしても目立たない部分かもしれない。
そんなものだから、今の親方衆というのは昔の八百長などは百も承知の筈である。
一方2007年「週刊現代」を提訴し、最高裁まで争い多額の損害賠償額をむしり取ったのは、今現在こういう八百長が発覚した以上、国民を騙したという許せないと言う気持ちがある。
そして、問題なのはこういう八百長疑惑が持ち上がったのにもかかわらず、自浄作用がなかったと言うことである。
自浄作用がないと言うのは、「力士暴行事件、朝青龍問題、野球賭博」(スポーツ報知)と近年まで闇に隠れていた事柄が噴出してきたと言うことである。
そして今度の「八百長メール」事件は、十両になれば月給約100万円(103万6000円)なのに、陥落して幕下になれば月給0という異常な給与待遇の問題もある。
しかも、幕下でいくら優勝しても、十両が負け越さないと十両に上がれないという矛盾もある。
結局、今のご時世に合わせて種々の改革が必要なのに、大相撲という昔ながらの体制のままだったのが問題であったと言うことだろう。
そういうことであれば、八百長問題も相撲協会の体質の問題に終焉してくる。
だから、今八百長をやった人物を捜すと言うより相撲協会の待遇改善も急速にすべき時期なのではないか。
一方、相撲というのは、昔から「いい加減」という部分が多かったのかも知れないが、そういうものとして受け取る必要があるのではないかと思う。
そして、十両、幕下に関わる八百長以外、こういう相撲全体に対しての八百長疑惑が生じれば幕内の取り組みに対する厳しい国民、ファンの目というのが生じてくる。
そうだとすれば、今後些細な「無気力相撲」も出来なくなると言うものだろう。
いずれにせよ、伝統のある相撲であるからそれなりに守って行くということも必要ではないかと思う。
その他、今の民主党の政治家様に日本の伝統を破壊するようなことを平気で行う政権というのは、果たしてどうなのかという疑問も沸く。
蓮舫行政刷新担当大臣が「総理大臣杯見送るべき」(スポーツ報知)と言う発言も、日本の歴史についてあまり考慮しそうにない蓮舫氏という印象がある。
いずれにせよ、ここ数年の日本政府の対応というのは耐震偽装あたりから、何か「ヒステリー状態」にある様にみえる。
その根底のあるのは、常々言う様に国民不信という妙な感変え方だろう。
国民不信は、例の尖閣問題にしても国民に知らせるとろくなことにならないという根拠になっている。実際は、中国の様に暴動も何も怒らなかった。
しかし、警察そして、自衛隊が民主主義の主権者である国民を監視するというこれまた国民不信を絵に描いた様な出来事が頻発しいてる。
そうであるから、たとえば数人の心違えの人達を罰すればよい時でも「全体責任」として連帯責任をとらせる向きがある。
今度の大相撲の八百長問題に関しても、鼻から「相撲の存続」という突出した意見と共に「全体責任」に言及する。
こんな相撲の存続にまで口を出すというのは、異常でしかない。
そうして、こういう連帯責任を取らせるというやり方というのは独裁国家などで主に用いられるもので、例としては多少違うものの過去には江戸時代の五人組などもある。
いずれにせよ、今の日本は主権者たる国民を監視するという民主主義国家にあるまじきことになりつつある。
理由としては、戦後民主主義という共産主義(社会主義)思想の呪縛から醒めた国民に対して、社会主義者、戦後利得者である官僚、政府、政治家、マスコミが少数派であるが故に国民に対して恐怖を描いている図というものだろう。
従い、国民に対する規制というものは、小泉内閣の米国的な規制緩和の大きな揺れ戻しを感じる。

そうして、今度の八百長事件はけしからぬとは思うものの、どこかでうまい汁を吸おうとする妙な組織‥‥そんな妙な事にならなければよいがと思う。


節分に思う・クーポンサイトその他

2011-02-04 01:25:24 | 雑感・どうでも良いこと

節分に思う・クーポンサイトその他

2011/02/03は節分だった。だから4日からは旧暦では新年と言う事になる。
いわゆる占いの世界では、この節分を以て年の切り替わりとしているものがある。実際のところ種々の現象が現れてくるのがこの時期である。
今回の相撲協会の八百長も実に不思議なことに、節分を前にして発覚した。だから節分を過ぎると運勢が変わって、今まで順調だったことが突然ダメになり、又は良くなることなども多い。
バレンタインデーも昭和40年代初頭のこと、意味を意図的に取り違えてチョコレートの日にした。当時としては、そんなお菓子メーカーの策略に乗るかと言っていたものの20年も経つとそのまま策略に乗せられるようになった。
しかし、この時期が2月というのがミソで、年末年始まで上手くいっていたカップルも節分と共に寒い風が吹くと言うのもあり得ない事ではない。
だから、悪いことは節分までに終わらせてと言うのが本筋であろう。
ところが、今回の相撲協会の件は2月になってから発覚したから今年いっぱいは混乱が続くはずである。
一転して、周囲を見回してみると何やら静まりかえった節分と言うことにつきる。1月中旬に行った北陸などは大雪に見舞われている報道も、ここ関東は雨一つ降らないからっ風の乾燥地帯。
その上、インフルエンザ予防にと加湿器をフル稼働させておくと、思ったより寒くないから今年は快適なのである。
そして今度何か欲しいものはあるのかと考えると、消費税値上げに備えて昨年買えるものは何でも買ったから今は何もなくなってしまった。
日進月歩のデジカメでさえ、SONY(SLT-A55V・Cyber-Shot DSC-HX5V)にして、他社はまだ追いついてきていない。
パソコン廻りは、全部ロジクール(旧型を含む・3年保証)だからこれもしばらくは持ちこたえられる。強いて言えば、動画編集にもっと強力なパソコンが欲しいと言うくらい。
そして、限りなくゼロ金利政策で金が増えないと多少の金に目が眩んで、またまた強欲に引っ張られて「クーポンサイト」になどに首を突っ込むとろくなことが起きない。
先日問題になっていたグルーポン「おせち騒動」。
この顛末というかクーポンサイトの問題点が日経新聞Webに出ていた。(「ソーシャル革命」の裏側・クーポンサイト、隆盛の陰にひそむ危うさ・グルーポン「おせち騒動」は氷山の一角 )
これを見ると「クーポン共同購入サイト」の手数料というのは50%なのだそうな。
例の「おせち騒動」では、21,000円相当が50%Offで10,500円というのは、5,250円の手数料を引かれるから21,000円相当のおせちを5,250円で売らなくてはならないと言うものである。
記事によると、クーポンサイトではクーポンを売れば売るほど儲かる。だから、サイト側で期間限定と言いながら、勝手に期間を延長したり限定数を増やしたりもすると言う。
そして、店側(飲食店)としてもほとんど儲けなしどころか、宣伝料だと思って赤字で提供しているとも言う。
それで、お店側としては「リピーター」を期待するが、「バーゲンハンター」ばかりでほとんどそれはない。
実際そういうリピーターを取るというのは、かなり難しい気がする。
一時期、文化放送でフードコーディネーターという人物が番組に出演して、「料理の鉄人」などに絡んだ有名レストランのランチタイム限定メニューを格安で出していた。
これは宣伝とリピーター狙いというもので、直ぐに予約が入ってと言う話だったが、最近はほとんどやっていない。
今東京銀座界隈でランチタイムには1,000円以下で食べられるから、限定メニューとはいうもののランチメニューコースで3,000円程度というのは高い。
しかし、こういうレストランだと普通ならコースで20,000円はする。
これもお客は、バーゲン品しか買わない「バーゲンハンター」だったろうから、お店が損しただけだったかも知れない。

どんな世界にも、安く売られる、提供されるにはにはワケがある。
種々の商品だと、季節外れだったり、旧型商品、アウトレット(返品商品など)、売れ残り品、売れ行きが不振なものなど。
カメラやPC用のプリンターは、レンズやインクで元を取るというビジネスモデルが確立している一方、カメラのサイクルが早いので直ぐに旧型商品になる。
そんなわけで、食品やレストランなどのサービスと違って、妙なオークションに引っかからなければ安いものにもある一定の価値がある。
一方、クーポンサイトと言うものは難しいものである。
いずれにせよ、クーポンサイトなどでは営業社員を毎月大量採用していると言うからなるほどと思うことがある。


日本相撲協会「八百長メール事件」の伝統とは

2011-02-02 22:39:32 | 世の中妙な??事ばかり

日本相撲協会「八百長メール事件」の伝統とは

相撲の八百長というのは、週刊誌で騒がれて何度も出て来て周知であったから、今回の「八百長メール事件」ではやはりそうかと言う感が強い。
週刊誌の方は、2007年の「週刊現代」が提訴されて一審で「4,290万円の賠償と記事の取り消し広告」。2010年10月に最高裁上告棄却で賠償額が「3,960万円に減額」された2審判決が確定したという。(読売新聞・夕刊)
週刊誌の名誉毀損損害賠償額も膨大だが、今回の「八百長メール事件」が真実としたら最高裁まで行って裁判官は、皆目は節穴だったと言う事になる。
それで、その時「どういう落とし前」をつけるのかとも思うが、こういうところは「それとこれとは別」と逃げるのが常套手段だろう。
事実こんな風に言っている。
「理事長は今回の問題を『過去には一切なかったこと』と強調、過去の疑惑が蒸し返されないようくぎを刺した。」(産経新聞)こんなことは、多分誰も信じないだろうけど。
そもそも、裁判官というのは日本相撲協会などの公益社団法人は悪いことをしないという思い込みがあって、個人やマスコミの言うことを信用しないことが多い。
強い物には巻かれろと言うのが、裁判官でも通用することがある。
相撲の八百長というのは大昔から何やら八百長臭いところがあって、千秋楽で「あと一勝で勝ち越し」と言うところでは必ず勝って勝ち越すことが多かった。
だから、「この勝負、勝ち越すのだな」と思うと間違いなくそうであったし、相撲の相手が「やる気なし」という場面もあった。
最近、「ガチンコ相撲」が多くなってやる気がないような相撲(無気力相撲)は見なくなったが、過去の取り組みだと八百長臭いものはずいぶんあったように思う。
こういう八百長相撲があったとすれば、そう言う相撲を経験したり耳にすることぐらい当たり前だろうから、相撲協会の理事などは間違いなく知っている筈である。
只、今もしているのかどうかと言う点が現役ではないから判らないだけなのかも知れない。

相撲というのは、国技、そして伝統と言うものを引きずる。
その伝統というものは、昔の宜い加減な「ごっつあん」の丸儲けから、賭け事まで何でも引きずっているのだろう。
要するに、伝統というのは良いことも悪いこともあるわけだ。
こういう伝統を引きずるのを公文俊平・多摩大学情報社会学研究所所長は「宗教文明」という。
この公文先生は、宗教文明についてその特徴を以下のように述べている。
○「自由」よりも「規律」が大事。
○宗教文明圏の背景にある基本的な価値観は、「伝統を維持」していくことが大事。
○伝統というものは放っておくと緩んでくるから(崩れてくるから)「復古」つまり昔に返ることが大事。
○過去こそ黄金の時代。過去に聖人か現れて‥‥
こんなことらしい。

この「宗教文明」の基準から見れば、相撲には賭博、賭け事や八百長なども全部は持っていたと言う事になる。
何と言っても伝統なのだから。