書道家Syuunの忘れ物

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第45回(記念)前橋市民展・書道部門の作品解説当番

2011-02-11 21:43:08 | 動画で見る書展・風景

第45回(記念)前橋市民展・書道部門の作品解説当番

第45回前橋市民展がグリーンドーム前橋で開かれている。表題部に記念展の文字がなかったから今回からから止めたのかと思ったら、中身は記念展で最高賞に「第45回記念賞」があった。

前橋市民展というのは、群馬県の美術展では最大級のもので公募出品点数951点を数える。そうとは言っても、郡部を合併したにもかかわらず一時期の半分に満たない。
これも若い人が芸術文化に関心を持たないという気がして、文化の衰退には目を覆うばかりである。
特に、日本画は出品点数23点と消えてしまいそうな点数である。

県美術展でも入選が4-50点という有様だから、日本画を描いている人自体の人口が少ないと言うことである。
事実日本画を始めて、出したい色が出せるまで10年近く掛かるというのだから気が遠い話だ。
この展覧会の出品点数の内の過半459点が書道部門である。この書道部門でさえ、一時期に比べ約300点程度は減少している。その半分がかな部門(2部)の様な気がする。

(審査)委員作品の一部


この市民展というのは、3部門に分かれその部門ごとに3部門ずつに分かれるから実質9部門である。
そしてその特別賞の賞割と言うものは書道、美術、写真には公平に割り当てられるが、その部門の中では持ち回りである。
だから、今年の書道の場合、漢字で「第45回記念賞」、かなでは「市民展賞」、新傾向では「知事賞」と言う風にその部門最高賞の賞が違う。
記念展でないときは、市民展賞、知事賞、市長賞が部門最高賞となる。

当番審査員作品室(大きさは、45×90以下)


さて、今年は「作品解説当番」と言うものに当たった。
これは「展示会場において適宜来場者にたいして作品解説を行う」(市民展委員会)というもの。
実際は、指導者が「作品解説当番」の時、社中の人達を呼んで作品の批評会をするそんなことになったようだ。
そして今日雪が降る中、朝から昼過ぎまで会場当番と同じように待機しての「作品解説当番」であった。但し、会場当番と違って交通費さえ出ない完全なボランティアである。
それにしても選りに選って、雪が降る中会場に出かけるとは。
そうして、小生のところでは、別の日に研究会を行うことになってるから特に作品解説を行うことはなかった。
そんな風ではどうしようもないので、自主的に自身の作も含めて作品解説ビデオを作っておいた。(後に公開予定・全3点)
ビデオの解説にもある様に、会場のグリーンドーム前橋・サブイベントエリアで展覧会をするというのは初めてである。そして、サブイベントエリアの展示会場正面から入ると正に迷路で、新傾向室まで中々にたどり着けない。
それで奥の方は廊下に出られる部分かあって、そこから出入りすることになる。

このグリーンドーム前橋と言えば、知る人ぞ知る全天候型競輪場である。
ここで、競輪が行われないときはイベントが行われることもある。しかし、移動できない競輪バンクや音響効果が最低なのが欠点で悪評が立ち、音楽関係イベントはほとんど行われたことがない。
‥‥と言うわけで、昼過ぎまでの当番なのでお昼を食べようと言うことになってどこへ行ったらよいのか分からなかった。
結局、2階の競輪場へ入ってフードコーナーへ行くことになった。
後からよく調べたら5店舗あったが営業しているのは2階で2店舗。3階の立食カレーコーナーが1店舗だった。
500円カレー‥‥昔の学食(学校生協)の様な感じのカレーだから味も推して知るべし。
但し、生協のカレーというのは業務用のカレー缶詰だったが。