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民主党辻恵副幹事長、三権分立を侵す検察審事務局に接触図る問題爺

2010-05-31 00:30:44 | 日記
民主党辻恵副幹事長、三権分立を侵す検察審事務局に接触図る問題爺

新聞各社は、30日「民主・辻副幹事長、検察審事務局に接触」(読売新聞朝刊13S・社会面35トップ記事)産経新聞では「検察審査会に説明要求 民主・辻氏『圧力と違う』」(Web版)として掲載された。
報道内容は、
「小沢氏を不起訴とした東京地検の判断の是非を審査している検察審査会の事務局に対し、民主党副幹事長の辻恵(めぐむ)衆院議員(61)側が、審査手続きに関する説明をするよう求めたことが、複数の関係者の話で明らかになった。
‥‥中略‥‥
辻氏側が接触したのは、東京第1~6検察審査会の中で対外的な窓口になっている第1審査会。26日、辻氏本人と秘書が電話を入れ、同審査会と第5審査会の各事務局長から、審査補助員の選任方法や標準的な審査期間について聞きたいとして、衆院議員会館の事務所に来るよう求めた。」(読売)
「民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体『陸山会』をめぐる政治資金規正法違反事件で、小沢氏を不起訴とした刑事処分の妥当性を審査している検察審査会側に対し、民主党の辻恵衆院議員が、一般的な審査手続きについて説明を求めていたことが30日、分かった。」(産経)
とあって、今度の検察審査会に対して民主党として圧力をかけたされる。
特に問題になっているのは、「審査補助員」に関するものである。
この審査補助員は、次回の小沢問題の検察審査会では「委嘱が義務づけられるもの」で弁護士がなる。
考えられることは、その「審査補助員」の弁護士に民主党の息のかかった人物を当てようとする試みだろう。
要するに、法律に素人の検察審査会に弁護士として圧力をかけるのが目的であると誰でも考える。又は、「審査補助員」になる弁護士に圧力をかけるか、選任させないという方法かも知れない。
いずれにせよ政治家としての圧力である。
なぜなら、辻氏自身のWebサイトには、検察審査会に関して‥‥
「法律に感情を持ち込むことは、近代国家がその歴史の積み重ねの中で排除してきたものであり、日本が裁判員裁判制度の導入等で今やろうとしていることは歴史を逆行させる以外の何物でもありません。検察審査会制度への強制起訴制度の導入もまた然りで、国民を魔女狩りに駆り立て人権保障機能を危うくしてしまいます。(ポピュリズム政治を変える)」

こういう人物というのは、天に唾をしていることに気がつかないのだろうかと思うのである。
だから、憲法の大原則三権分立を侵そうとして全く気づかない。
そして、そもそも民主党が夏の衆議院選挙で勝ったのもその「国民感情」に訴えたからでしないのか。
今の民主党の人達というのは、都合が悪くなればその問題に対して否定してかかるという反省がないことである。
だから、以前言ったように世論調査で悪くでれば、マスコミを通して世論調査は当てにならないと大合唱。民主主義と言いながら、民主党内では言論自由がないなどきりがない。
よく言われているとおり、やり方が民主主義ではなく全体主義なのである。
だから、辻氏のような行動に出る。
そして自らが暴露している。
「同様の過ちを繰り返すことは絶対に許されるものではない」と主張する。(読売新聞)
ここで読売新聞には面白いことが書かれている。
「2004年に摘発された日本歯科医師連盟を巡る事件では、橋本竜太郎元首相らの不起訴を不服として、検察審査会への申し立てを繰り返した。」
この辻氏と言うのは、民主党議員の例外に漏れずダブルスタンダードであることが良く解る。
そして辻氏は民主党の「司法のあり方を検証・提言する議員連盟」の事務局長である。
4月末の発足の時に辻恵事務局長は記者団に、「国民感情で司法制度が揺さぶられている。裁判員制度も検察審査会もおかしい」と強調した人物でもある。
この辻恵議員のWebサイトを見てみると人権政策確立推進議連にも属し、「つじのヒトコト」に不思議なものがあった。

それは、「このたびの新聞報道について」‥‥‥、「2010年5月27日付読売新聞朝刊に掲載されました記事内容は、提訴側の主張に対する吟味‥‥‥」なのである。
それで調べてみると、「民主・辻議員に融資返還請求、供託金巡り提訴」(読売新聞Web2010年5月27日)で、
「辻氏は、(大阪市の貸しビル会社「永和実業」)同社から事業資金として融資を受けた都内の不動産会社の代理人で、永和側は『辻氏が融資の担保として示した供託金(約一億九千万円)の返還請求権に価値がなく、融資を回収できなかった』としている。」
「しかし、昨年11月、永和に無断で供託金の原資を出した別の会社に請求権を譲渡したため、永和が融資金を回収することができなくなった、としている。」

実は、同じように記事が「このたびの新聞報道について」でも触れられているとおりもう一つある。ここでは、読売新聞記事としているが、産経新聞でも同様な記事がある。
民主・辻恵議員を富士薬品が提訴 供託金5億円返還求め 辻氏「事実無根」と反論(産経新聞Web2009.11.2 01:59)
「民主党衆院議員の辻恵(めぐむ)弁護士が、医薬品販売大手の「富士薬品」(さいたま市)から預かった6億円をめぐり、同社とトラブルになっていることが1日、分かった。6億円は不動産処分禁止の仮処分申請に必要な供託金や手続き費用で、同社は仮処分の手続きが終わったとして、辻氏に供託金分5億円余りの返還を求めて東京地裁に提訴した。同社は『辻氏は供託金の取り戻し請求権を暴力団関係者に譲渡し、供託金の回収を故意に困難にした』と主張している。」
この問題も、供託金の返還要求に関するトラブルである。
そして、同じように供託金の返還に関して、請求権を譲渡して返還できないという不思議な事件なのである。

正常な神経を持っている人物なら、こんな巨額のカネに対して同じような告訴を何回もされるというのは妙な話だ。
やはり我々庶民感覚とは、大分ずれている人物と言えよう。

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