書道家Syuunの忘れ物

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漁船衝突:中国人船長を釈放・隠れた指揮権発動か?

2010-09-24 18:30:26 | 民主党政権綴り
漁船衝突:中国人船長を釈放・隠れた指揮権発動か?

今日「那覇地検は24日、公務執行妨害容疑で逮捕・送検し、拘置していた中国人船長を、処分保留のまま釈放すると発表した。」
これはどういうことなのか!
中国外務省の姜瑜報道官は「船長に対する日本のいかなる司法手続きも不法で無効」と述べていることから日本の「処分保留のまま釈放」とはこの認識を追認するということになる。
そして、この発表を見て、中国政府は外交上の成功として大々的に発表して中国共産党の勝利と喧伝するに違いない。
一方、日本は法治国家の筈なのに弱腰で中国に負けた、超法規的措置を行ったとアジアのみならず日本国内でもそう思われるに違いない。
そうだとすれば、菅政権にとっては「菅談話」に続く外交上の失敗ということになる。
確かに、法務大臣は「指揮権を行使した事実はない」と否定しているものの言いぐさが妙である。
「法と証拠に基づき適切に判断したものと承知している」
そんなことを信じる国民など今時皆無である筈だ。
そして「処分保留のまま釈放」という結果はどう考えても那覇地検単独で下せるはずがない。
その理由として、「我が国国民への影響や、今後の日中関係を考慮した」という政治判断は最高検察庁などの上級省庁の指示を思わせるものがある。
そして、その上級庁の判断は間違いなく官房長官あたりからの直接指示だろう。
又、「追跡を免れるためにとっさに取った行動で、計画性は認められない」という訳の分からない説明も領海侵犯という事実から考えても妙な判断である。
その判断なら、領海侵犯をして巡視船の停船命令を無視して船をぶつけて逃走しようとしても罪に問われないことになる。
これでは、尖閣諸島は守れないと国民のみんなは思い、菅政権の短命を予測することになるかも知れない。
あのルーピー鳩山もダメだったが、菅もやはりダメということが証明されたようなものだ。

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