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書道家Syuunの忘れ物

趣味のパソコンやカメラの実機レビュー、書道展の情報発信、CyberLink MVPなのでYouTube配信をしています。

脱原発デモはブラックユーモアか

2011-09-21 00:06:39 | 世の中妙な??事ばかり
脱原発デモはブラックユーモアか

2011/09/20の朝の報道番組では「脱原発デモ」と言うのが大々的に取り上げられ、この脱原発というのが如何にも国民の総意の一つである様な印象をつけた。
しかし、その脱原発デモの先頭に立つ人物が大江健三郎氏や落合恵子氏であるとするとこれは悪い冗談であると思えると言うものである。
なぜなら、ノーベル文学賞受賞者の大江健三郎氏というのは、日本の文化勲章をもらうことも毛嫌いしているほどの日本嫌いの人物。あの元文化放送のアナウンサーだった落合恵子氏も反日日本人というか、左派リベラル人士として有名であろう。
こういう人たちが、脱原発、反原発の先頭に立つというのは、日本を日本でなくそうという人たちが中心になってデモをやっているということである。
この様な政治色に染まった人たちにとって都合がよい反原発、脱原発とはどう言う意味を持つのかというのは、おのずから結論は出ると言うものである。
小生などその昔の70年安保闘争、それに続く成田闘争、そしてベトナム反戦運動などを傍観者として見てきた感じとしては、何か同じように透けて見えるような気がする。

一般論として、デモという形式は常識的には「反政府デモ」などの政治的なデモと言うのが普通である。その時、そのデモによって達成される事柄は誰に利益をもたらすのかという点を考えると、その実態が良く見えてくる。

種々のブログを閲覧すると9月19日のデモには、全国の労働組合が動員されたという。
おまけに日当も出ると言うのだが、組合員費からなにがしの金が出るというのは、日教組のデモに参加した教員から昔聞きかじったこともある。
だから、デモ隊はバスに乗ってやってきたと言うわけである。 

二枚を貼り合わせ、薄汚くボロボロの日章旗を、
三本のポールの
端に掲揚したフジテレビ。国旗に敬意という姿勢はない。
<wbr>(画像を明るく調整しているためそれ程には感じませんが、
動画で
分かるように白地の部分はもっとホコリ色に近い汚さでした)。

花うさぎの「世界は腹黒い」2 より

一方、フジテレビに対する「韓流偏重」と「日本を辱める行為に対する抗議」のデモ。
そして同様な花王に対するデモというのは、ひじょうに特殊なデモと言えるのではないか。
こんな民間企業に対するデモというのは、世界中であったためしがほとんどないものだろう。
しかし、世界中で珍しいデモというのは、それだけ問題が深刻であると言うことである。
ことは、自国の国旗が代表取材であるのに映りにくくしたり、国歌をまともに放映しなかったりというのは世界中の放送局ではあり得ない。
フジテレビと言うのが韓流ドラマを通じて韓国とベッタリになっていて、韓国の嫌がることは放映しないという日本の放送局ではないという姿勢を示しているのが問題になっている。要するに、放送局を通しての情報戦、洗脳戦に荷担して外国勢力の手先になっていると言うのは見逃せない事実であるからである。
ところが、この朝鮮半島がらみの情報戦。
そして日本国民から竹島問題やその他の諸問題から目をそらさせて利を得ようとする洗脳という部分は「韓流ブーム批判」を報道しても報道各社は絶対に報道しない。
なぜなら、その日本人洗脳しようというのが大問題だからである。そして、それが決定的になればフジテレビは命取りになる。
そんなことを言うより、新聞もTV局の一蓮托生の拗ねにキズがある部分があると言うものではないか。
フジテレビは、韓国の放送局張りに王者のなでしこジャパンに対する侮辱だったり、フィギュアスケート浅田真央さんへの侮辱だったりと日本の放送局としては同じく考えられない事柄ばかりである。
それどころか、フジテレビに対するデモがあるとしてわざわざ「ボロボロの日章旗」を掲げて徴発すると言う行為は、このフジテレビというのが公共性、日本の放送局のかけらも持っていないと言うことを示すものだろう。

ポールの下でガードマンと有志が引っ張り合い。
画像提供=gabachoさん
花うさぎの「世界は腹黒い」2 より

意欲阻害する青少年育成推進委員の官僚的な無駄

2011-04-28 01:14:11 | 世の中妙な??事ばかり

意欲阻害する青少年育成推進委員の官僚的な無駄

昨年度まで「青少年育成推進委員」という県、市などから3年間依嘱される委員をしていた。この青少年育成推進委員は、本当に活動すればかなりの範囲まで出来る活動様式を持っている。その権限を持っているといいながら単なる地域のボランティアだから、正式には警察官と同行しなければ強制力はなく、例の「青パト」の様なものである。
そんな青少年育成推進委員は、町内会長からの事後承諾で「名前だけでいいから」と引き受けたものである。
しかし、引き受けた以上それなりに時間を作って1か月に1回パトロールをしたり、夜中の全体会合に出たり、講習会、講演会に出たりと何かと時間を作る必要があった。
その中で、担当地区の小学校は出席率が良くて今日の初めての全体会でも一番多く、他の小学校では3-4人という有様であった。
それでもこの3年間を見てみれば、この全体会は会長(地区)、事務局、各小学校、中学校の校長先生が居並ぶ中、委員参加者たった1人と言うことも珍しくなかった。
だから、今回新しく推進委員になった人以外でも知らない人が結構いたのには驚きである。
実際、全体会の会合に1回も出席しない委員というのが実は三分の一以上なのである。
そういう人たちが、月一回のパトロールに出かけているかと言えばかなり疑問である。
なぜなら、夕方のパトロールに行けない人が中学校に集まって再度行うパトロールには、会長以外いないと言うことなのである。
この「青少年育成推進委員」のパトロールというのは実は非常な奇妙なものなのである。なぜなら、青少年育成推進委員というものを現すものを何一つ持ち合わせていない。
その人達が広範囲をパトロールするから、自転車を連ねて走り回る。
それも人っ子1人いない冬は真っ暗な中をクルマを避けて走る。
それも土曜日の17時。
子どもは学校が休みだし、冬の寒い中遊び回っている子どもなど今時いるはずがない。
しかも、只単に自転車の連なりであって青少年育成推進委員のパトロールと言うことすら分からない。
それで何か効果があるのかと質問すると、パトロールをしていると言うことだけでも見せれば効果があるという。
しかし、そのパトロールをしているという様子が分からないのでは効果を期待する方が希有というものである。
そのうち、2年目に「帽子」を作ったと言うので、農家のお父さんが農協でもらった帽子の様なものを貸与された。よくよく見れば○印の横に「推」と書いてある何だか分からないもの。これならIDカード式の身分証の方が余程目立つ。
そして、3年目の冬。
自動車に追突されるのを避けるために市販のパトロール用の腕章を自費で買った。
これで何やら(青少年に関する)防犯パトロールらしくなったというものである。

この青少年育成推進委員というのは、中々なり手がいなくて今の地区会長は、「今年で19年目になりました」とかいう。
向かいに座っていたおじさんが、私が会長で、彼が副会長というのだから何の会長、副会長なのか地区会長との話なので全く不明なやりとり。
こんな会議で今後の全体会、パトロールスケジュールを決める。そして、決まったのは毎月第三土曜日の17時からパトロールをするというのである。
この土曜日案には、公然と反対した。
なぜなら、三連休が続く時もあり学校は休日であるから、子どもは外に出ないと言うことである。子どもが休日の夜遅くまで遊ぶというのは大昔の話である。それも対象は小中学生のことである。
今の公立中学生というのは平日は部活で夕方5時くらいまで学校に縛り付け、土日は、宿題を沢山出してどこへも行けない様にすると言うのがやり方になっている。
しかも、いくら学校での試験が良くても、一番でも、提出物が送れると成績は一ランク落とされるという子どものやる気を落とさせるやり方をする。
これなら中高一貫校を受験するか、小中一貫校で試験だけでAが取れる中学の方が余程やる気が出るかもしれない。
結局、公立中学の場合、この段階で勉強を諦めてしまう生徒とそうでない生徒との区別が出来てしまう。

いずれにせよ、こんな状況で誰もいないところで、何の表示もなくパトロールするのは困ると言うことで、再三事務局に要請していたと言うのがこの三年間なのである。
そして、その回答というのが「予算がなくてそういうものが作れない」のだとか。
ならば、そんなパトロールなどしても仕方がないではないかと言うものだ。

それで、2011/04/28の全体会の初会合。
なんと、新しく委員になった人に「腕章」「バッチ」「証票」などをワンセットにしたものを配るという。
再三要求していたのに配られないではないかというと、青少年育成推進委員の推薦書に必要かどうかの欄があって、必要とチェックが入っていれば配布されるという。
しかし、そんなものは見たことが無い。

結局、新規に青少年育成推進委員になった人が5人くらい来ていないので余ったのだか、配布はされなかった。
結局今年から3年間も、何の帽子か分からない帽子のみで無駄なパトロールをするのかと本当に嫌になった。
腕章など明示出来る物がなければパトロールはしなくても良いのかと問うと、「そんなことは無いよ」と「バッチ」をつけた「副会長」と名乗る人物が言う。

しかし、今の世の中全て役務で行動するときに、役柄を明示すると言うことになっている。たとえば建築士や不動産屋は、免許証や取引主任者証を常に明示するのが常識なのである。
そうであるとすれば、明らかに「青少年育成推進委員」であるということか明示出来なければパトロールは出来ない。
そして、してはいけない。
実際、青少年育成推進委員では電柱や電話ボックスの広告を剥がすことも出来るのだか、必ず身分証と専門の腕章をすることになっている。


東北関東大震災からサルベージされたNTT-X決算・在庫処分

2011-03-26 19:02:12 | 世の中妙な??事ばかり
東北関東大震災からサルベージされたNTT-X決算・在庫処分

東北関東大震災から二週間あまり、震災の被害が少なかった当地でも毎日のように翻弄され続けている。計画停電も金曜日から週末にかけて行われないので、久々の平常心という感じがある。計画停電で気が急いて何か慌てると、絶対にしたことがないような事が起きてしまう。たとえば、慣れている車庫で車をぶつけるとかという事など。
そして週末になってやっとガソリンの受給が足ってきたようで、ようやくガソリンが入った。震災直後ではないから10L、又は20Lしか入らないと言うことはないが、それでも40分も待った。
‥‥と自宅へ帰る道すがら反対車線のGSを見るとあれだけ長蛇の列が何処へやら。
多少混ではいるものの、普通の風景だった。
一方、仙台の配送センターが罹災にあって注文したOSがキャンセルになったNTT-Xの通販。
今日「在庫処分品」コーナーを見ると、どうにかサルベージしたようで、そのままの価格で再度登場していた。
但し、Windows 7 Home Premium 64-bit Japanese DSP の方は、1,000円安。
瞬間風速で売り切れたWindows 7 Professional 64-bit Japanese DSP DVDの方は、元と変わらず。
今度は、「Windows 7 Professional 64-bit Japanese DSP 」が買えそうだ。
http://nttxstore.jp/_II_QZZ0004567

Windows 7 Professional 64-bit Japanese DSP DVD価格 12,980円(税込)


元の計画停電での話は、菅総理のお膝元の武蔵野市では計画停電はされていないという。その理由として、東電ではどう考えても納得の行かない妙な理屈をこねていた。いずれにせよ、菅首相の元秘書が東電に働きかけていたことは事実のようだ。
振り返って、総理大臣が4人も出た群馬県。
総理大臣の選挙区は全て高崎地域(2区)で、他の区域から見たら「うちとは関係ないよ」という感じが強い。それどころか、この総理大臣達は群馬に何の恩恵も与えていない。
上越新幹線というのは、知らない人が見れば「上越市」を通っているかのように見えるが正確には「新潟新幹線」である。
それも田中角栄元総理がいたから出来たようなもので、当時の中曽根氏は駅名を付けるのに「上毛高原駅」という聞いたことがない駅名を付けさせた。
この上毛高原駅は、常識的に考えれば「月夜野駅」か「水上駅」である。
それを田中角栄の地盤である湯沢に遠慮して、有名な温泉地である「月夜野」か「水上」を避けた。
こんな風に、あの大勲位の中曽根氏というのは地元群馬には何も貢献していないどころか、貶めている。それで、実は中曽根氏というのは群馬では大顰蹙を買っていると言う部分さえある。


Windows 7 Home Premium 64-bit Japanese DSP DVD 価格9,980円

ソフマップとビックカメラの例を挙げておくので参考にされたい。
http://www.sofmap.com/product_detail/exec/_/sku=80013091/-/gid=PS12000000

DSP版 Windows 7 Home Premium 64bit DVD + USB2.0N-PCI セット販売価格\13,800 (税込)

ソフマップ
http://www.sofmap.com/product_detail/exec/_/sku=80013092/-/gid=PS12000000

DSP版 Windows 7 Professional 32bit DVD + USB2.0N-PCI セット

ビックカメラ

DSP 版 Windows 7 Home Premium 64bit DVD + USB2.0拡張ボードセット


http://nttxstore.jp/_II_EI13392586


Aspire Predator AG5900   価格79,800円(税込)


過去にレビューがあります。

激安になりました。

激安高性能Acer・Aspire Predator AG5900の問題点を探る2
http://pub.ne.jp/Indianinkworld/?entry_id=3514718

罹災しない地方も大パニックの月曜日と菅政権の忠犬ハチ公

2011-03-14 23:58:49 | 世の中妙な??事ばかり

罹災しない地方も大パニックの月曜日と菅政権の忠犬ハチ公

2011/03/14の朝は「停電第一グループ」というTV報道で、朝から電気が来ないのかというところだったが、中止になった。(実は第5グループと後に判明)
他方、子どもの給食は1週間お休みという一斉メールが来て、弁当には飲み物必須となる。
500mlペットポトルを買ってこいという「命令」で‥‥‥。
どうせ今日は、仕事にもならないのでスーパーに1週間分のペットボトル500mlを買いに出た。今日も道が込んでいるなと思いきや、1キロ前から大渋滞。
それで、またもや脇道にそれてスーパーセンターにたどり着くと10時を少し廻っただけなのに、その駐車場はおろか従業員が使っていると思われる未舗装の駐車場まで満車。
中に入ってみて、既に大渋滞を起こしてるレジを後ろに見て目当てのものはあるかと心配になる。
こういうペットのお茶とか、生鮮食料品というのは余り減っていなかったが、停電を受けてのガスコンロボンベなどは売り切れの表示。
全く無くなっているのは、インスタントラーメンとお米など。
売り切れ続出という食パン、パン類は山と積まれたカートが来て大補充。
考えてみれば11日の午前中に大潟村に産直のお米注文して、当日発送のメールをもらったがまだ届いていない。
昨日のヤマト運輸Webで調べて見ると送り状番号は未登録のままで不明。
米がない‥‥‥というのは実に困ったことなのである。
それで街の中の米屋に寄ったら何もなし。
店主の言い分は「こんな時ですから」であった。
ところがその時、偶然携帯電話を見ると産直の発送元からメールが届いていた。
ヤマト運輸で近々発送するとか。ヤマト運輸のWebでは、送り状番号が登録されて「調査中」になっていたから、明日くらいには発送になるのか?
兎に角、11日を境にして被災地より遠くのこの地まで、ひたひたとパニックは迫ってきた。通販は人件費の安い東北地方にコールセンターや倉庫があったりして、ほとんど停止状態になっている。
そんな感じで今や通販どころか種々の店の商品さえ無くなってきている。
うちでは、11日に発送されたPCのOSも現在行方不明と言うより発送登録さえされていない。果たして何時届くのか分からない状態になっているのだが、届かなかったらどうするのかと考えることしきりである。
そんなこんなで生活に追われ、被災ニュースばかりで政治欄をみている暇など無いのだか、いろいろと妙なことが浮き彫りになっている。
それはどんなところかというと、各国の救援隊の到着の様子である。
たとえば朝日新聞Webで「台湾の救援隊、2日待たされ到着 日本、中国側に配慮か」という記事がある。それは、各国の救援隊が到着する中で、韓国(12日)、中国の救援隊(13日)が到着するのを待たせてから受け入れた(14日)という話し。
しかもなぜか他の救援隊は放映されないのに、TVでは放映された。
ところが、それだけではなくて「国賓待遇の救助隊って…中韓をなぜ特別扱いするのかっ!」という記事があって、韓国、中国の救援隊のみ「それぞれ、高橋千秋副大臣と伴野豊副大臣が出迎えたという。」
しかももこの中国の救援隊は、14日には現地には向かっていないという話しもある。
実際のところは、空母ロナルド・レーガンの乗務員が被爆していると言うから、外国の救援隊は実際どこまでやるのかというと疑問になりつつある。
それにして、菅政権は「ここまでやるか」という忠犬ハチ公ぶりを韓国、中国に見せるというのはやはり異常な政権というものだろう。


試験カンニング事件に見る京都大学のリベラル度

2011-03-05 19:22:23 | 世の中妙な??事ばかり
試験カンニング事件に見る京都大学のリベラル度

2011/03/04の全国紙の一面は「仙台の予備校生逮捕」の写真入りの大報道だった。
これを見て違和感を覚えなかっただろうか。前エントリーでは「春の珍事」と書いたとおり、大した事件ではない。人一人が亡くなるような凶悪事件でもない。たかが京都大学他の入試でカンニングをしただけのことである。
京都大学の告発は「偽計業務妨害」だと言うのだが、試験監督は業務ではなかったのかと言うものだろう。それは試験には「カンニング」の防止のためにも試験監督がいるわけで、「カンニング」対策も試験業務に入る筈である。
そんなことはないと言うのなら、入学試験では「カンニング」は行われない、試験監督に「カンニング」防止は無いということになる。


産経新聞(3月1日)では、「甲南大法科大学院の園田寿教授は、入試業務を不正な手段で妨害したとして偽計業務妨害に問われることについて、『入試問題が流出して入試全体のやり方について支障が生じているので、業務を妨害されたとして罪に問うのも妥当』だとコメントしている。(J-castニュース)」
しかし、今や特殊法人とはいえ民間企業になった教育機関・旧国立大学‥‥本来「自己責任」に任せられている企業で産経新聞の様な意味合いを感じる国民はどれだけいるか疑問だ。
それは、国民から多くの抗議が京大に届いていることからそうは思わなかった人達が多くいると言うことである。なぜなら、大学の入試における単なるカンニングという良くありえる事に対して、大騒ぎして逮捕までさせてそれこそ裁判にかけ罪を問うという。
そのカンニングをした予備校生が被る不利益と大学側の不利益を考えれば、「不合格」と言うだけで充分であると言うのがおおかたの考えである。
不合格となれば、1年間の苦労もかかった費用も全部水の泡になるのである。
一方、大学としては単なる入学試験業務の一環にすぎない。
本来、大学自治を重視して外部の権力を排除した京大であるから、大学の中で対処すべき問題である筈である。
「京大の広報課では、被害届けを出した理由について、『大学では携帯電話のデータ照会ができませんので、司法の協力を求めることにしました』と言う。(前出)」
こんなところは教育機関ではない。
そうして、京大側のずさんな試験監督状況が明らかになるにつれ、京大側の自己責任転嫁と言うことが明らかになった。
京大が本来求められる教育機関であるなら、こういうカンニングした受験生が直ぐに分からなくてもいずれ分かることは見当がつく。
もっと広範囲に考えれば、入学させて勉強が出来なければ落第させれば良いことで、入学できてしまえば何となく卒業出来てしまう制度にも問題がある。
そうして、報知新聞の京大正門の写真を見て驚いた。
いつの写真か分からないが古くはないはずだが「大学を反戦のとりでに」という看板が立てられている。
「大学を反戦のとりでに」‥‥この言葉が何を意味するのかと言えば、「非武装中立論」であることぐらい気がつく。
そして、こんなものを堂々と正門に掲げさせて平然としている大学というのも正にリベラルを絵に描いたような「戦後民主主義者」の集まりであると思えてならない。
そうして都合の悪いときは大学の自治という事で反権力として立ち向かい、弱いものに対しては国家権力を使うというのはやはりリベラルの幼児性と言うものを見せつけられる。

もう呆れてここで終わり。

ヤフー知恵袋入試問題投稿の春の珍事

2011-03-03 23:05:50 | 世の中妙な??事ばかり

ヤフー知恵袋入試問題投稿の春の珍事

3月も雛祭りの時期になった。こういう春の訪れはスギ花粉と共になのだが、身近では突然パソコンのマウスが動かなくなった。
厳密には、バックグランドで何か動いているかのようにマウスの反応が悪い。
しかし、CPUを見てみればほとんど動いてないからそんなはずはない。
ワープロソフトを立ち上げて見るとカーソルが中々動かない。
こういうものはMSから何かダウンロードされて、その影響であるというのは推測されるものである。それで昨年はいずれ改善されるであろうと1ヶ月我慢したことがある。
ところが今年はWindows7(32bit)の「アクション センター」が3つの問題点を指摘してきた。それは、ブルースクリーンになる原因としてのビデオドライバーの不具合。AdobeAcrobatの不具合。3つ目は何だったか。
解決策→→Windows updateで解決することもあります!!と‥‥
Windows updateしたら、7のService pack 1が入ってしまった。それで「アクション センター」の方は何とも言って来なくなったが、不具合は改善されない。
結局「アクション センター」の指摘通りATI Radeonのビデオドライバーを最新のものに更新したら直ったと言うお粗末。
しかし、64bit版の方はこういう不始末は起きないのが不思議。32bit版ではAdobeAcrobat Xに更新されたが、そんなこともない。
こういう何時ものPCの春の珍事ではなしに「ヤフー知恵袋入試問題投稿」という話が問題になって、東北の高校生が捕まった。
今日の夕刊や新聞社のWebでは、19歳の予備校生の話で持ちきりだった。しかし、考えてみれば今時、セキュリティという観点では甘い携帯電話で不正(カンニング)をするというのだから呆れる。当然、入試でカンニングという不正をすることは許されるものではない。
固有のIPアドレスからその元が辿(たど)れるというのは、この秋の尖閣問題を見てもニュースさえ見ていれば明らかだった筈である。見ていなくても、パソコンを扱っていれば常識の内に入る。
一方、警察の内部資料が流出した件は、プロキシサーバーを経由していた「プロ」の犯罪と言える。通称「串」とか言われていて、全く関係ないサーバーをいくつか経由して、目的地にたどり着く。
昔のハッカーの映画によく出で来るやつである。
ところが、携帯電話では例の「振り込め詐欺」に使われるプリペイド式の携帯電話でしか悪さは出来ない。
そして、今の携帯電話には写真を文字として読み取るOCR機能がある機種があるようである。結局そう言う「文字スキャン」をして送信したのではないかという予想がなされている。
又、この予備校生は京大の合格名簿などに載っている様だ。
こういう入学試験や資格試験というのは、一般にほとんど全部出来たという感じでないと合格しない。
特に医学部などは全問正解が基本で、一問間違えて不合格というのは良くある話である。
小生の頃の高校入試も全問正解以外合格者はいなくて、1問間違えて不合格という話は聞いた。
入試などは、昔も今も全問正解でなくとも入れることも当然ある。
そう言う場合でも「ほとんど出来た」という感覚は必要だが、そう言う試験問題の内でほとんどの受験生が「出来ない」という難問があることがある。
そう言うものは、誰も出来ない場合が多いから出来なくても良いが、出来れば大きいプラス点になる。
そう言う問題がカンニングで完璧に解けたとしたら、大きく合格に前進する。
だから、今回のカンニングというのはそう言った部分であると言えるかも知れない。
しかし、他の部分がほとんど出来ないと合格しないのであるから、仮定として考えてもカンニングしなくても合格したかも知れないのである。
そんな感じで大学に入ると、実はカンニングのオンパレードだったりする。
特に有名名門校だとカンニングに関しては緩かったりするから、尚更かも知れない。
一方、入学試験が面接と軽い試験だけだった様な大学だと、カンニング発見専門の第三の試験監督がいるという。
見つかれば停学で、留年だ。
そんな話とは別で‥‥‥
ある優秀な学生が集まる名門大学では、男子学生ばかりの中で美人の女子学生が「マドンナ」になったりすると、勉強を大してしなくても「優等」で卒業出来ることになっている。
そういうことがなかった場合、勝手に答案用紙が覗かれることなどはいくらでもあった。
小生なども大学4年の時にやられた。
覚えていたことが上手く出題され最初に解答したら、知らぬ間にそのまま後ろの学生に見られた。‥‥最初に解答したから「正答」だった筈だよね‥‥と言われてがっかりしたものだ。
大学の成績というものは、大学3年時までで決まるから4年生での成績は付け足し。
だから、目くじら建てて怒る気もしないという体(てい)たらくでもあった。


NZ大地震で「九死に一生を得る」幸不幸の不思議さ

2011-02-28 23:36:46 | 世の中妙な??事ばかり

NZ大地震で「九死に一生を得る」幸不幸の不思議さ

運命分けた昼食 ビル倒壊10分前に外出」(産経新聞・共同通信)と言う記事があった。
この記事では「ニュージーランド大地震で、崩壊したクライストチャーチ市の語学学校『キングズ・エデュケーション』から、発生10分前に昼食のため外出、難を逃れた生徒がいた。京都外国語専門学校の持田知穂さん(19)=滋賀県。」と書かれている。
ところが、この記事と同じようなことは、読売新聞2月26日朝刊には「初めて校外での昼食、その日に‥‥」別の女子学生の話として読売新聞独自取材として掲載されていた。こちらは、滋賀大学2年生の女性(大津市)。
共同通信伝で「地震前日の21日夜、友人女性から、学校の外で翌日の昼食を食べようと誘われた。」とあるのだが、実は4人で昼食を食べに学校を出たらしいことが読売報道でわかる。その後の状況や行動が同じなので間違いないだろう。
こういうふうに、ほんの少しのところで生死を分けると言う事は事件を見ると良くある様である。
考えれば、あの御巣鷹山で遭難した日航ジャンボ機でも満席でキャンセル待ちで搭乗して遭難した人もいれば、搭乗キャンセルして難を逃れた人もいると言うことである。
そう言うことは以前どこかで書いたかも知れないが、従兄弟のことで昔聞いたのもそうであった。
それは、まだ沖縄が返還されるずっと前の話。
沖縄の学術調査団の一行に学生の分際で加わっていた従兄弟。どこからか(どうと言うことがない)電報が来て急遽1日早く帰国(返還前なので)することになった。その一日早い飛行機で帰って来て何ともなかったのだが、翌日の予定で乗るはずだった飛行機は遭難したという話。
しかし、その遭難記事は結構大きな取り扱いだったから覚えているものの、ネットで飛行機の遭難記事を調べても良く分からなかった。
いずれにせよ、そう言う生死を分けそうな「難」を避けるのも運がよいとも言えるが、種々調べてみると実そうとも言えないことが多い気がする。
そう言う「九死に一生を得る」様な人というのは、長い人生で何故か3度くらいは大小はあろうとも「九死に一生を得る」様なことがある。
そして4度目はアウトというか、本当ならこんなことで何故と言うところで亡くなったりする。
事実「九死に一生を得た」様な人というのは、そんなことが多い。
考えれば、あの不死身のオーディー・マーフィー(Audie Murphy・第二次世界大戦で24個の勲章を受けた映画俳優・監督)も亡くなったのは単純な飛行機事故であった。
ここからは運命論みたいなものになるのだが‥‥‥こういう「九死に一生を得る」様な人というのは、実は普通の人と違って運勢が逆転していると考えている。
「九死に一生を得る」訳だから、ほとんど助からないのに運勢が逆転しているために自分1人だけ助かると言うわけである。
そう言うわけだから、普通の占いで「今年は良い年」と言うときは「悪い年」。そして「悪い年」と言うときは「良い年」になる。
しかし、その「良い年」が元々「悪い年」なのだから単純によい年になるわけではないところが悩みが多い運勢になる。
「九死に一生を得る」と言うことのために、その何倍も不運に悩まされる一方で、死地を数回脱するというのはやはり運勢は「ゼロサム」であると言うことである。
誰でも人生に一度は大金を手にすると言うのも嘘ではないから、宝くじで大金を当てると言うことだってありうる。
しかし、そう言う人はやはり不思議とその他では大金を手にすることはない。宝くじの当選というのも運勢的には何か問題がありそうである。
そうして、その運勢が逆転している人は「九死に一生を得る」時は「生」に振れ、誰もがそんなことで亡くなるものかという事柄で簡単に亡くなる。

いずれにせよ、そういう「九死に一生を得る」と言う様な経験は出来ればしないほうがよい。しかし、そんなことは運命づけられているから逃れようがない。
その上「運勢が逆転している人」の占いというのは、占いの枠外にあると言うものである。そう言う占いが全く当たらない人というのが世の中にいるのである。
そして、「運勢が逆転している人」かどうか調べることはある程度の経験則から推測出来るだけであると言うのも紛れもない事実である。


高崎市の自治基本条例の外国人地方参政権容認の不思議な光景

2011-02-15 23:56:51 | 世の中妙な??事ばかり

高崎市の自治基本条例の外国人地方参政権容認の不思議な光景

群馬県高崎市の市政運営の理念を定める「自治基本条例(仮称)」(まちづくり基本条例)で、外国人地方参政権容認する動きとして注目されている。
近年では産経新聞Web地方版で詳しく書かれている。
特に「高崎新聞」という「特定非営利活動法人メディア高崎」が運営する「高崎の都市力を発信するWebニュースサイト」ではより詳しく書かれている。
それによると「自治基本条例は、高崎市のまちづくりの最高規範となるもので、21人の市民委員と高崎市の職員によるプロジェクトチームによって、昨年(平成21年)8月から盛り込む内容の検討が行われてきた。」 という。
15日の報道では「最高規範」の削除されたが、高崎市市企画調整課は「市内に外国人は4,300人もおり、無視した街づくりは考えられない」という。(読売新聞地方版・Web共)

その「市自治基本条例検討市民委員会」の市民委員長が池田貴明という(写真で見る限り)若手の弁護士である
「高崎新聞」では「高崎市自治基本条例/素案公表で反響」として
住民投票について、素案では投票資格については何も記述されていないにもかかわらず、外国人参政権を認めるのは反対とする論調の意見が多くあった。この条例案では、外国人も高崎市のまちづくりを進める主役の一人として理解され、住民投票の投票資格については書き及んでいないことは明らかだ。条例中に投票資格が記述されていないことが、不安材料となったことも考えられる。」と言う様に高崎市の言い分を代弁している。

しかし、産経新聞による池田貴明市民委員長、嶋菊好市長公室長、松浦市長へのインタビューでは高崎新聞が書いているニュアンスとは全く違う。間違いないところでは、「市民」を国籍を問わないとしていることである。
条例素案を要約してある産経新聞Webを引用すると‥‥‥
「市が昨年12月に作成した条例素案では『市民』について外国人も念頭に『市内在住、在勤・在学者』と明記。市から条例作りを諮問された市民代表者も外国人を『市民』と認める提言書を市に提出済み」

そうして、高崎市側では「素案を住民に示した上で意見を求める『パブリックコメント』」を実施した結果批判が寄せられた途端に、委員会名簿をWeb上から削除したり種々非公開にしている。
こういう「自治基本条例(仮称)」というのは、長年松浦市政が続き今度引退するに当たっての花道の条例というのかと思ったりもする。
戦後の市政は石井市長による前橋市が断然リードして、それを真似るという高崎市というのが慣例だった。
その後前橋市が20年にも亘る石井市長であったために低迷し始め、その後助役から市長になった官僚市政、箱物市政が長く続いた。
続いて、市街地を空洞化させる新市街出身の市長市政が続き前橋市はとどめを刺された。
一方、元々松浦パンの社長から高崎市の市長になり、前橋市を反面教師として高崎は大発展した。その松浦市政も20年(?)続きもう引退らしい。
こういう多選市長の時には、いろいろと妙な事が起きるものである。
それにしても、高崎市というのは妙な官僚臭がする。
実はこの高崎市役所と前橋市役所の市民課を覗いてみると、前橋市がサービス業に徹した庶民的なのに対して、高崎市は官僚的である。
特に、今の高層ビルが出来る前の高崎市役所では、受付(インフォメーション)の厚化粧をしたオバサンからして非常に高圧的だった。その上学校でもあるまいし、何かのスローガンを掲げた張り紙がしてあったり妙なものでもあったと記憶する。
今の高層ビルの高崎市役所はではそんなことは無いが、高崎人というのは集団になると何か妙な雰囲気になるのである。
‥‥とは言っても、前橋市も市民課ではなく上層階に行けば打って変わって、県庁ほど酷くはないが官僚臭はする。
いずれにせよ、前橋なら「自治基本条例(仮称)」と言う様な条例は作らないかもしれない。作ったとしても、あの「平和都市宣言」みたいなものだ。
元々、高崎市では「最高規範との位置づけは、あくまでも理念的なもの。」という構想であったらしい。そして、「さかのぼっての条例書き換えや、今後制定される条例が縛られることは現時点ではない。条例はいずれも並列の立場で、住民投票条例も同じ。個別に定める」とWeb版では説明している。しかし、修正されたのは「前文の記述」であって、条文は残っている。

第10章 条例の位置付け

■ 条例の位置付け

市は、他の条例、規則等の制定改廃、解釈及び運用、総合計画等の策定及び運用その他市政運営に当たっては、この条例を最大限尊重し、及び遵守するものとする。」


‥‥と言う様に、今後制定される条例はこの「自治基本条例(まちづくり基本条例)」に制約される。
いくら市当局は「外国人地方参政権」を曖昧にして言及しなくても、条例が成立すれば条例の条文が生きる。
旧帝国憲法解釈が、明治の元勲が亡くなった以降に条文だけの解釈が行われたのは歴史が証明している。


日本相撲協会「八百長メール事件」の伝統とは

2011-02-02 22:39:32 | 世の中妙な??事ばかり

日本相撲協会「八百長メール事件」の伝統とは

相撲の八百長というのは、週刊誌で騒がれて何度も出て来て周知であったから、今回の「八百長メール事件」ではやはりそうかと言う感が強い。
週刊誌の方は、2007年の「週刊現代」が提訴されて一審で「4,290万円の賠償と記事の取り消し広告」。2010年10月に最高裁上告棄却で賠償額が「3,960万円に減額」された2審判決が確定したという。(読売新聞・夕刊)
週刊誌の名誉毀損損害賠償額も膨大だが、今回の「八百長メール事件」が真実としたら最高裁まで行って裁判官は、皆目は節穴だったと言う事になる。
それで、その時「どういう落とし前」をつけるのかとも思うが、こういうところは「それとこれとは別」と逃げるのが常套手段だろう。
事実こんな風に言っている。
「理事長は今回の問題を『過去には一切なかったこと』と強調、過去の疑惑が蒸し返されないようくぎを刺した。」(産経新聞)こんなことは、多分誰も信じないだろうけど。
そもそも、裁判官というのは日本相撲協会などの公益社団法人は悪いことをしないという思い込みがあって、個人やマスコミの言うことを信用しないことが多い。
強い物には巻かれろと言うのが、裁判官でも通用することがある。
相撲の八百長というのは大昔から何やら八百長臭いところがあって、千秋楽で「あと一勝で勝ち越し」と言うところでは必ず勝って勝ち越すことが多かった。
だから、「この勝負、勝ち越すのだな」と思うと間違いなくそうであったし、相撲の相手が「やる気なし」という場面もあった。
最近、「ガチンコ相撲」が多くなってやる気がないような相撲(無気力相撲)は見なくなったが、過去の取り組みだと八百長臭いものはずいぶんあったように思う。
こういう八百長相撲があったとすれば、そう言う相撲を経験したり耳にすることぐらい当たり前だろうから、相撲協会の理事などは間違いなく知っている筈である。
只、今もしているのかどうかと言う点が現役ではないから判らないだけなのかも知れない。

相撲というのは、国技、そして伝統と言うものを引きずる。
その伝統というものは、昔の宜い加減な「ごっつあん」の丸儲けから、賭け事まで何でも引きずっているのだろう。
要するに、伝統というのは良いことも悪いこともあるわけだ。
こういう伝統を引きずるのを公文俊平・多摩大学情報社会学研究所所長は「宗教文明」という。
この公文先生は、宗教文明についてその特徴を以下のように述べている。
○「自由」よりも「規律」が大事。
○宗教文明圏の背景にある基本的な価値観は、「伝統を維持」していくことが大事。
○伝統というものは放っておくと緩んでくるから(崩れてくるから)「復古」つまり昔に返ることが大事。
○過去こそ黄金の時代。過去に聖人か現れて‥‥
こんなことらしい。

この「宗教文明」の基準から見れば、相撲には賭博、賭け事や八百長なども全部は持っていたと言う事になる。
何と言っても伝統なのだから。


元米FBIフーヴァー長官を気取るのか民主党と最小不幸社会

2011-01-26 00:48:12 | 世の中妙な??事ばかり

元米FBIフーヴァー長官を気取るのか民主党と最小不幸社会

北沢俊美防衛相直轄の防諜部隊「自衛隊情報保全隊」が自民党国会議員らの講演に潜入し、現職自衛官の参加状況を監視していた問題。(産経新聞)
この問題は、産経新聞が報道して自民党国防部会で問題になっていることだが、産経他読売web版でも見られた。報道されなかったのは毎日新聞で朝日は簡単に報道するも夜半になったらどこにあるか分からない始末。
調査内容は、自衛隊員が参加の有無(氏名)と講演内容だというから「自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる昨年11月の『事務次官通達』」の一環であると言う。
こういう政治家などの行動を逐次報告したのが、米国ニクソン大統領下のFBIフーヴァー長官。
ところが、ジョン・F・ケネディ大統領になり、司法長官がロバート・ケネディになったために、フーヴァー長官の権限を制限しようとしたという話がある。
それにフーヴァー長官が抵抗し、秘密を暴露すると脅したために止めさせることが出来なかったという話もある。
これは一官僚が権力を持ってしまったことだが、民主党が言論統制を強化して国家権力として自民党の議員や保守系言論人を監視するというのはどう考えてもおかしい。
こういう言論統制に関しては、報道機関は敏感に反応するはずなのだが朝日、毎日新聞はほとんど無視の状態である。
民主党も朝日新聞なども所詮ご都合主義のダブルスタンダードだから、憲法違反でも何でもありと言うところだろうか。
それで、野党である自民党議員を監視させておきながら、野党に協議に乗ってもらいたいと言うのは虫が良すぎるというものだろう。
よく見れば、民主党というのは子ども手当て、高速道路無償化、高校無償化などのバラ捲きの政策の検証は事情仕分けでも一切しない。そして、その他の政策に関しても野党の意見と言うことを余り取り入れているように見えない。
そして散々言う「最小不幸社会の実現」とは共産主義社会の実現と同意義なのかも知れない。
その実現というのは、常識として国民全部が平等に「不幸」になれば「最小不幸社会」と言うものは簡単に実現する。
国民全部か裕福になって「最小不幸社会」にするというのであれば、そうするための金をどこからか持ってこなければならない。
しかし、それが出来ないからその手始めとして、消費税の大増税というのは「ゼロサム社会」と考えれば当然国民全体が貧乏になる事にしかならない。
その増税によって日本と言う消費社会を終わらせて、失業者を大量生産して国が失業手当を払う??
当然税収が上がらないから社会保障費は足りなくなり、その金をどこから出すのか良く分からないと堂々巡り。
要するに、最小不幸社会というのは実現不可能である。
ここである共産主義者(社会主義者)の意見を借りると、「最小不幸社会の実現」には国民を全員公務員にしてしまうのだそうな。そして自由経済の民間人として働くのならそのための税金を払うという妙な話なのである。
そんなことが経済として成り立ちもしないし、実現出来もしないというのはロシアや中国などの共産圏の失敗を見ても明らかなのに、未だに夢想を描いてる人物もいる。
但し、そう言う人物に限って経済活動をした事もなく、かつ現状において金銭には心配がないという人達であるというのは紛れもない事実である。
そうして、もう少し引いてみると彼らが理想としているのが、スウェーデンなどの様に半分が公務員で高負担、高福祉社会であることが分かる。
公務員の待遇を民間にと言うくらいだから、相当の経済音痴である。
事実は小説よりも奇なりで、スウェーデンでは中小企業は税の高負担のために成立していない。そのためその高福祉を支えているのが軍事産業(死の商人)であると以前から述べている。まあしかし、共産主義者はご都合主義だからそんなことは関係がない。
そんなものだから、日本のGDPの十分の一しかないスウェーデン社会の仕組みと歪みは全く無視して、お話にならないこれまた夢物語である。

この様に今の菅政権というのは密かな言論統制までを敷き、又あわよくば人権委員会という秘密警察を組織して、共産主義社会に突入させようとしている。
そんなことは国民に知れ渡ってしまったから、支持率は上がるべくもないし次期の衆議院選挙では下野するというのは既定事実化している。
そう言う国民の意思から浮いて求心力の欠けた政権というのは、言論統制を敷いて独裁化に走ると言うのが世界の常識である。
ところが、ここは日本国憲法によって取りあえず押さえ込まれている。
世界中の政権は、フランスで共産党が政権を取った時でさえ、軌道修正して中道保守へ政策転換した。ところが、今の民主党はそんなところが見えない。
既に、応援団にも見放された末期症状の民主党政権。
この政権に尻尾を振る人達は、いずれ国民から排除される運命にあるが、それでも尻尾を振りたがる人達がいるというのは不思議なものである。