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"四季折々 この一枚″

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「新緑を求めて」二泊三日の旅(4)

2015年05月17日 12時18分37秒 | 紀行

京都に一泊した私たちは、5月9日、JR京都駅から新快速で大阪へ向かいました。

一向は7人ですが、なにせ、80歳を越える高齢者が4人のため、移動が大変でした。

京都駅は人、人、人で、7人全員がこぼれることなく、よく乗れたとおもいました。

大阪駅から、タクシーでミナミに移動、13時過ぎに法善寺横丁に着きました。

法善寺横丁は江戸時代、浄土宗法善寺境内の露店から発展しました。

明治から昭和の初期にかけては,

寄席や飲食店が軒を連ね付近はにぎわいました。

昭和20年、あの空襲で付近はすべて焼けました。

その後、復興した横丁の飲食店は、平成14、15年と二度の火災にあいました。

現在は、飲食店の中に、「水かけ不動」と「金毘羅堂」が残るだけです。

建ち並ぶ飲食店は60軒余り、

今、なお、浪花情緒あふれる一角として、にぎわっています。

横丁の道幅は2.7m。長さ、約100m。

小料理屋「正弁丹吾亭」の前には、この地を愛した文壇を代表する人たちの
「文学碑」や「句碑」がたっています。

小説「夫婦善哉」で一躍有名になった織田作之助の

「行き暮れて ここが思案の 善哉かな」の句碑もあります。

また、藤島桓夫のヒット曲、「月の法善寺横丁」の歌碑なども目立ちます。

この日は、小雨まじりのあいにくの天気。
連休の後だったこともあってか、人出も比較的少なかったようです。

昼食時間を含めて2時間あまり。
急いで梅田に戻り、阪急高速バスで有馬に向かいました。

                                                     (つづく)