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"四季折々 この一枚″

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「新緑を求めて」二泊三日の旅(3)

2015年05月14日 15時56分18秒 | 紀行

源光庵の本堂にある二つの窓。紅葉の時季ににぎわう部屋です。

丸窓は、「悟りの窓」と名付けられ、角窓は、「迷いの窓」と呼ばれています。

悟りの窓は円形に「禅と円通」の心を表わし、大宇宙を表現します。

迷いの窓は角型に「人間の生涯」を象徴し、
生老病死の四苦八苦を表わしている、と言われています。

660年余りの歴史を持つ「源光庵」は曹洞宗のお寺で、観音像がまつられています。

曹洞宗といえば道元禅師ですが、
禅師の書画や木版が保管されていると言います。

本道裏の庭園は枯山水で、北山を借景とし、四季を通じて趣があります。

もう一度、悟りの窓を見てください。

紅葉の時季は一層の風情があります。

源光庵の筋向いに「光悦寺」があります。

ここも紅葉には見逃せないお寺のようです。

小雨も降り出し、次の予定もあったので、「光悦寺」の拝観は中止し、
ホテルのバスでJR京都駅へ向かいました。
   
                                    (大阪・法善寺へつづく)