ニレの木陰 2014-06-06 13:15:27 | 四季折々 北大はエルムの学園と呼ばれるように、楡の樹が多い。それも大人が両腕を拡げて、二人がかりで辛うじて届くくらいの大樹で、それがようやく芽生えかけてきた芝生に濃い影を落としている。 その朝の空気を吸う時、美砂はたしかに自分が北海道にいることを実感する。家も、緑も、空気も、すべてが本州と違う。すべてが爽やかで、乾いている。 渡辺淳一『流氷への旅』より « ちかごろの研究論文update140605 | トップ | メタン栄養研究集会のご案内 »
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